グローバル5.5倍バランスファンド運用状況2023年10月。

運用状況

そいえば日興アセットマネジメントさんちの非公式キャラクターの青い人の新作動画が出てて。

新NISAの説明動画?なのかな。今回も全3部の大作。

日興アセットマネジメントさんらしいというか。たぶん新NISAで浮かれている層には1ミリも刺さらない動画。

・・・。

穿った見方をすれば、新NISA向けに顧客基盤を作れていないから「新NISAがすべてじゃないさっ!」みたいなこと言ってるーとも受け取れて。

もしかしたらそうなのかもだけれど。

相手からどう見られるかよりも、「ここで伝えるべきこと」を伝えることを選んだマジメな動画だと思ったんだよ。

日興アセットマネジメントさん大丈夫かなぁ・・。別の意味で心配。

・・・。

今回は、ビットコインがぎゅんぎゅん値上がりしていて、理由はなーにー?といえば、どうもETFの審査が通りそう・・とかいう期待感らしく。え?もしかして下落フレンズと思っていたのに、グローバル5.5倍バランスファンドだけ取り残されたみたいで寂しいの?ねぇねぇ、寂しいの?みたいな。そんな感じのお話。たぶん。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20231113
基準価額:6,129円 / 前日比(円)-141円 / 前日比(%)-2.25% / 純資産総額98.09億円

項目通貨ペア価格52週範囲
ドル円USD/JPY151.5150(JPY)127.2540 – 151.5590
ビットコインBTC/USD37,078.87(USD)15,599.05 – 37,926.26
イーサリアムETH/USD2,052.09(USD)1,081.14 – 2,137.45
リップルXRP/USD0.661879(USD)0.321628 – 0.887511
ステラルーメンXLM/USD0.124331(USD)0.070841 – 0.183018
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数数値52週範囲
米国株式CRSP US Total Market Index3,152.802,716.61 – 3,321.77
S&P500S&P500 Index4,415.243,764.49 – 4,607.07
NASDAQNASDAQ Composite Index13,798.1110,207.47 – 14,446.55
英国株式FTSE 100 Index7,360.557,279.86 – 7,681.50
独国株式DAX Index15,234.3913,599.35 – 16,528.97
日本株式TOPIX Index2,346.471,862.27 – 2,438.02
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF価格
(USD)
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets Index Fund ETF
Ticker:VEA
43.8341.48 – 47.81
新興国株式Vanguard
Emerging Markets Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
39.3837.46 – 43.22
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term Treasury ETF
Ticker:SPTS
28.6928.58 – 29.44
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term Treasury ETF
Ticker:SPTI
27.4627.01 – 29.40
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term Treasury ETF
Ticker:SPTL
25.9824.47 – 31.67
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
179.51161.28 – 191.36
コモディティiShares
S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF
Ticker:GSG
20.8718.65 – 22.95
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

News

最近の出来事

  • ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、26日、英国防省は北朝鮮の弾薬がロシアへ渡ったのはほぼ間違いないと分析を発表、数週間でコンテナ1,000個以上が運び込まれていると考えられ、イランやベラルーシと並び北朝鮮も重要な武器供給国の一つになると指摘した
  • 7日、パレスチナのガザ地区を支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの軍事テロが行われた、女性子供を含む民間人が虐殺され、イスラエルで1,300人以上、パレスチナで1,100人以上が死亡したと報告された
  • 8日、イスラエルはハマスに対し正式に宣戦布告を行い、戦争状態に突入した
  • 1日、正確な消費税の納税額把握を目的とした税額控除制度、インボイス制度が国内で開始された

My mutual fund

この記事で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

スクリーンショットは、2023年11月1日に撮影したものです。(なんやかんやで記事書いているとズレてくるのでご注意。)

保有銘柄

保有銘柄

松井証券さんでは経費が一定額を越える投資信託を保有していると、経費から一定の額(松井証券さんの取り分)を抜いた残りをポイントとして還元してもらえるサービスがあって。グローバル5.5倍バランスファンドは年0.3%のポイントが付与して貰える。eMAXIS Slim先進国はポイントを使って積み立てられたもの。

以上、ここまでがステマ・・。

だったのだけれど。

前回の記事でもちょろっと、新しいポイントサービスのお話を書いていて。あー、今までポイントが付与されなかった信託報酬が低いファンドにもポイント付くようになるんだなーって。ぼやんと考えていた。

でもちょっと!

ちょっとお待ちなさいなっ!!

・・・。

風のうわさで小耳に挟んだんだんだよ。実は今回の改定版のポイントサービスは、販売会社の手数料がほぼポイント付与数になっているという話。

いやいや、それじゃあ松井証券さんの儲けなくなっちゃうじゃないさって。

まさかねぇ。

えーっと、グローバル5.5倍バランスファンドのポイントは・・。

・・・。

改定前:0.3% → 改定後:0.6%

Oh・・。

そもそも販売会社側の報酬高すぎだろとかアレな点はおいておいて。(数字決めてるのは日興アセットマネジメントさんだし。)むしろ自社の取り分全部吐き出してしまって松井証券さんは大丈夫なのだろうか・・って。

10月にもらえたポイント数は944ポイント。

このペースなら年間獲得ポイントは11,328円・・。ではなくて、12月からまさかの月1,888ポイントで年間獲得ポイントは22,656円?

ほんとに?!

・・・。

ねぇねぇ、「投信保有ポイントなら〇BI証券一択(キリッ」とか言ってたインフルエンサーさんたち、ただの〇ヌケになっちゃうけど大丈夫?恨まれたりしない?(←煽ってる。

基準価格情報

基準価格情報

これはまだ10月分だから、最大下落率には反映されないみたい。

落ちてるなー。

これを書いている時点では「なんやかんや」あって基準価格は6,000円台に復帰している。10月で最安値更新おしまい?かも。

おしまいにしてー汗。

基本リスク指標

基本リスク指標

今回も比較してみる。えーっと。

項目トータル
リターン
累積6ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率6ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
6ヵ月
リスク
(年率)
6ヵ月
トータル
リターン
累積12ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率12ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
12ヵ月
リスク
(年率)
12ヵ月
トータル
リターン
累積3年
(%)
トータル
リターン
年率3年
(%)
シャープ
レシオ
3年
リスク
(年率)
3年
9ヵ月前▲23.8▲56.7▲1.2345.9▲57.8▲75.9▲1.7343.9
8ヵ月前▲26.8▲54.5▲1.1846.7▲44.8▲44.4▲0.9845.2
7ヵ月前▲22.1▲41.3▲0.8946.6▲46.6▲47.7▲1.0346.4▲29.0▲5.2▲0.1535.0
6ヵ月前14.623.10.5641.5▲40.5▲41.0▲0.8747.0▲9.32.80.0834.6
5ヵ月前8.726.90.7536.1▲30.5▲25.2▲0.5447.0▲19.5▲1.5▲0.0433.6
4ヵ月前▲1.4▲9.8▲0.3131.2▲27.9▲23.3▲0.5046.7▲23.2▲3.1▲0.0933.6
3ヵ月前15.323.30.8427.8▲12.1▲5.3▲0.1242.4▲25.7▲4.2▲0.1333.5
2ヵ月前1.0▲11.4▲0.4227.1▲26.1▲23.1▲0.5541.8▲32.6▲7.6▲0.2332.8
先月6.219.40.7127.2▲17.3▲23.0▲0.5442.6▲37.8▲10.3▲0.3132.9
今月▲19.6▲52.7▲2.0625.5▲7.8▲0.5▲0.0139.8▲47.2▲15.2▲0.4534.1
基本リスク指標どんどこ前と今月の比較(2023年11月1日付け)

色の意味は、上向きが、下向きが。(リスク以外はプラスが上向き、リスクのみ低い方が上向き。ズレてたらごめんなさい。)

半年がドーン悪化、1年は継続して改善傾向。3年はドンドコ悪化。全期間を見渡してリスクの値が最も高いのは未だに1年・・。

次回は11月末だから、いまの景気観をみる限り持ち直しそうにも感じるけれど。うーん。3年の数字がプラス転化するのには、まだ時間が必要そう。

Composition ratio

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの9月マンスリーレポート(2023年11月1日に参照)を参考にしています。

つまり、2023年11月1日に最新のマンスリーレポートを見たら、9月29日付けの資料が最新だったよといったお話です。

世界株式

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国株先物ミニ(S&P500)66.768.169.9↑1.8
欧州欧州株先物(ユーロ・ストックス50)14.012.412.6↑0.2
新興国新興国株先物ミニ(MSCI EM)8.78.48.8↑0.4
日本日本株式先物(TOPIX)6.05.35.6↑0.3
英国英国株先物(FT100)3.53.63.9↑0.3
その他0.00.00.0
株式先物合計98.997.9100.7↑3.2
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界株式)

世界REIT

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国VANGUARD REAL ES-ETF15.615.816.0↑0.2
オーストラリアVANGUARD AU PROP-ETF3.23.33.3
英国ISHARES UK PROPE-ETF2.42.52.5
日本上場インデックスJリート隔月2.32.12.3↑0.2
シンガポールNIKKOAM-STRAITST-ETF1.01.01.1
その他0.00.00.0
REIT現物合計24.424.525.2↑1.3
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界REIT)

先進国債券

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国国債先物2年90.590.792.8↑2.1
米国米国国債先物10年89.388.890.0↑0.2
フランスフランス国債先物10年39.040.742.1↑1.4
日本日本国債先物10年39.039.434.7↑5.3
米国米国国債先物30年34.332.231.3↓0.9
ドイツドイツ国債先物10年29.428.730.2↑1.5
イタリアイタリア国債先物10年22.222.222.1↓0.1
英国英国国債先物10年16.016.817.4↑0.6
ドイツドイツ国債先物30年6.96.77.1↑0.4
日本日本国債現物25.126.129.4↑3.3
その他0.00.00.0
債券先物合計366.6366.2367.7↑1.5
債券現物合計25.126.129.4↑3.3
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(先進国債券)

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国金先物24.724.624.7↑0.1
その他0.00.00.0
金先物合計24.724.624.7↑0.1
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(金)

あれれ・・。全体的にあげてる。

時期的なもの?9月29日のチャートを公式で見てきた感じ、6,000円台を割って5,000円台に突入した頃だからもうちょっと落ちているイメージだった。

債券でもなさげ。はて・・。グローバル5.5倍バランスファンドは資産の5分の4以上が先物だから為替の影響はそこまで受けないと想像しているけれど。

What is the current policy interest rate?

調べてみたら割とスタンダードな情報の気がしたので、しばらく眺めてみることに。

グローバル5.5倍バランスファンドが、債券で保有している国の政策金利はこんな感じ。

国名政策金利(%)決定日メモ
米国フェデラルファンド金利:5.25 – 5.502023年11月1日更なる利上げの可能性は排除せず
日本超過準備預金の金利(短期):▲0.102023年10月31日粘り強く金融緩和を継続
ユーロ中銀預金金利:4.00
リファイナンス金利:4.50
限界貸付金利:4.75
2023年10月26日利下げ利下げゆーな
英国準備預金金利:5.252023年11月2日GDP成長率が平均下回りそうだし
各国の政策金利一覧(2023年11月12日付け)

数値上は変更なし。日本以外の先進国は利上げを一旦止めている状態。

インフレが収まったから止めたのではなく、これ以上あげると自国経済が壊れてしまうからが大枠の理由っぽくて。どこもかしこも足元がグラついている状態なのかなって。うーん。

Factors behind price fluctuations

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの9月マンスリーレポート(2023年11月1日に参照)を参考にしています。

基準価額騰落の要因

項目2022/102022/112022/122023/012023/022023/032023/42023/52023/62023/72023/82023/9設定来
基準価格6,3766,7857,3356,4187,3526,6467,3067,3377,2297,4037,4267,05810,000
支払分配金0000000000000
世界株式375215▲203341▲6512112157254255▲178▲2952,359
世界REIT6658▲45113▲51▲7245▲474742▲26▲12067
先進国債券▲43383▲584439▲596506▲111▲223▲189▲238▲230▲735▲7,725
▲24945786▲1131361▲38▲5638▲27▲77112
その他要因35▲199▲143▲45118▲3115103119▲7493451,063
合計409550▲917934▲70660671▲14817423▲368▲1,182▲4,124
当月末基準価格6,7857,3356,4187,3526,6467,3067,3777,2297,4037,4267,0585,8765,876
グローバル5.5倍バランスファンド基準価格騰落の要因一覧

数字として追加された列は2023年9月分。

金以外は直近1年で最大の下落を記録している。ひいいい。

現状は債券のマイナスが7,725で、株式が30%をカバー、残りをREITと金、為替あたりがカバーしてマイナスを4,124に抑えている感じ。

現在の株価よりも債券のマイナスの方が高い。ぐうー。

Sister mutual funds

おまけ。ぼんくらーず。

ぽんこつ基本情報

これは基本情報。

これは11月の1日に撮った情報だから、ごーごーへぶんしてるけれど。うん、そこからちょっと未来人的な感想では「ここよりは」持ち直すみたいなので。何とかなるかなぁ。何とかなるといいなぁ・・。

ても、このシリーズを買うとかいうクレイジーなひとがいたらトンカチで頭カチ割っても止めた方が良いと思う。

ぽんこつ実績・評価

こっちは実績と評価。

騰落率を先月と比較するとこんな感じ。

ファンド名前々回の
騰落率(%)
前回の
騰落率(%)
今回の
騰落率(%)
前回との
差異(%)
グローバル3倍3分法ファンド▲21.2▲26.7▲30.5↓3.8
グローバル5.5倍バランスファンド▲53.4▲61.7▲63.7↓2.0
Tracers グローバル2倍株▲5.6▲12.4▲20.0↓7.6
ぼんくらーずの騰落率の遷移

今回はTracers グローバル2倍株のボラが一番大きかったのかな。

忘れがちなことで、Tracers グローバル2倍株以外の2ファンドはバランスファンド。ボラが小さいはずなんだよね。うん。世間一般でいうところのバランスファンドであれば。

Ranking of investment trusts you don’t know

今を読み解くのに面白い気がするので、投資信託ランキングを眺めて締め。

投資信託の資金流入ランキング

これは資金流入ランキング。

1位にインベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算)、2位にeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、3位に日経255ノーロードオープン、4位にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、5位に楽天日本株4.3倍ブル。

やはりというか、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が上げてきたね。日経255ノーロードオープンと順位が入れ替わった。

んー。でも、5位の楽天日本株4.3倍ブル、6位のSBI日本株4.3倍ブルと国内ファンドが並んでいるから、まだまだ国内インデックス買いたい勢がガンバっている感じは変わらず。かな。

8位のSBI・V・S&P500インデックス・ファンドは1ランクアップで。あれ?インド系ファンドが0になっちゃってない?

投資信託の資金流出ランキング

これは資産流出ランキング。

キタ!

全世界待望、我らが投資のソムリエさんが1位を奪取!うおおおおお!

続く2位につけるのはアライアンス・バーンスタインさんの米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配提示型、3位は東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)、4位にピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)、5位に楽天日本株3.8倍ベア2。

全くの偶然だと思うけれど、資金流入ランキングの5位と6位、資金流出ランキングの5位と6位が方向性が逆のファンドが並んでいる。

資金流入ランキングは楽天とSBIのブル型ファンド、資金流出ランキングは楽天とSBIのベア型ファンド。

9位の高成長インド・中型株式ファンドはファンドスコアとトータルリターン的にはそこまで・・と思ったものの、昨今のインド系ファンドの信託報酬競争で愛想つかされたパターンかな?分配金出している割に基準価格は10,000以上をキープできているし。

新NISAでこういった資金移動はドンドコ進むのかもだね。

ファンドスコア×トータルリターンランキング

次はファンドスコア×トータルリターンランキング。

ぎゃー!UBS原油先物ファンドぱいせんが一瞬で圏外に消えていったー涙。

うう、きびしい・・。

1位はSBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド、2位はイーストスプリング・インド消費関連ファンド、3位はダイワ・ダイナミック・インド株ファンド、4位はダイワ・インド株ファンド、5位はグローバル株式インカム(毎月決算型)。

おおー。上位4位までインド系ファンドだ。

ここに来てインド系ファンドの成績がよさげになってきてる?集計が9月中みたいだから、まだブイブイいわしていた頃だっけ。

あと、6位にドイチェ・インド株式ファンド。前回から4ランクアップ。確かドイチェさんはファンド・オブ・ファンズで、中身がMSCIのインデックスなんじゃなかったっけ?

昨今流行りの30銘柄とか、50銘柄集中投資型(信託報酬が安ければジャップは買うだろう)インド系インデックスとはちょっと趣向が違ったような・・。

んー。

ちょっと待ってて。

・・・。

ふむり。

MSCIの公式検索がタコ過ぎて見つかりません・・涙。

なんでIndiaを検索してIndexを全ヒットさせてくるのよ、〇カなんじゃないの。もおおお。

はぁ・・。

仕方ない、今回はFactSheetのみで。

FactSheetによれば、MSCI India Indexはインドの株式の85%をカバーしていて、122銘柄で構成してるよって書いてある。MSCIのお約束で考えれば時価総額で組んでいるのかな。

だだ、上位10銘柄でインデックス全体の40%近くを締めているので、どこかのNASDAQ並みに分散に期待できるインデックスでもないかも・・。

パフォーマンスはこんな感じ。

1Mo
(%)
3Mo
(%)
1Yr
(%)
YTD
(%)
3Yr
(%)
5Yr
(%)
10Yr
(%)
Siene
May31,1994
(%)
MSCI India▲2.97▲3.234.164.7513.3610.778.3310.47
MSCI
Emerging Markets
▲3.89▲12.1610.80▲2.14▲3.671.591.197.06
MSCI ACWI IMI▲3.33▲10.069.435.756.457.116.615.77
MSCI INDIA INDEX PERFORMANCE NET RETURN(OCT 31, 2023)

今年は不調っぽいけれど、10年で見ると良い感じの数字だね。

あれ?

OCTOBERだから10月だよね、ACWIってこんなに成績悪かったっけ?いや、好みではないので全然いいのだけれど、流石にここまで悪かったっけかなって。

IMIってなんじゃらほい?というと、MSCIハンドブックによれば「大型株+中型株=スタンダード指数」、「スタンダード指数+小型株=IMI指数」ということらしい。

んー。

んー?

変だな。MSCIの公式でACWIの資料を拾ってこよう。

・・・。

で、これがMSCI ACWI IndexのFactSheetからの数字。

1Mo
(%)
3Mo
(%)
1Yr
(%)
YTD
(%)
3Yr
(%)
5Yr
(%)
10Yr
(%)
Since
Dec29,2000
(%)
MSCI ACWI▲3.01▲9.6210.506.756.687.476.815.49
MSCI World▲2.90▲9.3110.487.888.148.277.535.59
MSCI
Emerging Markets
▲3.89▲12.1610.80▲2.14▲3.671.591.197.06
MSCI ACWI INDEX PERFORMANCE NET RETURN(OCT 31, 2023)

むー。MSCI Emerging Markets はどちらも同じ数字になってる・・。つまり、同じ期間を指しているのは間違いなくて。

(ちなみにMSCI ACWIは全世界のIndex、MSCI Emerging Marketsは新興国のみのIndexで、MSCI Worldは先進国のみのIndexだよ。)

MSCI ACWIの数字はMSCI India IndexのFactSheetの数字と似ているけれど、ちょっと違う。

あー、えー。

・・・。

そゆこと?

つまり、ACWIにはIMI付きと無しがあって、IMIが付くと大型・中型・小型を取り込んだACWIになると。でもって、IMIが付かないと大型優先(時価総額順だから)になる。

あり?そういう仕組みだっけ。

MSCIハンドブックによれば、ACWIの方は大型と中型って書いてあるから、IMI付きは明確に小型入れますよって意味で使っている?だとすれば数字が異なることには説明が付く。

うーん。モヤモヤするけれど、ちょっと宿題にしよう。

最後にMSCI India IndexのFactSheetから、セクター比率を持ってくるとこんな感じ。参考にACWIのセクター比率も横に付けてみる。

SECTORMSCI India
WEIGHT
(%)
MSCI ACWI
WEIGHT
(%)
金融27.1115.7
情報技術13.0322.06
一般消費財11.4911.0
エネルギー10.685.16
生活必需品9.297.2
素材8.494.47
資本財7.3210.27
ヘルスケア5.1211.7
公共3.962.71
情報通信2.827.48
不動産0.672.26
MSCI India Index Sector Weight+ACWI(OCT31, 2023)

金融高いなぁ・・。とはいえ、他のインド系ファンドよりは落ち着いた配分。目に付くのは、エネルギーと金融が高く、情報技術とヘルスケア、情報通信、不動産が低い・・かな。

何となく、国が成長すれば上がってきそうなセクターがチラ見えしてる感。

値上がり率ランキング

これは値上がり率ランキング。

1位はスパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド、2位はiFreeNEXT ATMX+、3位はダイワ・ブラジル株式ファンド、4位はブラジル・ボンド・オープン(年1回決算型)、5位はブラジル・ボンド・オープン(年2回決算型)。

んん?!

前回のトップ3が全部圏外になってるの?!

というか、前回のトップ10全部圏外だ・・。なんという焼肉定食。

今月は3位から5位がブラジルで、IPOとか新世代とか、国内小型株というラインナップから新興畑への投資が調子が良い感じ?

はげしいなぁ・・。

値下がり率ランキング

最後は値下がり率ランキング。

1位はニッセイAI関連株式ファンド(年2回決算型・為替ヘッジなし)、2位はDWSロシア・ルーブル債券投資(年2回決算型)、3位はDWSロシア・ルーブル債券投資(毎月分配型)、4位はテーマレバレッジ ヘルステック2倍、5位はテーマレバレッジ DX2倍。

こちらのランキングも総入れ替え?かな。はえー。

1位のニッセイAI関連株式ファンド(年2回決算型・為替ヘッジなし)はAIとかホットなテーマじゃないの?って思ったけれど。これ、年2回決算でわかるように配当出してる。分配金利回り12.28%とか、ひえーい。めちゃめちゃ出てるー。

トータルリターン(年率と仮定して)14.7%の信託報酬が1.8925%だから、えーっと。

14.7-(12.28+1.8925)=0.5275

ああ、うまいこと出来てるなぁ・・。これつまり、見えている数字でわかる範囲だとタコ足じゃなくて、プラス0.5275%成長している。(基準価格10,000を割ってないしネ。)

でもテーマ株だから、リスキーなことに違いはないけれど。

ブームが終わる前に逃げられれば高配当銘柄としてはアリなのかも。ニッセイさんヤバめなところ攻めてるなぁ。

ちょっと興味が出てマンスリーレポートも覗いてみた感じ、4月と10月の25日に決算のようなので、ランキングの集計期間10月23日から10月27日に丁度決算が挟まっているのかも。そこで配当が支払われたので基準価格が落ちた感じ?

配当履歴によれば2022年の10月、2023年の4月と2回連続で無配だったようなので、利益がなければ配当を出さないルールで作ってあるようだし、ありなしでいえばありかも。

テクノロジー系の企業は無配のイメージがあるけれど、これってたぶん、キャピタルゲインの方もマイナスにならない範囲で配当化していってる。言うなれば余剰利益自動売却式ファンド。

ふむー。何かに使えないかなぁ・・。

・・・。

おつかれさまでした。

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