こっそりとトワナナさんちのシステムトレードのお話。
Stellaの発注機能は仮想化がされていて、ザラ場中という限定で資金使わずに取引ができる。経緯的にはプログラムが意図通りに動くまでに誤発注やミスが多く、損失が沢山出たことと。KabuStation APIのテストサーバーが想像よりもアレだったので、実質本番サーバーで開発せざるを得なくて仮想化をすることに。
トレーディング・システムの構築だから仕方がないけれど。仮想化は実際に発注を行わないため板への影響が無く、取引としてもまったく同じにはならない。でも、戦術プログラムの開発には使えるかなって。検証に使用している。
トワナナさんテクニカルとか詳しくないので、導入予定のローソク足を利用するテクニカル判定の組み入れ過程をメモしていったら、ちょっとたのしいかなって。そんなお話。
memo
グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20221207
基準価額:7,525円 / 前日比(円)-184円 / 前日比(%)-2.39% / 純資産総額78.55億円
日経平均:27,885.87円 / ドル円:136.93円
ダウ平均:33,596.34 / ナスダック総合指数:11,014.89 / S&P500指数:3,941.26
be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
diary
前回のおはなしはこちら。Stellaってなんやねんと気になった方は参考になるかも。ならないかも。
株式自動売買戦術プログラムの名の通り、Stellaはザラ場前に仕掛けておけば自動で取引をしてくれる。何か界隈を調べた限りでは、みんな日をまたいで自動売買し続けるみたいで。スゴイなーって。
今のStellaはポンコツ過ぎてお任せなんてとても。一応、当日内でも取引回数上限と、連続での損失で停止するようにはしてあるけれど。
※この記事で掲載しているスクリーンショット画像はマネックス証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

これは今回取引に使ったMAXIS日経255上場投信(1346)のチャート。これをベースに反省会。たぶんだけど、トワナナさんがいちばん最初に裁量で取引きした銘柄かも。当時AUカブコム証券では現物取引の手数料無料に設定されていて、これとSPDR S&P 500 ETF Trust(1557)あたりで取引していた。
取引が1株単位なのと、何となく知った株ということでStellaの開発でもお世話になっている。先物を使っているから、手数料はそこまで気にしなくてもよいのだけれどね。
えーと。2022年12月5日のStellaの成績は。損益▲150円、買い建て戦略(勝ち4・負け7)、売り建て戦略(勝ち0・負け0)だったみたい。買い建て戦略のみ?あれ?うーん、チャートを見ると、一応上りが多いのかな。
よし。ここからはログを見ながら個別の取引を追ってみる。
初回は9:10ごろに28830円でエントリーして、9:20ごろに28865円で返済、+35円。2度ほど仮想トレーリーストップが発動していたみたい。何か伸びないのはロジックがおかしいのかな。はて。
2回目は9:21ごろに28890円でエントリーして、9:23ごろに28855円で返済、▲35円。ここでいきなり利益ゼロの振りだしに。チャートを見ると同時刻は長めに上下を繰り返しているから、ベースは過去の方向を見てエントリーするStellaが苦手な地合いかも。
3回目は9:24ごろに28865円でエントリーして、9:26ごろに28825円で返済、▲40円。板的には値を下げ続けているからエントリー判断がよくない。うーん。
4回目は9:28ごろに28860円でエントリーして、9:36ごろに28880円で返済、+20円。仮想トレーリーストップが2度動いているけど、あれ?やっぱり伸びない。
5回目は9:42ごろに28865円でエントリーして、9:49ごろに28885円で返済、+20円。同じく仮想トレーリーストップが2度発動してた。
こうやって小まめに捕れるところを拾っていければ、システムトレードって勝てるのかなーって、思うのだけれど。今日は建玉を持っている時間が短い気がするので値動きが荒い日だったのかな。
続き。
6回目は10:02ごろに28860円でエントリーして、10:06ごろに28820円で返済、▲40円。板的には下り坂なので、これもエントリーがよくない気がする。
7回目は10:10ごろに28845円でエントリーして、10:14ごろに28820円で返済、▲25円。これも板的には下り一辺倒。チャートを見ると、10時半ごろまでずっと下っている。ローソクを見ると長い上ヒゲが出ているから、テクニカルを見ていれば売り建てに切り替えられる場面?
8回目は10:19ごろに28830円でエントリーして、10:23ごろに28865円で返済、+35円。チャートは陰線に見えるけれど、よくここで拾えた感じ。
9回目は10:24ごろに28885円でエントリーして、10:42ごろに28860円で返済、▲25円。板的にはあまり動きが無く落ちて行った感じ。あと2回。
10回目は10:50ごろに28875円でエントリーして、10:59ごろに28845円で返済、▲30円。板的には途中まで上げかけていて、でも後半落ちて行った。
11回目は11:03ごろに28895円でエントリーして、11:08ごろに28855円で返済、▲40円。板的には下一直線。はふん。
あれ?もう一回分ある。取引数の計算間違っている?
12回目は11:14ごろに28875円でエントリーして、11:25ごろに28850円で返済、▲25円。あ、これはタイムアウト分だ。ザラ場が終わる5分前に強制決済するようにしてある。デイトレな作りなのでエントリーしてレンジにかからなかった分は切ってよいという考え。
ボロボロだけれどまとめ。
IN時刻 | OUT時刻 | IN価格 | OUT価格 | 損益 |
---|---|---|---|---|
9:10 | 9:20 | 28830 | 28865 | +35 |
9:21 | 9:23 | 28890 | 28855 | ▲35 |
9:24 | 9:26 | 28865 | 28825 | ▲40 |
9:28 | 9:36 | 28860 | 28880 | +20 |
9:42 | 9:49 | 28865 | 28885 | +20 |
10:02 | 10:06 | 28860 | 28820 | ▲40 |
10:10 | 10:14 | 28845 | 28820 | ▲25 |
10:19 | 10:23 | 28830 | 28865 | +35 |
10:24 | 10:42 | 28885 | 28860 | ▲25 |
10:50 | 10:59 | 28875 | 28845 | ▲30 |
11:03 | 11:08 | 28895 | 28855 | ▲40 |
11:14 | 11:25 | 28875 | 28850 | ▲25 |
合計 | ▲150 |
エントリー付近の数値を見ても、28820から28890付近でのレンジに見える?上下が大きいということは、レンジ内に留めておけば損切りしなくても助かるはず。例えば建玉を距離を空けて配置するような形にすれば損切しなくてもいける・・、とか?
でもそれってテクニカル的に読めるものなのかな。終わった結果を見ているからレンジも見えるのだし。ううーん。次回までに何か手が打てたら考えよう。
おつかれさま。