Twitter非上場化によるNYSE FANG+指数への影響。

きになる・しらべる

いきなり答えを書いてしまうと、昨年末にMicrosoftに銘柄が入れ替わっていたのでノーダメージ。(株価が下がっていないとは言ってない)

もともとNYSE FANG+指数の全10銘柄の中にTwitterが入っており、当時からも浮いた存在になっていた。まわりをAppleやAmazonなどに囲まれ、その中にMicrosoftが入っていないということもあり余計に違和感を際立たせていて。ある意味順当な入れ替えだったのかな。

たぶん、今のイーロンTwitterならいつか銘柄入れ替えで復帰するかもだけど。まずは再上場しないといけないから、ちょっと未来のお話。

ということで。最近のNYSE FANG+指数のこととか、調べてみようかなって。

memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20221116
基準価額:7,024円 / 前日比(円)-59円 / 前日比(%)-0.83% / 純資産総額70.03億円

日経平均:27,990.17円 / ドル円:139.09円

ダウ平均:33,769.79 / ナスダック総合指数:11,436.99 / S&P500指数:4,008.71

be careful

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「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

diary

順番が入違ってしまったけれど、NYSE FANG+指数ってなに?から補足すると。ええと。

NYSE FANG+指数とは。

次世代テクノジーをベースにグローバルな現代社会においてひとびとの生活に大きな影響を持ち、高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数。

なんだって。

当初はFacebook、Amazon、Apple、Nexflix、Googleの頭文字とか言われていたような気がする。「Fangって響きカッコいいよね!」で名前つけたんだろうなーって。いやきっとそう。

国内では大和アセットマネジメントさんが投資信託を販売されていて。

iFreeNext FANG+インデックス。気になる組み入れ銘柄はえーっと、こうだった。

銘柄業種名比率
TESLA INC一般消費財・サービス11.2%
NETFLIX INCコミュニケーション・サービス11.1%
APPLE INC情報技術10.3%
AMAZON.COM INC一般消費財・サービス9.9%
NVIDIA CORP情報技術9.8%
MICROSOFT CORP情報技術9.6%
ALPHABET INC-CL Aコミュニケーション・サービス9.2%
BAIDU INC-SPON ADRコミュニケーション・サービス8.7%
ALIBABA GROUP HOLDING-SP ADR一般消費財・サービス8.5%
META PLATFORMS INC CLASS Aコミュニケーション・サービス8.5%
iFreeNext FANG+インデックスの組み入れ資産一覧

んー。基本等倍で10銘柄に集中投資する指数なので、数字のブレは株式の下落や上昇による影響だと思う。

銘柄選定が先の謳い文句の通りであれば、良い成績が期待できるはずだったのだけれど。いかんせん中国がアレのせいでアレしちゃってるのと、米国の中央銀行が政策金利を上げている状態でグロース主体の構成ではどうにも。(あとメタバースのとことかグラボのとことか)

よく中国株を外せーっとも言われている記憶。

ちょっと違和感はあるんだよ。何で2銘柄を中国にこだわるのか、どこに向けた指数なのだろう。一応、2銘柄ともNASDAQに上場はしているけれど、MSCIワールド・インデックスの上位は全て米国の会社。GDPで国の比率を割り当てるよ!とかの方がまだわかる。実は中のひとの主観?ボロ株ランカーのTwitter入ってたしなぁ・・。

この記事で掲載しているスクリーンショット画像は、マネックス証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

基本情報

iFreeNext FANG+インデックス

昨年までは調子よかったけれど、ここのところは伸び悩んでいる。グロースの塊と考えればそこまで悪くないような気も。国内だと大和さんのみが指数を採用したファンドを出されている。信託報酬年率0.7755%、信託財産留保額なし。

最近はとんと話題にあがらなくなったイメージで。実のところNASDAQ100指数も相当アレな偏り方をしているので、中国リスクとグロース一点張りのリスクをとってNYSE FANG+指数を選ばなくてもいいという話も。少なくとも今の価格やファンダを見ていると、この先も厳しそうな未来が思い浮かぶ。

せっかくなので、大和さんのiFreeNext NASDAQ100インデックスから、NASDAQ100の組み入れ銘柄の数字をもってくると構成上はこんな感じだった。

銘柄業種比率
APPLE INC情報通信13.4%
MICROSOFT CORP情報通信9.4%
AMAZON.COM INC一般消費財・サービス5.6%
TESLA INC一般消費財・サービス3.8%
INVESCO QQQ TRUST SERIES 13.6%
ALPHABET INC-CL Cコミュニケーション・サービス3.2%
ALPHABET INC-CL Aコミュニケーション・サービス3.1%
NVIDIA CORP情報技術2.6%
NASDAQ 100 E-MINI DEC 222.6%
PEPSICO INC生活必需品2.2%
iFreeNext NASDAQ100インデックスの組み入れ資産一覧

ほんとは本国の情報を探そうとしてみたのだけれど、NASDAQの公式サイトがS&P500に敵意むき出しなのがわかっただけで銘柄の比率はわからなかったよ・・。

って、あれ?ちょっとイメージと違った。INVESCO QQQ TRUST SERIES 1はETFのQQQかな。えーっと、NASDAQ 100 E-MINI DEC 22はたぶん先物。価格調整に苦労されてるみたいだ。

NYSE FANG+指数と同じ銘柄だけ足してみると41.1%。QQQと先物がなければもう少しありそうだけれど、つまり中国2社とMETA、Netflix分を抜いて残り19%くらい。これをどう捉えるかで。会社である以上業績の浮き沈みはあるので、100社に分散して上位にはNYSE FANG+指数と同じ銘柄が高い比率で並ぶのであれば置き換えられない?なお話。

NYSE FANG+指数に連動するETFも確かあって。ただ流動性がQQQとは桁違いなので、そのあたりのリスクも含めるとQQQの方に軍配が上がりがち、なのかなって。

あと、米国の大型グロース株を集め、上位銘柄にNYSE FANG+指数と同じ銘柄が並ぶVanguard Growth Index Fund ETF(ティッカーVUG)とかもある。

iFreeNext FANG+インデックスが運用開始された時も実は調べてて。これ、実はマイナーな指数だったりするのかな。海外だと殆ど話題をみかけない気がする。こっそりETNで3倍レバレッジ出してる会社さんとかあるみたいだけれど。ProShares UltraPro QQQ(ティッカーTQQQ)よりお先に逝けそーだよ。

最後に大和さんといえばコレ。

基本情報

iFreeレバレッジ FANG+

ひいいいいいい。ATMX+よりは全然マシだけれど、4分の1になってるー涙。

しょぎょうむじょー!しきそくぜくー!

おつかれさまでした。

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