楽天証券さんだったかな?
新NISAうぇるかもな記事を読んでいて、「旧NISAを契約していれば、新NISAの口座は自動開設されて積み立て設定も引き継がれるよ!」とか。割とダイナミックな話を見かけた。
取扱金融機関の移転やらはえらい面倒なのに、既存の契約者の新NISA移行はラクチンな感じ?
それなら、新NISAから始めようという方で契約がはじめての方は、まず2023年のお古NISAで口座開いておくと安心かも。口座を開設しても、積み立てないで寝かせることもできるので。トワナナさんは3回金融機関を移転しているプロ・渡り鳥エリートさんだから平気だけれど。
あと、「カード積立て時のポイント増やしたから帰ってきて!!」とか。女々しい元彼みたいな説明もあった気もする。・・・。手遅れだよ。ネー。
今回は、マイナポイント資金でS&P500・4倍ブル型ファンドを運用。今どんな感じ?みたいなお話。
Memo
グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20230514
基準価額:7,656円 / 前日比(円)+54円 / 前日比(%)+0.71% / 純資産総額103.51億円
項目 | 通貨ペア | 価格 | 52週範囲 |
---|---|---|---|
ドル円 | USD/JPY | 135.7450(JPY) | 126.3920 – 151.9370 |
ビットコイン | BTC/USD | 26,837.40(USD) | 15,599.05 – 32,249.86 |
イーサリアム | ETH/USD | 1,804.23(USD) | 896.11 – 2,147.19 |
リップル | XRP/USD | 0.426624(USD) | 0.290579 – 0.580400 |
ステラルーメン | XLM/USD | 0.088465(USD) | 0.070841 – 0.152902 |
※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。
項目 | 指数 | 数値 | 52週範囲 |
---|---|---|---|
米国株式 | CRSP US Total Market Index | 2,960.51 | 2,590.36 – 3,145.23 |
S&P500 | S&P500 Index | 4,124.08 | 3,491.58 – 4,325.28 |
NASDAQ | NASDAQ Composite Index | 12,284.74 | 10,088.83 – 13,181.09 |
英国株式 | FTSE 100 Index | 7,754.62 | 6,707.62 – 8,047.06 |
独国株式 | DAX Index | 15,913.82 | 11,862.84 – 16,011.56 |
日本株式 | TOPIX Index | 2,096.39 | 1,808.77 – 2,098.06 |
※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。
項目 | ETF | 価格 (USD) | 52週範囲 (USD) |
---|---|---|---|
先進国株式 (除く米国) | Vanguard Developed Markets Index Fund ETF Ticker:VEA | 46.05 | 35.42 – 46.73 |
新興国株式 | Vanguard Emerging Markets Stock Index Fund ETF Ticker:VWO | 39.61 | 34.88 – 44.29 |
米国短期国債 | SPDR Portfolio Short Term Treasury ETF Ticker:SPTS | 29.20 | 28.63 – 29.72 |
米国中期国債 | SPDR Portfolio Intermediate Term Treasury ETF Ticker:SPTI | 29.09 | 27.55 – 30.10 |
米国長期国債 | SPDR Portfolio Long Term Treasury ETF Ticker:SPTL | 30.41 | 26.87 – 34.71 |
金 | SPDR Gold Shares Ticker:GLD | 186.81 | 150.57 – 191.36 |
コモディティ | iShares S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF Ticker:GSG | 19.03 | 18.65 – 26.49 |
※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。
Be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
Performance of the S&P 500 4x Bull Fund
前回の記事はこちら。過去の数字が見たいときにでも。
最初はSBI証券さんで運用していて、いまはマネックス証券さんにお引越し済み。その際に一度利益確定しているので損益はこんな感じ。(SBI証券さんはスクリーンショットNGだから。面倒なのさ。)
SBI証券さんで保有していたS&P500 4倍ブル型ファンド
取得単価:4,168, 約定数量:35,989, 約定単価:4,508, 決済損益:16,224
利益+1,224円(+7.54%)
これはあれだよ。同時ゴールでもポイント差でトワナナさんが勝っちゃうぱたーん。
※この記事で掲載しているスクリーンショット画像はマネックス証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

これはトワナナさんの保有するS&P500・4倍ブル型ファンドの状態。
先月よりちょっと下がってしまったけれど。上げにはついていっているみたい。なんやかんやでプラスになっていると安心。

こちらはファンド側チャート。んー。どこかでみたようなレンジ感溢れる倦怠期。グローバル5.5倍バランスファンドと談合してるだろー!もー!!
去年の夏位から6,000円から4,000円の間をふらふらしている感じ?んー。そこまで方向感が無かった気もしないけれど、米国は政策金利の上昇を続けていた期間。
地銀の連続破綻で流石に金利上げは打ち止め?みたいな昨今。景気後退を乗り切れるかのチキンレースにギア・チェンジ。
期間 | 前々回の騰落率 (%) | 前回の騰落率 (%) | 今回の騰落率 (%) | 差分 (%) |
---|---|---|---|---|
過去1ヵ月 | ▲14.3 | ▲15.6 | 6.5 | ↑22.1 |
過去3ヵ月 | 8.1% | 0.0 | 4.3 | ↑4.3 |
過去6ヵ月 | ▲17.7 | ▲24.3 | 4.3 | ↑28.6 |
過去1年 | ▲36.7 | |||
過去3年 | ||||
設定来 | ▲58.4 | ▲52.0 | ▲49.9 | ↑2.1 |
これはマンスリーレポートから持ってきた騰落率の数字。
劇的な改善っぷりが数字に。あれ?そんなに数字が変わる程大きな変化は・・。ううーん。確かにちょっと株高?と思ったらS&P500は4,100台。年初来も半年でもプラスだったんだね。
良い傾向だけれど、この先が心配。
銘柄 | 償還日 | 前々回の比率 (%) | 前回の比率 (%) | 今回の比率 (%) | 差分 (%) |
---|---|---|---|---|---|
VAULT Series 124 0% (担保付円建債券) | 2027年2月17日 | 99.3 | 96.9 | 99.0 | ↑2.1 |
合計 | 1銘柄 | 99.3 | 96.9 | 99.0 | ↑2.1 |
これもマンスリーレポートから持ってきた組み入れ銘柄の情報。
実はクレディ・スイスさんが命運を握る綱渡り債券で。数字関係なく、即日ふっとぶ気がする今日この頃。
そいえばクレディ・スイスのAT1劣後債が無価値になった!ヒドイ!とか話題になっていた記憶で。
でも。こっちは平気だったということは、つまりデリバティブ商品の方が優先されるってことなのかな。劣後債とか名前だけみても優先度が低そうだから、それはそうだよね・・といえばそうだけれど。企業再建時にどこが切られるかはやっぱり予想しにくいわけで。
むー。これも勉強していかないとだ。
Neighborhood task force
お隣の芝というものは同じように爆損していれば心が休まるから気になります。他の株価指数のレバレッジ・ファンドはどんな感じかなって。個別のチャートを並べるよりは、一覧でどーんと比較。(←だんだん面倒になってきたのが本心。
今回からインドさんちのコも足してこの面子。
・S&P500・4倍ブル型ファンド
・NYダウ・トリプル・レバレッジのチャート
・楽天レバレッジNASDAQ-100のチャート
・NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブルのチャート
・NZAM・レバレッジ インド株のチャート
ででん。

これは3年のチャート。
あー、まぁ、こんな感じだよねって。トップはNYダウ・トリプル・レバレッジだけれど、「何とか致命傷で済んだぜ・・」みたいな落ち方してる。
ここで2位につけているNZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブルも2021年からレンジ。そう考えると、米国株も日本株もあまり儲かってないのかな。どちらもプラス112%だから、2倍くらい?(3年で2倍なら全然悪い数字ではないけれど。もうちょっとフィーバーしてたイメージだったかも。)
あとは、楽天レバレッジNASDAQ-100とS&P500・4倍ブル型ファンドだけ潜水仕様。ぶくぶく・・。どちらも半値吹っ飛んでる酸欠フレンズ。

これは1年のチャート。
1位をNZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブルが奪取、というよりはNYダウ・トリプル・レバレッジが致命傷だったことに気付いて寝込んだ感じかも。期間を1年で区切って考えると、やはり米国の政策金利の影響?
NZAM・レバレッジ インド株がちゃっかり2位にあげてきて、楽天レバレッジNASDAQ-100も3位に。S&P500・4倍ブル型ファンドは最下位をキープ。安定のベンチウォーマー。

これは半年のチャート。
NYダウ・トリプル・レバレッジの病は直らず最下位に。そろそろ銀行破綻やらなにやらの影響も含んでくるのかな。トップはここにきて楽天レバレッジNASDAQ-100。2位はNZAM・レバレッジ インド株。カレー恐るべし。
NYダウ・トリプル・レバレッジのおかげもあって最下位を脱したものの、S&P500・4倍ブル型ファンドは安定のマイナス成績。期待を裏切らない。

これは直近1ヵ月のチャート。
ついにインドがトップにと思いきや、再びNZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブルが首位を奪還。他がダメだから・・と気づいたら消される非常の掟。界隈ではバークシャーが日本の商社株を買い増しとのニュースで盛り上がり。日経は基準価格3万をロックオン。
NZAM・レバレッジ インド株は手堅く2位を確保、続いて楽天レバレッジNASDAQ-100、特徴のないモブと化したS&P500・4倍ブル型ファンドと続く。
NYダウ・トリプル・レバレッジが最下位をキープしておしまい。
What is the rate of decline?
最後はマネックス証券さんで取り扱いのないiFreeレバレッジATMX+を加えた全銘柄の騰落率の一覧(iFreeレバレッジATMX+の数字は大和さん公式サイトより。)
レバレッジ型ファンドの日常風景。
ファンド | 倍率 | 基準価格 | 純資産総額 (百万円) | 1ヵ月(%) | 3ヵ月 (%) | 6ヵ月 (%) | 1年 (%) | 3年 (%) | 5年 (%) | 設定来 (%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S&P500・4倍ブル型ファンド | 4 | 4,962 | 965 | 6.45 | 4.35 | 4.35 | ▲36.67 | ▲49.86 | ||
NYダウ・トリプル・レバレッジ | 3 | 24,191 | 3,582 | 7.83 | ▲2.42 | ▲0.10 | ▲11.68 | 94.89 | 154.23 | |
楽天レバレッジNASDAQ-100 | 2 | 5,413 | 34,988 | 1.94 | 17.42 | 18.48 | ▲13.58 | ▲47.56 | ||
NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブル | 2 | 25,085 | 1,400 | 5.78 | 13.12 | 10.89 | 15.88 | 104.13 | 141.73 | |
NZAM・レバレッジ インド株 | 2 | 11,462 | 468 | 7.68 | 10.19 | |||||
iFreeレバレッジATMX+ | 2 | 1,050 | 460 | 8.6 | 10.8 | ▲5.6 | ▲50.0 | ▲87.1 |
ふむり。
設定来の騰落率は比較的運用期間の短いファンドが多いので、コロナ渦の影響をどう受けたかで決まっていそうにも。いまさらだけれど、S&P500・4倍ブル型ファンドも相当ひどい。
別の記事でネタにしようと思ってここには含めていないのだけれど、NYSE FANG+のレバレッジ版とかもそれはそれは酷くて。レバレッジなし版が最高値を奪還しようとしている中、レバレッジ版は未だに設定来でマイナス。もう追いつけないのだろうなって惨状。
iFreeレバレッジATMX+の絶望感には足元にも及ばないけどね!!
直近1カ月のパフォーマンスは、iFreeレバレッジATMX+が最もよい数字でプラス8.6%も上昇しているのに、基準価格は3桁に落ちる間際の崖っぷちチャレンジ中だったり。設定来マイナス87.1%の恐怖に震える。コワイコワイ。(今日時点でのレバレッジ無し版ATMX+の基準価格は5,542円)
そしてこの中では安定のNZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブル。日本株強いなー。NYダウ・トリプル・レバレッジと数字では負けているのものの、NYダウ・トリプル・レバレッジはレバレッジ3倍。
このくらいの差であれば、NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブルでもよいかもって思えたり。なにより設定来マイナスがない優秀なコ。基準価格も一番高い。
んー。でもこの中で優秀とはいっても、レバレッジ無し版と比べたらどうだろう。同NZAMシリーズのレバレッジ無し版がない(?)ので。ええと。参考指数が日経255だったはずだから・・・。
他社ファンドを使って比較してみよう。
・・・。
こんな感じかな?レバレッジ無しと3倍、4.3倍も参考に並べてみる。
ファンド | 倍率 | 基準価格 | 純資産総額 (百万円) | 1ヵ月 (%) | 3ヵ月 (%) | 6ヵ月 (%) | 1年 (%) | 3年 (%) | 5年 (%) | 設定来 (%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
たわらノーロード日経255 | 1 | 16,984 | 84,876 | 2.91 | 6.60 | 5.75 | 9.73 | 50.36 | 40.37 | 66.73 |
NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブル | 2 | 25,085 | 1,400 | 5.78 | 13.12 | 10.89 | 15.88 | 104.13 | 141.73 | |
楽天日本株トリプル・ブル | 3 | 77,594 | 9,176 | 8.71 | 19.60 | 14.62 | 19.32 | 149.87 | 50.93 | 634.40 |
楽天日本株4.3倍ブル | 4.3 | 13,552 | 39,373 | 12.42 | 27.81 | 27.81 | 27.81 | 178.27 | 3.88 | 25.36 |
おおおおおお?!
ほんとに?!これ、本当なの?何か3倍レバレッジの楽天日本株トリプル・ブルがトンデモないことになってない?!
楽天日本株トリプル・ブルの設定来はプラス634.40%、3年でプラス149.87%だから、NYダウ・トリプル・レバレッジよりもリターンが高い。
はえー。
5年のプラス50.93%のヘタレ具合をみると、直近のコロナ過の金融緩和相場の波にうまく乗ったのかな。楽天日本株4.3倍ブルの惨状から読み取ると、運の要素もありそうだし。(確か統計だとレバレッジは2倍くらいが償還のリスクが最も低くてリターン効率がよいのだっけ?)
とりあえず、NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブルはレバレッジ無し版よりリターンはよさそうだけれど、ううーん。別のことでびっくり。
・・・。
なんというか、あれだね。
知ってはいけないことを知ってしまった感。今から参戦してもこのままのリターンが続くとは限らないから、気を付けないと。
おつかれさまでした。