おねがいRDVY!ライジング・ディビデンドは増配と訳すんだって、さっき出会った白クマが言っていた。

おねがい!配当ETF

やっぱりNISAは積み立て投資枠のみで、のんびり埋めようかなぁ・・って。

昨今世界を見渡せば、株価バブルでトンデモ円安で歴史的な金利高。そんな不安定でリセッション待ったなしの中、最速一括投資とか自〇志願者みたいなものだし。

積み立てかー。

絶対にNISA枠が埋まる前に、地球の肥料になってるだろうなぁ・・って。心躍らないまま、ぼんやりファンドのスクリーニング。(←スクリーニング大スキさん。

でも、配当も積みたいなーって。気づくと配当ETFを調べてて。

前回、Vanguard Dividend Appreciation Index Fund ETF(ティッカーVIG)を調べた時に「増配」なるワードを仕入れたので、増配にフォーカスしていくつかETFを調べていた。そしたらお名前がカッコいいETFがあって。

その名も、First Trust Rising Dividend Achievers ETF(ティッカーRDVY)。

ちょっと調べてみると、VIGやProShares S&P 500 Dividend Aristocrats ETF(ティッカーNOBL)で懸念点だった部分がマルっと解決しそうな設計。素敵。

・・・。

今回は。何がライジングかよくわからないけれど、ホットケーキミックスだってレンジでチンする時代。それならRDVYを調べないと。そうそう、今月末に日興さんからSOX指数のインデックスファンド出るって知ってた?みたいな。たぶん、そんな週末っぽいお話。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20230924
基準価額:6,277円 / 前日比(円)-304円 / 前日比(%)-4.62% / 純資産総額95.9億円

項目通貨ペア価格52週範囲
ドル円USD/JPY148.3600(JPY)127.2540 – 151.9370
ビットコインBTC/USD26,567.29(USD)15,599.05 – 31,814.52
イーサリアムETH/USD1,589.14(USD)1,081.14 – 2,137.45
リップルXRP/USD0.509476(USD)0.321628 – 0.887511
ステラルーメンXLM/USD0.113505(USD)0.070841 – 0.183018
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数数値52週範囲
米国株式CRSP US Total Market Index3,101.352,590.36 – 3,321.77
S&P500S&P500 Index4,320.063,491.58 – 4,607.07
NASDAQNASDAQ Composite Index13,211.8110,088.83 – 14,446.55
英国株式FTSE 100 Index7,683.916,707.62 – 8,047.06
独国株式DAX Index15,557.2911,862.84 – 16,528.97
日本株式TOPIX Index2,376.271,815.30 – 2,438.02
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF価格
(USD)
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets Index Fund ETF
Ticker:VEA
44.4035.42 – 47.81
新興国株式Vanguard
Emerging Markets Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
39.6534.88 – 43.22
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term Treasury ETF
Ticker:SPTS
28.6928.60 – 29.44
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term Treasury ETF
Ticker:SPTI
27.6227.53 – 29.40
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term Treasury ETF
Ticker:SPTL
26.9126.69 – 31.67
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
178.62150.57 – 191.36
コモディティiShares
S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF
Ticker:GSG
22.5818.65 – 23.15
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

What is First Trust?

え?SOX指数のインデックスファンドの方?

あー。うーん。特に目新しいところもなかったので・・。うん。ニッセイさんのファンドと、おスキな方でよいのではないかなって。

記事を書き始めてみたもののネタ切れで下書き待機中。ニッセイさんの記事でSOX指数のことも書いちゃったし。しっかり育てれば旗艦ファンドにも成り得るテーマ。競合がないと成長も無いし、大切に育ててほしいなって。ひとまず他に比べての「売り」がほしいかも。ほら、いつものネーミングセンスを発揮して愉快な愛称をつけるとか。

・・・。

こほん。

First Trustさんの名前がカッコいいETFこと、主にトワナナさんに好評な、ファーストトラスト・ライジング・ディビデンド・アーチバーズえーてーえーふっ!!を調べるよ。

ん?First Trustさんって普段あまり耳にしないなーって調べてみると、こんな運用会社さんみたい。

First Trustとは

・1991に設立された投資商品とアドバイザリーサービスを提供する会社
・独創的なアイデア、製品、最高レベルのサービスを提供することが使命
・2022年調べではETF運用資産ランキングで世界6位
・2022年調べではアクティブ運用ETFの運用残高世界1位
・日本でのパートナーはテネオ・パートナーズ株式会社

ちなみにETF運用資産ランキングの上位には、ブラックロック、バンガード、ステートストリート、プロシェアーズ、インベスコ、ヴァンエッグ、シュワブさんあたりが並ぶ。それはそれは鬼気迫るランキングなので、First Trustさんが実力派なのは違いないみたい。

そしてネットあたりでFirst TrustさんのETFを検索すると、驚くほど丁寧な日本語の資料が出てきてビビる。あれ?もしかして国内企業なの?って誤解しそうなくらいネイティブ・ジャパン語。

どうも、国内パートナーのテネオ・パートナーズさんがしっかり翻訳した情報を発信されているみたいで。ブラックロックさんやステートストリートさんちも丁寧な日本語ホームページがあるのだけれど、連動する株価指数に関してまで丁寧に説明しているのはFirst Trustさんだけな気がする。やる気のないバンガード社とは大違い。

国内の証券会社でもETFの取り扱いがそこそこ多く、楽天で調べてみたところだと36銘柄の取り扱いがあった。ちょっと量が多いので、ここでの説明は省いてしまうけれど。

テーマ系が多く見えるかな?インデックスを扱っていないわけではなくて、ただアクティブで面白そうなETFが目に付くかも。

先進25カ国を対象にした高配当ETF(VYMIとか、国内にくる気配すらないからこっちのがよさげかな・・。)とか、驚きのシニアローンを対象にしたETFとか、何か知らんけど配当率が11%超えてる謎のコモディティを対象にしたETFとか。

変わり種だと、株価指数先物でロングとショートポジションを両建てして利益を狙うETFとか。たぶんトレンド戦略系ファンドかな。ロジックは異なるかもだけれど、楽天さんをはじめ国内でも投資信託でいくつかあったような記憶。

あとちょっと楽しげなのもあって。フレキシブル・エクスチェンジ・オプションを使った株価指数の値動きを限定し、リターンの上限を設ける代わりに下落時のマイナスを抑える(上限から0まではそのまま利益、下落10%までは損益ゼロ、10%以上の下落時はプラスリターンにするのかな?ちょっと理解難しい。)ETFとか。

マイナスを抑えるという観点では債券でもよくない?という考えもあって。たぶん、株価指数基準というのがキモなのかなって。一定のボックス圏内ならゼロリターンだけれど、それを抜ければ上下どちらでも上限ありで一定のリターンが得られる仕組みっぽく読み取れる。確か資料ではSPYと書かれていたと思うので、S&P500に対しての値動き計算という考えであっていそうな気がする。

フレキシブル・エクスチェンジ・オプションのETFは、国内だとどこで取り扱っているのだろう?ちょっと見つけられない。テネオ・パートナーズさんが届け出はされているようなので、扱いは出来るみたいだけれど。はて。

HAHAHA、本場のETFは何でもアリだネ。

本場と言えば会社は違うけれど、個別株のオプション取引を扱うETFとかもあったっけ。YieldMaxかな?AAPLとかMSFT、ARKK、TSLA、NVDAとかのオプション取引で利益を出すETFで、分配率の桁が壊れてるクレイジーなの。

海外の投資Youtuberの配信見てたら紹介されてて。いやいや、いくらなんでもって公式ホームページを検索したら、しれっと分配率54.24%とか書いてあって「世界ってひろいんだなぁ・・」って空虚な気持ちになったのはここだけの話。

疑ってごめんよ海外ニキ。

・・・。

・・・。

うへあ。

Schwabよりも、YeildMaxの国内取り扱いをはよ!

はよっ!!(涙。

What is Rising Dividend Achievers?

ううーん。はぁ。

話し戻してRDVYって何さって。

ある意味とっても普通っぽい話になるので、がっかりせずに調べると。RDVYは、Nasdaq US Rising Dividend Achievers指数に連動を目指すETFで。

ほいなら、Nasdaq US Rising Dividend Achievers指数ってなんじゃらほい?というと。

NASDAQ公式に資料があるはずなので。ええと・・。

・・・。

これ?

Nasdaq US Rising Dividend Achieversとは

・配当の成長を維持するために設計された、全天候型の分散エクスポージャー
・公益事業、エネルギー、生活必需品などに偏った従来の配当戦略のセクターバイアスを回避
・品質を確保のため現金残高が強く、負債が少なく、収益が増加している企業を選択
・金利上昇環境によりよく適応、金利が高い時期に従来の配当インデックスを上回る

やっぱりセクターが片寄るのはよくないよねって、みんな思うんだなぁって。ぼんやりとした感想。

あと驚いたのは、明示的に「金利上昇環境に強いよ!」って書かれている点。これ、昨今の政策金利あげあげ市場向けに用意したセールストークだったりするのかな。

NASDAQ公式の資料によればだけれど・・。

んー。日付はなさそう・・、あ、2022年って書いてあるから、セールストークかな?もちろん過去の実績からのコメントだと思うけれど。

ちょっと、この特徴はおもしろいネ。

でもってNasdaq US Rising Dividend Achievers指数のルールはこんな感じみたい。

らいじんぐー。

Nasdaq US Rising Dividend Achieversのインデックス構築ルール

(1)以下のルールで銘柄を選定
・NASDAQ米国ベンチマーク指数からREITを除外
・3ヵ月の平均日次出来高が500万米ドル以上の上位1000銘柄を選定
(2)以下のルールでふるい落とし
・直近12ヵ月の配当金が3年前と5年前の12ヵ月の配当金を上回ること
・直近決算期の1株当たり利益がプラス、3期前の1株当たりの利益を上回ること
・現金負債比率が50%を超えること
・直近の12ヵ月の配当性向が65%未満であること
(3)残った銘柄に対して以下のルールでランク付け
・5年間で配当金が増加しているか
・直近の配当利回り、配当性向の要素を加味
(4)合計ランクが高い50銘柄を選出
・50銘柄は均等に加重される
・業種ごとの上限はポートフォリオの30%まで
(5)リバランスは4半期ごとに行う
・銘柄の加重比率は組み入れ当初時および各リバランスでは変化しない

むー。

ちょっと見慣れないワードが出てきた。現金負債比率ってなんだろうって、調べてみると100%以下であれば概ね安全とのこと。負債比率が高ければ資本に対して大きくレバレッジをかけた経営をしていると捉えることもできる・・?のかな。

あれ?「現金負債比率が50%を超えること」だから、100%を超えてもいいのかとも思ったけれど、先に現金比率が高いことを安全性として考えているみたいな説明があるから、意味合い的には現金盛ってるよねという意味合いのルールっぽく見える。

ふむー。

あと「直近の12ヵ月の配当性向が65%未満であること」の部分はわかる。利益に対してどれだけの配当を出しているのか?のことだよね。経営に影響が出るまで配当を出しちゃだめだよって観点の物差し。

この2つに足して「直近12ヵ月の配当金が3年前と5年前の12ヵ月の配当金を上回ること」と「直近決算期の1株当たり利益がプラス、3期前の1株当たりの利益を上回ること」だから、経営状態がよさげで配当も上がっているよね?という物差しをあててる。

説明を読む分にはよさげ。

ファクトシートにRDVYの実績の数字があったから表にするとこんな感じ。

項目3ヵ月
(%)
年初来
(%)
1年
(%)
3年
(%)
5年
(%)
設定来
(%)
NAVリターン5.698.6018.1417.2811.5011.53
市場価格リターン5.738.5818.0917.3011.5111.53
Nasdaq
US Rising Dividend Achievers指数
5.858.9318.7517.9212.1012.12
Dow Jones
U.S. Select Dividend指数
▲2.54▲4.320.4716.417.219.30
RDVYの運用実績(2023年6月30日付け)

RDVYの運用開始が2013年10月21日だから、来月で10年?データ上は5年までの数字しかないけれど、ほぼ設定来の数字が10年という感じ。

ほえー。10年で年率11%だとすると、S&P500に並べる優秀な数字。

最下段のDow Jones U.S. Select Dividend指数ってなんじゃらほい?というと、軽めに調べた感じでは利回りを重視した米国高配当の指数?なのかな。ETFだと、iShares Select Dividend ETF(ティッカーDVY)に採用されている。

Nasdaq US Rising Dividend Achievers指数が名前の通りNASDAQの指数だから、ライバル的な位置づけで並べているのだと思う。NASDAQさんちはやたらとS&P500とかS&P Dow Jones Indexの指数を敵視するよネ。大人げない・・。

DVYの方は今度調べてみようかな。確か増配系ってどこかで目にした気がする。

・・・。

うーん。

なんとなく・・。

RDVYって、S&P500クオリティ高配当指数あたりと方向性似てない?

Low volume is a problem

S&P500クオリティ高配当指数は、高配当のランキングと、経営状態の良好性(クオリティ)のランキングの両方の条件を満たす銘柄で構成された指数で。(ものすごいざっくり説明だけど。

トワナナさん的にはとても好み。

ただ、うーん。その・・。ね。

S&P500クオリティ高配当指数は、Global X S&P 500 Quality Dividend ETF(ティッカーQDIV)しか採用ETFがなくて。(2023年9月23日時点のS&P Dow Jones Index公式調べ。)

えー?QDIVだめなのー?といわれると。

ううーん。以前の記事にも書いていて。凄く個人的な見解でごめんなさいなのだけれど、ちょっと出来高が少なすぎて買えない。いや間違いだ。出来高が少なすぎるのではなくて「出来高が絶望的にない」ので買えない。

出来高が少ないETFって、運用元が償還の理由に出来てしまうので怖くて買えない。「お客様の利益を守るために償還するのが適切と判断いたしました」とか、しれっと言われて償還されても投資家サイドには打つ手がない。そういった事態に眺めているしかないのは、ちょっと辛いなって。

ステートストリートさんのように、「ETFは数ではなく長く運用を続けることが大切」といった理念をお持ちの会社であればまだ検討できるのだけれど。未だにSPDR SSgA Global Allocation ETF(テイッカーGAL)の運用とか続けてるし、ステートストリートは有言実行してるスゴイ会社と思う。暗にブラックロックをDISってるのかもだけれど。

ううーん。

じゃあグローバルXさんはどーなの?って話題。その点に関しては、グローバルXさんは一度経営破綻しかけて身売り騒動を起こしているので、そこはちゃんとしてくるのではないかなって。

もう一度経営破綻するという意味でなく、ダメなものは改善したり廃止するという意味で。失敗している企業の方が危機管理はちゃんとすると思うので。経営破綻は起こさない、その代わり危険な目は摘んでいったりしないかなって。そんな風に捉えてる。

上の方で上げたETF運用会社のランキング上位には、グローバルXさんはまだちょっと入れない規模でもあるし。QYLDとかなら出来高はアホほどあるのだけれどネ。

QDIVもっと売れるようにならないかなぁ・・。

新NISAでは毎月分配型になるQDIVは購入できない。東証銘柄であれば規約を変更するなりで対応してもらえると思うけれど、流石に米国に上場しているETFだから、日本のNISA制度に合わせて変更は無いと思う。(そういう意味でだと東証版とかは出てきそうな気はする。するけど・・、米国上場版の出来高見るとちょっと望み薄にも。

悩ましい。

・・・。

って、全然RDVYの話してないじゃない!ってお叱りを受けそうだけれど。

そういった似ているような気がするETFがあって、そのETFの出来高がちょっと心配な子で。RDVYはどーなのさ?ってところにお話は繋がる。

結論から書くと、RDVYの出来高は・・普通?

えー、普通って主観入ってないのー?って怒られそうなので、昨日の出来高をまとめるとこんな感じ。銘柄は有名どころを適当にピックアップ。

唐突に、米国配当ETFの昨日の出来高ランキングぅー!

どんどこぱふー。

ティッカーETF名出来高
QYLDGlobal X
NASDAQ 100 Covered Call ETF
6,041,635
JEPIJPMorgan
Equity Premium Income ETF
3,547,790
PFFiShares
Preferred and Income Securities ETF
2,708,360
JEPQJPMorgan
Nasdaq Equity Premium Income ETF
1,631,890
SPYDSPDR
Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
1,444,761
VYMVanguard
High Dividend Yield ETF
1,258,112
VIGVanguard
Dividend Appreciation Index Fund ETF
1,067,009
FTGCFirst Trust
Global Tactical Commodity Strategy Fd
651,132
DVYiShares
Select Dividend ETF
566,157
NOBLProShares
S&P 500 Dividend Aristocrats ETF
493,546
RDVYFirst Trust
Rising Dividend Achievers ETF
465,762
XYLDGlobal X
S&P 500 Covered Call ETF
404,130
SDYSPDR
S&P Dividend ETF
391,339
HDViShares Core
High Dividend ETF
368,127
DJIAGlobal X
Dow 30 Covered Call ETF
46,408
QDIVGlobal X
S&P 500 Quality Dividend ETF
1,901
トワナナさんが調べた2023年9月23日の米国配当ETFの出来高一覧

ふむり。

相変わらずQYLDの出来高は壊れてるなぁ・・汗。

一昨日かな?VYMとか珍しくどすーん落ちていたみたいだから、VYMの出来高も高めかも。普段はもう少し、おとなしいイメージ。

ざっくり分けると100万を越えるゾーンと、そこから40万前後のゾーンと、地獄・・。

あ、SPYDぱいせんは意外とガンバってる!さすがー。

そうなんだよ、SPYDぱいせんはどんだけ下落を繰り返して投資家をぬっころがしても。絶対の正義である出来高に支えられる強靭なETFだからね。足りなくなったら新しい生贄をドンドコ見つけてくればいいだけだから。

余裕よゆう。まったく問題ないね。

それに比べて(チラっ。

・・・。

現実って辛い。

・・・。

・・・。

個人的にはHDVあたり。最近は人気が陰ってしまったけれど、それでもブラックロックが誇る配当ETFがひとつのボーダーになるのかなって。そのボーダーでみると、RDVYは十分な出来高を持っているように見えるって感想。

ランキングの1つ上、2つ上に、同じ増配系であるNOBLさんやDVYさんが鎮座しているのも何となく、同じ傾向の投資家が分散して買っているのかな?という風にも見えたり。見えなかったり。

あ、その観点だとRDVYの2つ下にSDYさんもいらっしゃるので、増配系のETFはこのあたりがボリュームゾーンなのかもだ。(迷ったら4つ共買えば、証券会社的にはニッコリ。

Why I was still attracted to RDVY

あれ?でもちょっと待って。

DVY、NOBL、RDVY、SDYと増配系に属するETFが出来高ランキングで並んでいるのはわかったけれど。何か忘れてない?

ほら、純資産総額でVYMをぶっちぎりしたあの。

でびでんど、あ、あぷりしえーしょ、ん?

そう、配当系とは思えないルールで運用される、株価成長はSPYにも並ぶ大人気ETF。

Vanguard Dividend Appreciation Index Fund ETF(ティッカーVIG)!!

・・・。

えーっと。

うーん。VIGに関しては前回の記事で色々調べたので、その前提で色々と端折って書いてしまうと。書いてしまうと、ううーん。

気にならない?VIGのあの、「上位25%の銘柄を除外」ってルール。

いやざっくりしすぎだろ!って。トワナナさんすごく気になっていて。

いちおう、簡単にVIGをフォローすると。

VIGのポートフォリオ3分くっきんぐ

(1)米国の連続10年増配している銘柄をランキングする
(2)ランキング上位25%を除外(既にインデックスに組入銘柄は上位20%以内)
(3)残った銘柄を純資産総額に基づいた加重で比率を決定
(4)おっけー

いや、おっけーじゃねーよ!(←八つ当たり。

きいいいいいい。

・・・。

VIGは確かに10年連続増配の銘柄のみで構成されているので、経営がそこそこ期待できるし、時価総額でポートフォリオ内の比率を求めるので規模の大きい企業の比率が上がり安定もする。

配当が高い順の上位25%を除外すれば「配当性向の高すぎる」企業が結果として除外されるので不良企業を振るい落とすこともできる。

うん、確かにそれなりに利には適っていると思う。

でも、25%が固定網になっていて。そこに優良な企業は含まれないわけではなくて。それこそ結果ありきで作られたスクリーニング設定っぽく見えてしまう。

どうして時価総額や流動性といった銘柄の選定の下地は「個別」の財務や結果で判断するのに、あるタイミングで「25%の網」をかけてくるのかなって。すごくひかかって。

配当が高いとはいっても、10年も連続で増配している企業のランキングから上位25%、表現を替えると4分の1の企業を財務も確認せずに無条件で除外して。インデックスの株価が高いから良いだとか、インデックスの増配率が高いから良いという評価をするのは、ちょっと乱暴ではないかなって。

VIGを叩きたいわけではないのだけれど、VIGというのは「10年の連続増配」というルールを持ち込むことで別の形での企業の品質を計ろうとしたポートフォリオであり、配当を期待するポートフォリオではないのではないかなって。(ちなみにDividend Appreciationは高配当というよりは、好配当みたいな表現?)

重ねて書くけれど、結果としてよいパフォーマンスがでているとしても。

で。

トワナナさんが何をVIGに思ったかまとめると。インデックスが配当を目指していない設計なのであれば、結果として配当が多く払われていたとしても配当を期待してETFを購入するのは違うのかなって。そんな風に思ったんだよ。

VIGはよいETFだと思うよ!

本当だよ!

ただ感じたのは。今はうまくいっているけれど、もやもやするー、この先しんぱいー、みたいな。

これも色々なところでも言われているけれど、AppleとMicrosoftが「たまたま」10年連続増配になっているため、今のVIGはSPYなどS&P500に連動するETFと同じようなパフォーマンスになっている。みたいな話題。その説は割と納得がいく気がして。

1年でも減配があったなら、その銘柄はむこう10年間、ポートフォリオには組み入れられないわけで。

今現在のパフォーマンスだけでの「よい配当ETF」としても評価は危うくないのかなって。

・・・。

うーん。

でもそれじゃあ、他のETFでよさげなのない?って見回すと、それなりに数はあるもののどうにもしっくりこない。

何より引っ掛かるのが連続増配20年とか、連続増配25年とかいうルール。そんなに増配って続けられるものなの?というと、実は時として配当性向が100%を越えることもあるそうな。(利益以上、つまり資本を削って配当を出すという意味。)

そのあたり、企業側も株主が何を望んでいるかとか、わかって経営をされているのだろうなって。

ただ、まともというか、ちゃんとしている企業は数年そういったことがあってもちゃんと配当性向を100%以下に戻してくるそうで、連続増配の企業がみんな不良企業という訳でないのだろうなって思う。

無論そういった企業の成長性にはバツが付いてしまうのだけれど。それなら社会からそういった企業は全部なくなればいいのかって乱暴なことにもならないと思っていて。

みんなが挑戦と成長をして、みんなが失敗したら退場していけばいいという資本至上主義における理想の世界。

それはそれで働くの大変そうな世の中だよねって・・。なので、そのへん色々な成長の仕方があった方がよさそうでもあって。生き急ぐセクターと、のんびり成長するセクターと。みたいな。

そんなこんな。増配を繰り返す企業はそれなりにはうまくやっていくとは思いつつ。

それでも引っ掛かる。

それなら「そこ」もルールでスクリーニングすればいいじゃないさ!って。

で。

話題はすごーく上に戻るけれど、S&P500クオリティ高配当指数が理想っぽくなる。ただ唯一の採用ETFであるQDIVは、出来高がじご(ry。

ああああああ、もううううううううう!!

それならそれなら。せめて連続増配の年数を落とせないかなって。探していたら見つけたのがRDVY。調べてみると成長性も加味しているようで、連続増配の条件も5年と他に比べて期間が短い。

素敵!

Whether we win or lose, the result is always everything

何か今回は随分と脱線したような気もしつつ。まぁ、大体いつもそうなのでいいや。(←さいあく。

さあ、最後はお約束のチャートで勝敗を決めようじゃないさ!

今回のメンバーはこれだ!!こんにゃろー。

tickerfund nameoverview
VIGVanguard
Dividend Appreciation Index
Fund ETF
S&P US Dividend Growersに連動を目指す。
大型株、前年比で配当が増加した株式が対象。
VYMVanguard
High Dividend Yield ETF
FTSE High Dividend Yield Indexに連動を目指す。
平均以上の配当利回りが予想される株式が対象。
RDVYFirst Trust
Rising Dividend Achievers ETF
Nasdaq US Rising Dividend Achieversに連動を目指す。
3年間、5年間で増配を行った株式で構成される。
チャートで比較するETFの一覧

株価成長連続増配の避けて通れぬVIG、これ買っとけばイイ加減のVYM、ライジングかっこいいのRDVY。2015年から2023年の間の比較。配当は再投資で。

いってみヨーカドー!

ここから下に掲載しているスクリーンショット画像はSilicon Cloud Technologies社Portfolio Visualizerの画面をキャプチャしたものです。

ででん。

VIGとVYMとRDVYのチャート比較

む。

うおおおおおおおお!!

ちゃんと主役が一等賞じゃないさ。そうそう、いつもこんな感じで締めくくりたいものだよねー。

ただ数字面でみると、RDVYは割と危なく見えるかも・・。BestYearはだんとつで高い反面、WorstYearとMax.Drawdownもだんとつ高い。

株価成長率は高いけれど、ボラティリティも高いファンドという結果。

むむう。でも配当が、配当が高ければおっけーだ。そっちが本題。

VIGとVYMとRDVYのインカムチャート比較

あー。

・・・。

安定しないネ・・涙。

ぱっと見は2022年、2023年と、VIGよりもRDVYの方が配当が高くなっている。けれど遠目に全体をみると、VIGとVYMが右肩上がりのグラフ成長なのに対して、RDVYはデコボコして安定していない。増配銘柄を選出しているのに、配当が年ごとに増えていっていない。

うぎぎぎぎg・・。

考えられるのは銘柄の分散?

VIGとVYMは確か1銘柄に対するキャップがキビシイので、組み入れ銘柄数が多い。そして時価総額加重。対するRDVYは50銘柄均等なので、かなりの集中投資になっている。このへんはSPYDぱいせんがショックのたびに自爆するのに似ているかも。

やっぱり均等加重はショックに弱いという結論か。

・・・。

うつだちのう。

・・・。

・・・。

うーんうーん。

お情けで金利上昇局面の時だけ、ポートフォリオの一角にRDVYを補充するというアイデアもありな気はするけれど。するけれど。

んー。

・・・。ありじゃない?それ。2022年、2023年と配当率モリモリあげてるし。

いや「全天候型の分散エクスポージャー(キリッ。」はどこいったんだぼけー!あほんだらー!

うわーん。

って。おふとんでふて寝したいトワナナさんの調査結果。おしまい。

おつかれさまでした。

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