株式のSBI・V・シリーズ、そのた全部のSBI・iシェアーズ・シリーズ。ところでSBI・ステートストリートは?

ひとりごと

ないんですかー!!

はふん。登録情報でSBI・iシェアーズ・シリーズの方は知っていたのだけれど、IVVがNISA対応との話題を追っかけていたら、SBIグローバルアセットマネジメントからのプレスリリースにSBI・Vシリーズにも新しいファンドが追加されることが書かれていた。

プレスリリースは2023年の5月9日付けになっているから、EDINET経由でリークされることがわかっていたのかな?(検索できちゃうしね。

今回は、SBI・V・シリーズとSBI・iシェアーズ・シリーズの新しいファンドでるのかーって。ぼやんと考える。たぶん、そんな夜中によくある非生産的なお話。

中身もないので、お暇な方だけ。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20230519
基準価額:7,451円 / 前日比(円)+58円 / 前日比(%)+0.78% / 純資産総額102億円

項目通貨ペア価格52週範囲
ドル円USD/JPY138.5700(JPY)126.3920 – 151.9370
ビットコインBTC/USD27,069.02(USD)15,599.05 – 32,249.86
イーサリアムETH/USD1,810.56(USD)896.11 – 2,137.45
リップルXRP/USD0.4619(USD)0.290579 – 0.580400
ステラルーメンXLM/USD0.088937(USD)0.070841 – 0.152902
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。

項目指数数値52週範囲
米国株式CRSP US Total Market Index2,995.742,984.55 – 3,008.15
S&P500S&P500 Index4,170.16306.95 – 41,894.00
NASDAQNASDAQ Composite Index12,616.4110,088.83 – 13,181.09
英国株式FTSE 100 Index 7,742.306,707.62 – 8,047.06
独国株式DAX Index16,163.3611,862.84 – 16,230.44
日本株式TOPIX Index2,157.851,808.77 – 2,161.99
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。

項目ETF価格
(USD)
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets Index Fund ETF
Ticker:VEA
45.9135.42 – 46.73
新興国株式Vanguard
Emerging Markets Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
39.8234.88 – 44.29
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term Treasury ETF
Ticker:SPTS
29.0928.63 – 29.72
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term Treasury ETF
Ticker:SPTI
28.7727.55 – 30.10
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term Treasury ETF
Ticker:SPTL
29.7926.87 – 34.71
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
181.57150.57 – 191.36
コモディティiShares
S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF
Ticker:GSG
19.2218.65 – 26.49
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

What’s New in the SBI・V ・Series?

ちょっと量が多いので、いろいろ端折ってしまうけれど。

そもそもSBI・V・シリーズってなあに?というと、SBIグローバルアセットマネジメントさんが運用する投資信託のことで、バンガード社のETFでポートフォリオを構築している。(ちなみにSBI・VのVは、バンガードのVで、バンガード・ジャパン撤退で商標利用できなくなり頭文字でどーたらこーたらってウワサ。実はビクトリーのVかも知れないけれど。

楽天投信投資顧問が運用する、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)みたいにバンガードのETFを買い付けるだけの雑なファンド。

今までは楽天投信投資顧問さんとSBIグローバルアセットマネジメントのファンドは似たものが多かった印象。でも。今回のラインナップを見るに、SBIグローバルアセットマネジメントは自社の道を明確化させてきていて。

発表されたラインナップからも、その本気度が伝わる。

ファンド名投資対象地域実質的な負担対象インデックス主投資対象
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド
(愛称:SBI・V・米国増配株式)
株式/
北米
0.1238%
程度
S&P 米国ディビデンド・グロワーズ・インデックス(円換算ベース)バンガード・米国増配株式 ETF (VIG)
SBI・V・先進国株式(除く米国)インデックス・ファンド
(愛称:SBI・V・先進国株式)
株式/
グローバル(日本を含む)
0.1138%
程度
FTSE 先進国オールキャップ(除く米国)インデックス(円換算ベース)バンガード・FTSE 先進国市場(除く米国)ETF (VEA)
SBI・V・世界小型株式(除く米国)インデックス・ファンド
(愛称:SBI・V・世界小型株式)
株式/
グローバル(日本を含む)
0.1338%
程度
FTSE グローバル・スモールキャップ(除く米国)インデックス(円換算ベース)バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF (VSS)
SBI・V・米国小型株式インデックス・ファンド
(愛称:SBI・V・米国小型株式)
株式/
北米
0.1138%
程度
CRSP・US・スモールキャップ・インデックス(円換算ベース)バンガード・スモールキャップ ETF(VB)
SBI・V・新興国株式インデックス・ファンド
(愛称:SBI・V・新興国株式)
株式/
新興国
0.1438%
程度
FTSE エマージングマーケッツ・オールキャップ(含む中国 A 株)インデックス(円換算ベース)バンガード・FTSE・エマージングマーケッツ ETF (VWO)
SBI・Vシリーズに2023年5月25日より追加されるファンド一覧

この中で目を引いたのが・・。

というよりも、SBI・V・新興国株式以外。全部スゴイ。

米国のグロースでかつ、連続増配の株式でポートフォリオを組むVIGでポートフォリオを組んだSBI・V・米国増配株式。これ、恐らく新ラインナップの中では一番人気になるのではないかなって。(VIG自体人気ETFだし。VYMよりこちらの方が投資信託向きだった気がする。)

あと。珍しい日本を含む先進国ポートフォリオが組めるSBI・V・先進国株式。これは既に出ているSBI・V・全米株式と組み合わせることで、先進国ポートフォリオが完成する。

・・・。

ん?

SBI・V・先進国株式とSBI・V・全米株式を組み合わせると先進国ポートフォリオが完成するっておかしくない?と言われてみれば、確かにヘンな気がする。

SBI・V・先進国株式の中身が米国を抜いた先進国で構成されているため、米国と合わせると先進国ポートフォリオになるという意味では正しいのだけれど。何で先進国って名前にしたのかな。はて。

まぁ、この辺りは事情があるのだろうから置いておくとして。

先進国まわりでは、お約束みたいなものがあって。

多くの先進国株式のファンドって、何故か日本が除外されている。あれもこれもどれも、みんな「先進国株式(日本抜いておきますね)」ってなっている。一説によると、国内のひとは別途国内の株式を持っているだろうからって理由で、それ以外の国で先進国を組み立てるのがセオリーとか。

ほんと?

そんなわけわからんちな中で、日本で販売されている先進国株式はみんな(除く日本)になっていたりする。

日本も含めて先進国を1ファンドで投資しようとすると、意外に難しい。(例外的に、SBIさんのSBI・先進国株式インデックス・ファンドには日本も含まれてたような気がする。)

ううーん。

とりあえずお話を続けると。

驚くべきラインナップの続き、SBI・V・世界小型株式とSBI・V・米国小型株式。

まさかの小型株だけでワールド・インデックスを組める2ファンド構成。これどっちが提案したのだろう。バンガードさんと協議して決めているようにも思えるのだけれど、今まで全米とか全世界とか、無難オブ無難なラインナップでやってきて。

引き合いに出すとあれだけれど、日興さんみたいにファンド名でインパクトとって、中身は複合型っていうラインナップだったり。大和さんみたいにこまけーこたぁいいんだよ、レバレッジかけとけば売れるからってラインナップだったり。

ある意味、販売対象に知識がない、資産運用における理解が薄い前提のファンド販売で。

SBIグローバルアセットマネジメントは国内市場の将来に、どんな景色を見ているのだろうって。

近々開催さえるという、SBIグローバルアセットマネジメントさん主催のセミナーとか。ちょっと参加してみたいかもって思った。

What’s New in the SBI・i Shares Series?

SBI・iシェアーズ・シリーズというのはSBI・V・シリーズと同じくSBIグローバルアセットマネジメントさんが運用する投資信託シリーズの1つ。ブラックロック社が運用するiシェアーズETFでポートフォリオを構築している。

実はまだ運用ファンドが1つしかなくて。それが株式50、債券50のポートフォリオで組まれたバランスファンド、SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)だったので。てっきり次もバランスファンドなのかなって勝手に想像してた。

ところが今回発表されたラインナップは、株式主体のSBI・Vシリーズと、それ以外を補完するSBI・iシェアーズ・シリーズという、新たな立ち位置でのラインナップだった。

ファンド名投資対象地域実質的な負担対象インデックス主投資対象
SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド
(愛称:サクっと米国総合債券)
債券/
北米
0.0938%
程度
ブルームバーグ米国総合債券インデックス(円換算ベース)iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)
SBI・iシェアーズ・米国投資適格社債(1-5 年)インデックス・ファンド
(愛称:サクっと米国適格債(1-5 年))
債券/
北米
0.1038%
程度
ICE・BofA・1-5 年米国社債インデックス(円換算ベース)iシェアーズ 米ドル建て社債 1-5 年 ETF(IGSB)
SBI・iシェアーズ・米国ハイイールド債券インデックス・ファンド
(愛称:サクっと米国ハイイールド債)
債券/
北米
0.2138%
程度
ICE・BofA・USハイイールド・コンストレインド・インデックス(円換算ベース)iシェアーズ・ブロード・米ドル建てハイイールド社債 ETF (USHY)
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)
(愛称:サクっと純金(為替ヘッジあり))
商品/
グローバル(日本を含む)
0.1838%
程度
なしiシェアーズ・フィジカル・ゴールド ETC(IGLN)
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)
(愛称:サクっと純金(為替ヘッジなし))
商品/
グローバル(日本を含む)
0.1838%
程度
なしiシェアーズ・フィジカル・ゴールド ETC(IGLN)
SBI・iシェアーズ・米国短期国債ファンド
(愛称:サクっと米ドル)
債券/
北米
0.1138%
程度
なしiシェアーズ・0-3 ヶ月・米国国債 ETF(SGOV)
SBI・iシェアーズ・シリーズに2023年5月25日より追加されるファンド一覧

SBI・iシェアーズ・シリーズに追加される今回のラインナップの中に、投資先が株式ファンドは1つもなく。全て株式以外の債券や社債、ハイイルード債、コモディティで固められている。

ううーん。これってつまり。

SBI・V・シリーズやSBI・iシェアーズ・シリーズに共通するのは、リバランスを自分で行うポートフォリオを構築するために用意された「部品」としてのファンド。

それこそ、ETFでしか実現できなかったことを、投資信託で実現可能にしようという試みなのかなって。(信託報酬も従来品と比べたらとんでもなく勉強されている。)

勉強しなければ購入には至らない。ひとと同じでよければ検討もされないファンド。

リスクを理解し、選ぶ。そんなひと向けのファンド。

楽天Vシリーズが踏み込まなった、到達するかもわからない一歩先。

・・・。

・・・。

ちょっとだけ。ロマンチックかも。

それと。

ええと、これ。重要なことなのだけれど。

SBI・iシェアーズ・シリーズのファンドの愛称。全てのファンドに「サクっと」というワードがつくの何故だろう・・。

そいえば初代のSBI・iシェアーズ・シリーズのファンドの愛称も「まるっと米国」だっけ。

あー。

うん・・。そっか。

・・・。

おつかれさま。

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