ゆめみる投資戦略・現代版(仮)2025年03月。

ゆめみる投資戦略

SBI証券さんが提供するラップサービス、SBIラップを見て感じたことがあって。

そもそもラップファンドと投資信託って何が違うのさって部分を軽くカバーしておくと。ざっくり並べるなら「購入手数料と信託報酬」で契約するのが投資信託で、「投資顧問報酬」で契約するのがラップファンドらしい。

ルールに金を払うか、能力に金を払うかみたいな違いかな?

んー。

誤解を恐れずに書くと、ラップファンドってお任せであることをいいことに結果を出さなくても高額な費用だけ請求する詐欺まがいの商品っぽいイメージがあって。(←直球。

あくまでトワナナさんのイメージ。

で。

前置きはここまでで本題。

SBIラップにはコースという概念があって、ユーザーは好きなコースに好きな金額を入れられる仕組み。これ面白いなって。別に全てのコースに金額を割り当てる必要もなくて、でも全てのコースに金額を割り当ててもよい。

それぞれスポット購入と積立て設定が個別にできるのかな?支払いも別。

コースごとにAIでポートフォリオを組む、ファンドマネージャーがポートフォリオを組む、レバレッジで運用するなど特色がそれぞれあって。ユーザーに選択の余地が残されている。

また、それぞれ個別ファンドとして運用している為、契約や信託費用も異なるのだけれどSBIラップとしての全体運用成績も数字化される。

と、ここまで調べていて感じたのは「これ投資信託ではダメなの?」という疑問。

うーん。

考えたのだけれど、SBIラップというのはブランド名でファンドをまとめたいのではなく、ポータルサービスとして設計しようとしているように見えて。

つまり、ファンドを売っておしまいだった従来の投資信託の形から、サイトを通じてユーザーとコミュニケーションを図り、つながりを維持する形のサービスの展開。

松井証券さんのポイントサービスもそうなのだけれど。証券会社、例えが投資信託なら販売会社になるのかな?にとってみると「ほったらかしで何年もサイトに来てもらえない」というのは嬉しくない。

新しいサービスであったり、提案であったり、知ってもらいたいことが沢山あって。

契約はしているけれど別居中の夫婦ばりに疎遠になるのはちょっと困る。(なので松井証券さんのポイントサービスは毎月ボタンを押しにサイトにログインする必要がある。たぶん。別居中かはしらんけど。)

そこで、各社色々考えてYoutuberごっこをしたり、メールで案内を出したり、SNSでコミュニケーションを図るなど手を尽くすわけで。

けれど「ほったらかせ」的なワードが流行ったりするご時世の中、契約後はユーザーとのつながりが希薄化してしまいがち。

それならポータルサービス化したら?という発想があったとしても納得はできる。

新しい商品開発やレポートの更新、運用成績の閲覧等、投資に飽きがちなユーザーの興味を引くものを揃えようとしている感は伝わるし。

全然違うかもだけれども。

何故個別のファンドで運用しながらその運用成績をわざわざまとめて計算したり、丁寧にサイトの更新を続けているのかなって。

ちょっと気になったんだ。

・・・。

今回は、世間さまの投資傾向と、トワナナさんちのサテライトをランキング形式で眺めるだけの2025年3月のお話。

気になった方だけこっそり楽しんで下さいな。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Don’t forget the NISA ranking.

まずは松井証券さんにあるNISA週刊ランキングを使って、世間の投資トレンドを眺める。

今のところは銘柄がだいぶ固定されているのでこの形で。カッコの中の数字は前回の値。順位の下の赤いマーカーはランクアップ、青いマーカーはランクダウンのもの。(手打ちなのでズレてたらごめんなさい。)

ファンド名基準価格

買付金額
順位
買付件数
順位
積立設定
件数順位
積立設定
金額順位
eMAXIS Slim米国株式
(S&P500)
33,229
(34,638)
1位
(1位)
2位
(2位)
2位
(2位)
2位
(2位)
eMAXIS Slim全世界株式
(オールカントリー)
27,282
(28,060)
2位
(2位)
1位
(1位)
1位
(1位)
1位
(1位)
フィディリティ・米国
株式ファンドD(分配
重視型・為替ヘッジなし
12,817
(---)
×3位
(圏外)
圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
iFreeNEXT FANG+
インデックス
70,149
(73,703
4位
(3位)
4位
(5位)
9位
(10位)
8位
(10位)
eMAXIS Slim先進国株式
インデックス
33,405
(34,530)
5位
(4位)
5位
(4位)
3位
(3位)
3位
(3位)
eMAXIS Slim全世界株式
(除く日本)
27,661
(28,479)
6位
(5位)
8位
(8位)
10位
(9位)
7位
(7位)
eMAXIS Slim国内株式
(TOPIX)
21,059
(21,170)
7位
(7位)
3位
(3位)
4位
(4位)
4位
(4位)
アライアンス・バーン
スタイン・米国成長株
投信Eコース隔月決算型
(為替ヘッジなし)
予想分配金提示型
11,872
(---)
×8位
(圏外)
圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
たわらノーロード
先進国株式
35,975
(37,188)
9位
(8位)
10位
(10位)
7位
(7位)
9位
(8位)
iTrustインド株式22,189
(23,644)
10位
(9位)
6位
(6位)
圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
eMAXIS Slim新興国株式
インデックス
16,636
(16,554)
圏外
(圏外)
7位
(7位)
5位
(5位)
6位
(6位)
ニッセイTOPIX
インデックスファンド
20,664
(20,773)
圏外
(圏外)
9位
(9位)
8位
(8位)
圏外
(圏外)
iシェアーズ ゴールド
インデックスファンド
(為替ヘッジなし)
30,647
(30,000)
×圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
6位
(6位)
5位
(5位)
eMAXIS Slim先進国債券
インデックス
13,507
(13,937)
×圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
圏外
(圏外)
10位
(9位)
週間ランキングまとめ(2024年3月1日付け)

ランキングから落ちたファンドは2つ、ニッセイNASDAQ100インデックスファンドとiFreeNEXTインド株式インデックス。

NASDAQは粘るかな?と想像したけれど残念。

代わりにランクインして来たのはフィディリティ・米国株式ファンドD(分配重視型・為替ヘッジなし)と、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Eコース隔月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型。

どちらも2月に分配金を出しているので配当を使った再投資か、あるいは大きく値を下げているので買い増し需要?

ポートフォリオを見る限り、1位にMETA PLATFORMS、2位にNVIDIA、3位にBERKSHIRE HATHAWAY、4位にMICROSOFTと、そんなに可笑しな作りでもないので松井証券さんであればアリな気もしたり、しなかったり。

ただ、うん、このコら来月いなくなるんだよね。パターンでは。

ううーん。

・・・。

全体を見た感想は、えーっと。ゴールドと新興国株式以外は前回に続き基準価格が落ちている。(新興国株式が上げている理由はたぶん中国。手元のネタ・ポートフォリオでも他が全てマイナスの中、中国だけがプラス40%くらいになっててビビる状態。うへー。)

そしてこれも前回に続き、iFreeNEXT FANG+インデックスへの入れ込み度が過熱している感。

アクセルべた踏みチキンレースの勝者は崖の上か、海の底か。

My satellite portfolio

お次は、トワナナさんちのサテライトなポートフォリオをリターンでランキング付け。

リターン列のカッコの数字は前回の値、トータルリターンではなく、純粋に今の有価証券の含み益。このポートフォリオならこんな動きかーがわかればいいかなって。


ポートフォリオ/
運用金融機関
リター

(%)
PF
構成
地域説明/
ファンド構成
01
(→)
キャシーに任せろっ!
【運用】みずほ証券
64.88
(94.61)
株100.0
倍1.00
米国ARKK相当と称される日興中抜きファンド。
【ファンド構成】
グローバル・プロスペクティブ・ファンド
02
(→)
黄昏ハンドメイド
【運用】SBI証券
31.51
(45.6)
株53.83
債33.53
金12.60
倍1.81
米国米国資産を中心にマルチアセット積立て。
【ファンド構成】
Tracers S&P500ゴールドプラス
米国大型テクノロジー株式ファンド
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド
03
(→)
ベンチマーク
【運用】松井証券
13.15
(13.15)
株18.8
債72.71
リ4.52
金4.56
倍5.50
世界債券盛りマルチアセット積立て。
【ファンド構成】
〇ローバル5.5倍バランスファンド
04
(↑)
給付@がんばらない
【運用】松井証券
1.10
(▲0.22)
株29.79
債59.34
リ0.08
コ9.57
倍4.40
先進
給付など非労働収入でぼんやり投資。
【ファンド構成】
米国分散投資戦略ファンド5倍
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
05
(-)
レバラ黄金の味
【運用】SBI証券
0.12
(---)
株31.95
債59.76
リ6.50
倍1.69
世界大和+UBS+FOLIOによる可変リスク運用。
【ファンド構成】
SBIラップ・レバレッジ運用レバナビコース
06
(↓)
おやすみ世界制服
【運用】松井証券
▲0.51
(2.93)
株100.0
倍2.00
世界デリバティブ活用で限界株式投資。
【ファンド構成】
NZAMレバレッジ日本株式2倍ブル
NZAMレバレッジ米国株式2倍ブル(S&P500)
NZAMレバレッジ中国株式2倍ブル
auAMレバレッジNifty50インド株ファンド
iFreeレバレッジFANG+
テーマレバレッジブロックチェーン2倍
トワナナさんちのサテライトPFランキング一覧(2024年3月3日付け)

PF構成内の表記は以下の通り。「株」→株式比率、「債」→債券比率、「金」→ゴールド比率、「リ」→リート比率、「コ」→コモディティ比率、「倍」→レバレッジ倍率。(複数ファンドPFは手計算で算出。)

あらま、ドーンと逝ってますわよ奥さま。

ちなみにPF(ポートフォリオ)ベンチマークの数値は更新漏れではなく、前回と全く同じ数字だった。さすゴゴ。

・・・。

今回は新しいPF、レバラ黄金の味を追加。(名前はただのネタなので気にせずに。)

先日SBI証券さんで価格をメモしていたところ、記事の冒頭でも書いたラップファンドが始まっていたので積み立ての端数資金で購入。

何でも新しいレバレッジを使ったコースとかで、それはもう気になるわけで。

ポートフォリオは最も効率的な比率の「黄金比」をうたっているから、バランスファンドでいいのかな。

運用はというと。実パフォーマンスと目標パフォーマンスのズレに着目し、資産のリスクを変動させることで調整を行うという代物。リスクの変動にはレバレッジを用いるのだそう。

リスクコントロールの仕組みはリスクの異なるファンドが3つあって、それぞれの保有比率を調整するみたい。(UBSがアレなファンドを提供し、FOLIOは比率コントロールを担当、大和がそれらをパッケージ化して運用する形。たぶん。)

マルチアセット型ポートフォリオに可変リスクのレバレッジをかけるラップファンドは珍しい気も。

早くマンスリー出ないかなー。

Check out the score you’re interested in

締めはグローバル5.5倍バランスファンドを取り巻く世界の数値。気になる基準価格を眺めておしまい。

項目単位前々回前回今回52週平均 or 追加情報
ドル円JPY152.2540149.2620150.3430139.5780 – 161.9420
ビットコインUSD97,558.1296,440.4691,783.7849,121.24 – 109,114.88
S&P500USD6,114.636,013.135,954.504,953.56 – 6,147.43
FTSE 100 IndexGBP8,732.468,659.378,848.767,598.47 – 8,852.71
DAX IndexEUR22,513.4222,287.5622,742.6917,024.82 – 22,935.06
NIFTY 50 IndexINR22,929.2522,795.9022,131.1021,281.45 – 26,277.35
TOPIX IndexJPY2,759.212,736.532,729.562,206.73 – 2,946.60
iShares
Semiconductor ETF
USD223.07223.98208.52192.87 – 267.24
SPDR Gold SharesUSD266.29270.74263.27193.88 – 272.32
SPDR Portfolio Long
Term Treasury ETF
USD26.6926.8227.5925.44 – 29.95
CBOE Volatility Index14.7718.2119.8310.62 – 65.73
Fear & Greed Index44.035.020.0超恐怖0-25 /恐怖25-45
貪欲55-75 /超貪欲75-100
グローバル5.5倍
バランスファンド
JPY8,6358,4628,5885,485 – 15,447(設定来)
気になる価格および指数のリスト(2025年3月3日付け)

色々と語りたくなる出来事が多かった近々事情だけれど。

えーっと、ドル円はレンジに戻ってきた感じかな?日足を見ると「ぎゃー!」なことも多いけれど、こうやって週足で見ると結局レンジですやん・・ってなる。

対するビットコインはというと、こっちは本当に「ぎゃー!」だったみたい。昨日までは「もーだめだー、おしまいだー涙」で底抜けフリーホール。だったのだけれど、トランピンが準備金の話題を発言したとかで打ち上げ。

あーはいはい。(寝言は実現してからにしましょうねー。)

株式は再び欧州勢のターン。米国とウクライナによる鉱物取引の交渉決裂から欧州各国が「あれはないわー、米国さんどんびきだわー」の展開。

気がかりなのは、フランスが米国による安全保障に期待できないからEU軍設立して欧州はフランスの核で守る宣言。ドイツも米国とのニュークリア・シェアリングだっけ?をやめてフランスの核を配備するとのコメント。(フランスは経済崩壊寸前だから、このネタで浮上を狙ってる説。)

これ、第三次世界大戦に押し進めてるのトランピンじゃないの?

ううーん。友人を信じたい気持ちはそれはそれで理解できる。できるのだけれど。政策は独裁者のそれで、国内分断まで起きそうな状態。

・・・。

半導体はすっとこ下げ。タイミング的にNVIDIAがどんな決算でも落とすスケジュールだったとは思うので、ちょっと気の毒感。

ゴールドも利確が出始めている感じ?そんな中、米長期国債はがんばって上昇中。

そして。

VIXは20を越え落ちてきたところで、Fear&Greed Indexはエクストリーム・フィアーをぐいぐい突き進む盛り上がりをみせるのでした。

ひー。

・・・。

おつかれさまでした。

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