星に願いを グローバル5.5倍バランスファンド(月報)2025年06月。

おしまいふぁんず

お知らせメールでも届いていたのかな?楽天証券さんの新サービス「かぶピタッ」が始まっていた。

んー。記憶では類似サービスがあったような気もして、そっちの方はどうなったのさって。楽天証券さん公式で調べてみると。ああ、そういう。

・・・。

楽天証券さんで国内株を購入する方法は3つあって。

1つはごくごく一般的な、決められた株数(国内だと100株が多い)で取引する方法。

1つは1株単位で取引できるサービス、「かぶミニ」で取引する方法。

で。

今回は新たに最低100円から金額指定で取引するサービス、「かぶピタッ」が登場したというお話。

仕組み的には「楽天証券が相手方となり市場外で売買を成立させる相対取引」とのことなので、いわゆる証券会社側が株を保有して権利情報を管理している感じ。

例えば1,000円の株を100円で7人が買った場合。楽天証券が対象の株を共有口座で保有し、7人分の権利情報を記録。取引上、株主は楽天証券の名前に。株から配当が出た際は、比率に応じて楽天証券から7人に対して配当が支払われる。(余りは楽天証券の売り上げかな?)

説明を読む限り1株以上の金額まで買い進めれば、個人名義の保護預かり口座(現物株や投資信託と同じ記録先)に自動移管されるみたい。

ふむー。

これ、最初に証券会社が株購入費用を出す訳だけれど、株価が下落すると証券会社が損害を被らないのかな?とか。

例えば5,000円の株を1,000円で3人が購入。そこから株価が1000円になって全員が売却した場合、証券会社が2,000円損しないのかなって疑問。まさか株価が戻るまで売らずに保有する?

サービスである以上、売り上げにつながると見込んでいるはずで。客寄せの利益度外視な可能性もあるけれど。うーん。

あと、どうでもよさげな話題で。

しれっと対象外の銘柄に、銘柄コード(4755)楽天グループが入ってるのは何かの法律に抵触するのかなーとか。(配当が出るなら、親会社の配当を子会社が受け取る理屈になるので資金移動になりそうにも。)気になったり。気にならなかったり。

・・・。

今回は、グローバル5.5倍バランスファンドの月報(マンスリーレポート)2025年6月のお話。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Basic information

基本情報を簡単に。

グローバル5.5倍バランスファンドってなあに?

資金を株式・REIT・債券、ゴールドの4つに分散、デリバティブを積極的に活用し、資金の5.5倍に相当する純資産額で運用を行うファンド。

株価指数にレバレッジをかけるといったリスクに重点を置いた設計ではなく、先物と現物を組み合わせた株価指数でポートフォリオを構築する。ポートフォリオ内の債券比率は純資産比100%換算で7割以上と高く設計されており、保守的なバランス型ポートフォリオになっている。

高い割り当て比率の債券に対し、株式は純資産比100%換算で18.2%と低い割り当てとなる。しかし、5.5倍換算では純資産比100.1%となるため、「実質的に資金と同額の株式を持ちながら、追加で資金の450%相当額の債券やREIT、ゴールドなどを併せ持つ」ポートフォリオの構築がなされる。

ここより下で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

本スクリーンショットは、2025年7月1日に撮影したものです。

基準価格情報

これはグローバル5.5倍バランスファンドの基本情報。

基本リスク指標

こっちはグローバル5.5倍バランスファンドの基本リスク指標。

Composition ratio

次はグローバル5.5倍バランスファンドのマンスリーレポートからポートフォリオ内の資産比を見る。

数字の眺め方

数値はポートフォリオ内の比率を表しており、アセットの価格変動やリバランス等の影響を受けていると予想。時間経過や現在値として眺めるのがオススメ。(あー、今このくらい保有してるのねーくらいで。)

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの5月30日付けマンスリーレポートを参考にしています。

24年
6月
24年
7月
24年
8月
24年
9月
24年
10月
24年
11月
24年
12月
25年
1月
25年
2月
25年
3月
25年
4月
25年
5月
米国67.166.867.166.167.566.069.868.369.166.165.865.4
欧州11.810.711.311.410.910.610.010.110.510.511.010.7
新興国9.49.19.29.49.59.28.98.98.78.99.08.9
日本8.17.48.07.77.56.97.27.27.56.97.47.8
英国3.63.43.23.33.44.23.83.63.74.03.73.9
その他0.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.0
合計100.097.498.897.998.896.999.798.099.596.597.096.7
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界株式)単位はパーセント

これはファンドが保有する株式。

米国は米国株先物(ミニS&P500)、欧州は欧州株先物(ユーロ・ストックス50)、新興国は新興国株先物(ミニMSCI EM)、日本は日本国株式先物(TOPIX)、英国は英国株先物(FT100)みたい。

24年
6月
24年
7月
24年
8月
24年
9月
24年
10月
24年
11月
24年
12月
25年
1月
25年
2月
25年
3月
25年
4月
25年
5月
米国16.215.815.715.415.815.516.015.516.215.615.615.7
オースト
ラリア
3.33.03.43.23.23.23.43.13.23.13.33.5
英国2.62.52.42.52.52.52.62.52.52.52.62.7
日本2.22.32.22.22.32.22.32.22.22.21.92.0
シンガ
ポール
0.90.90.91.01.11.01.00.91.01.10.90.9
その他0.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.0
合計25.224.524.624.324.824.325.324.125.224.624.324.9
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界REIT)単位はパーセント

これはファンドが保有するREIT。全て現物かな?

米国はVANGUARD REAL ES-ETF、オーストラリアはVANGUARD AU PROP-ETF、英国はISHARES UK PROPE-ETF、日本は上場インデックスJリート隔月、シンガポールはNIKKOAM-STRAITST-ETFみたい。


24年
6月
24年
7月
24年
8月
24年
9月
24年
10月
24年
11月
24年
12月
25年
1月
25年
2月
25年
3月
25年
4月
25年
5月
米国292.592.193.388.891.890.896.493.891.387.985.787.5
米国1069.569.871.567.769.468.671.770.373.370.770.468.6
フラ
ンス
1059.057.156.257.057.857.557.055.156.855.145.753.6
日本1038.237.839.841.339.438.937.640.243.544.944.347.2
米国3032.331.631.632.933.932.033.432.736.837.042.234.7
ドイ
1028.027.327.627.327.726.727.526.326.726.325.527.2
イタ
リア
1024.523.723.323.223.623.023.622.223.824.126.526.6
英国1019.519.319.620.020.520.721.020.021.221.221.421.4
ドイ
306.76.45.95.35.75.25.14.4
日本26.825.926.225.927.626.228.024.827.027.925.725.5
その
0.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.0
先物
合計
370.1365.0368.8363.6369.9363.4373.2364.9373.5367.2361.7366.8
現物
合計
26.825.926.225.927.626.228.024.827.027.925.725.5
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(先進国債券)単位はパーセント

これはファンドが保有する債券。

基本的に先進国のみ、米国のみ2年の短期債を保有。その他は10年と30年、日本に対してのみ現物も保有している感じ。

24年
6月
24年
7月
24年
8月
24年
9月
24年
10月
24年
11月
24年
12月
25年
1月
25年
2月
25年
3月
25年
4月
25年
5月
米国25.424.724.824.224.924.225.125.124.824.723.724.5
その他0.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.0
合計25.424.724.824.224.924.225.125.124.824.723.724.5
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(金)単位はパーセント

これはファンドが保有するゴールド。

金は米国マーケットで金先物を買っているみたい。

24年
6月
24年
7月
24年
8月
24年
9月
24年
10月
24年
11月
24年
12月
25年
1月
25年
2月
25年
3月
25年
4月
25年
5月
米ドル32.930.629.830.433.630.934.133.231.333.533.432.3
豪州ドル3.33.03.43.23.33.23.43.13.33.13.33.6
英国ポンド1.92.12.22.11.11.40.23.13.32.93.33.2
ユーロ2.54.04.45.53.55.03.71.12.6▲0.21.42.4
星港ドル1.00.90.91.01.11.11.00.91.01.10.90.9
日本円他58.459.259.357.557.358.557.658.558.859.557.657.7
グローバル5.5倍バランスファンド通貨別構成比、単位はパーセント

最後は通貨別構成比。

比率はファンド純資産構成比になり、先物取引による建玉は含まない。補足すると「米」はアメリカ、「英国」はブリカ・・ではなくイギリス、「豪州」はオーストラリア、「星港」はシンガポールのこと。

グラフにするとこんな感じ。(描画にはJavaScriptを使うため、見れない方は念で感じ取って下さい。)

純資産100%比では株式18.2%・REIT4.5%・債券72.7%・金4.5%をベースにポートフォリオが組まれる。アセット内の地域割り当ては時価総額寄りの運用会社独自割り当て。為替変動の影響を受ける外貨建て資産の割合は25%から50%程度が想定されている。

Factors behind price fluctuations

次はグローバル5.5倍バランスファンドの価格情報、どの資産がどのように価格に起因したのかをマンスリーレポートの情報から読み解く。

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの5月30日付けマンスリーレポートを参考にしています。

項目24年
6月
24年
7月
24年
8月
24年
9月
24年
10月
24年
11月
24年
12月
25年
1月
25年
2月
25年
3月
25年
4月
25年
5月
設定来
基準
価格
7,5558,1348,3128,8609,4178,8858,9388,2168,4418,4437,9578,26310,000
支払
分配金
0000000000000
世界
株式
219▲102198214▲15104▲27154▲202▲309▲554644,111
世界
REIT
251426279▲4636▲1673523▲39▲1045416
先進国
債券
274274346206▲822122▲649▲17247▲272402▲357▲8,070
▲26569294109▲127▲2813839126122▲111,048
その他
要因
87▲193▲151▲36242▲83149▲85▲1068▲15338937
合計579178548557▲53253▲7222252▲486306179▲1,558
当月末
基準
価格
8,1348,3128,8609,4178,8858,9388,2168,4418,4437,9578,2638,4428,442
グローバル5.5倍バランスファンド基準価格騰落の要因一覧

この表は基準価格騰落の要因を1年分まとめたもの。数字として追加された列は2025年5月分。

先月とざっくり比較すると。

現状は債券のマイナス8,070(前回▲7,713)を、株式を含めたその他全部のプラス6,512(前回5,976)が、80.69%(前回77.47%)ほどカバーした結果、合計▲1,558(前回▲1,737)になる感じ。

前回から179の改善。

債券は再び大きく売られているものの、株式が急伸したおかげでプラス着地。シーソー相場は続く。

Check out the score you’re interested in

締めはグローバル5.5倍バランスファンドを取り巻く世界の数値。執筆時点の気になる基準価格を眺めておしまい。

項目単位前々回前回今回52週平均 or 追加情報
ドル円JPY144.4430147.3820148.7490139.5780 – 158.8570
ビットコインUSD108,101.90117,831.01118,313.4249,121.24 – 123,091.61
S&P500 IndexUSD6,279.356,259.756,296.794,835.04 – 6,315.61
FTSE 100 IndexGBP8,822.918,941.128,992.127,544.83 – 9,016.98
DAX IndexEUR23,787.4524,255.3124,289.5117,024.82 – 24,639.10
NIFTY 50 IndexINR25,461.0025,149.8524,968.4021,743.65 – 26,277.35
TOPIX IndexJPY2,827.952,823.242,834.482,206.73 – 2,893.89
iShares
Semiconductor ETF
USD243.34246.17246.73148.31 – 249.96
SPDR Gold SharesUSD307.14309.14308.39217.52 – 317.63
SPDR Portfolio Long
Term Treasury ETF
USD26.2225.8825.7725.17 – 29.95
CBOE Volatility Index17.4816.4016.4110.62 – 65.73
Fear & Greed Index787575超恐怖0-25 /恐怖25-45
貪欲55-75 /超貪欲75-100
グローバル3倍3分法FJPY14,68714,66114,7608,559 – 16,295(設定来)
グローバル5.5倍バランスFJPY8,9698,8978,8495,485 – 15,447(設定来)
Tracersグローバル2倍株JPY14,22814,37714,5346,624 – 14,534(設定来)
気になる価格および指数のリスト(2025年7月19日付け)

直近、暗号資産が大きく価格を上昇させている。(前回に続き、Tracers グローバル2倍株も高猫中。)

そんな中、米国でGuiding and Establishing National Innovation for U.S. Stablecoins Act of 2025(米国ステーブルコインの国家イノベーション指導・確立法2025)が成立した。通称ジーニアス法と呼ばれるこの法案は、米国でのステーブルコインの規制枠組みを作る為の法案。

んー。

ステーブルコインってなんだっけ?というと、他の資産に連動することを目的とした暗号資産。かなりざっくりとした説明だけれど。(長くなっちゃうので詳しく知りたい方は別途調べて下さいな。)

で。ステーブルコインの「ステーブル」は英語のStableから来ており、直訳すると「安定した」ほにゃほにゃという場面で使われる。GithubとかでStable Releaseとか書いてあったりするアレ。

このケースでのステーブルが何を指すかというと、値動きを指している。安定した値動きのコインですわよという意味でつけられているそうな。

勿論、連動先の資産が下落した場合はもれなく連動下落するので、その挙動に関しては「安定的な連動」なのでオッケーになる。

前提知識はこのくらい。

話を法案に戻すと、なしてステーブルコインの規制枠組みの法整備が話題になるの?という疑問。実のところステーブルコインが連動を目指す資産には法定通貨が含まれている。

つまり、ステーブルコインの用途には通貨(に相当する決済手段)による取引が含まれている。

すると当然、きちんとした法整備がされていなければ普及や利用に問題が出てくる。

金融で考えるといわゆる「通貨を発行している」ような位置づけにもなりかねず。もちろん、「はいこれ同じでーす!」と宣言すれば価値が担保される訳もなく、発行体が裏付け資産を保有し価値を担保する必要がある。基本は仕組み上可笑しくならない。

ならない前提なのだけれど。

世の中には不慮の事故(過去、価値の連動に失敗したステーブルコインがあった)や、悪いひとはいるものだから。そこは法を整備し機関に監督や監視をさせる必要があって。今回のジーニアス法の出番になった。

・・風に理解した。

もう少し時間かけて調べないと。

ちなみに暗号資産のXRP(リップル)を管理しているリップル社も、RLUSD(リップルUSD)でステーブルコイン市場に参戦していて。タイミング的に、XRPイナズマ上昇の材料のひとつになっているのかなーとか。ぼんやり。

・・・。

ドル円は円安が止まらず、例の如くインフルエンサーやエコノミスト共がいつもの決め台詞「話はきかせてもらった!日本円は崩壊するっ!」を連呼し始めたところ。はいはい、衰退国衰退国。自称プロの方々は発言に責任持ちましょうネー。

株式はカレーの国以外上。

カレーなんやねんって調べてた感じだと。パキスタンとの紛争の他に、米国によるロシアへの制裁強化の影響を懸念しているといった話があった。

あれ?ロシアとカレーってどこでつながるの?というと、どうもロシア産お得プライス原油を大量に購入しているという話があるそうで。ロシアと取引のある国として、100%関税が課されるのでは?というお話。

半導体はやや上、ゴールドと米長期国債は下。キンリガネ・・。

VIXとFear&Greed Indexはヨコヨコ感。相場は何かとの待ち合わせを匂わせ出す。

そんな中、空気の読めないジャパン国は明日、第27回参議院議員通常選挙の投票日を迎える。

グッバイ、ダラシナイカク。

サヨナラ、ビチュウリケントウ。

・・・。

おつかれさまでした。

タイトルとURLをコピーしました