おしまい比較2025年05月。

おしまいふぁんず

2025年も折り返し地点。梅雨をすっとばした猛暑に続いて大地震の予測が飛び交う日々の中、マネーフォワードの更新を掛けつつ思い立ったことがあって。

そいえばプラチナNISAってどーなったんだっけ?とか。(←強引な本題移行。

調べてみた感じ。2026年1月に開始予定で進んでたんだね。

あまり話題を見ないのは、普段にーさにーさ騒いでいるのが若い方々だから?

トワナナさんが初報を小耳に挟んだ時は、高齢者向けに毎月分配が許可される非課税口座という記憶で。(当初ジジババNISAとか、シルバーNISAとか揶揄されてたっけ。)

改めて今調べてみると、ちょっと面白いなと思ったのが「NISA口座で保有するの資産の移管」と「毎月分配型投資信託へのスイッチング」が要件に盛り込まれていた点で。

そのままの意味なら現行NISA口座で保有していた商品を65歳になったらプラチナNISA口座に移管できるということになる。

つまり、現行NISA口座では成長重視のファンドを育てて資産の最大化を図り、パンパンに育った商品をプラチナNISA口座に移管。その後配当を出す投資信託にスイッチング(口座内で買い替え)することで、従来は時間をかけて育てる必要がある配当ポートフォリオを効率よく構築。

・・みたいな目論見の設計かな?

最初から配当向けのポートフォリオを組むと成長が期待しずらいので、これはよい設計だと思う。

NISA口座内で自由にスイッチングが出来るようになるのがベストではあるけれど、充分ベター。移管後カラになった現行NISA口座でもう1ラウンドたのしめるしネ。

・・・。

今回は、グローバル5.5倍バランスファンドの姉妹ファンド比較分析2025年5月のお話。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Let’s start with some basic information.

間違ってページを開いてしまった方向け、記事の説明。

この記事は何を目的としていますか?

この記事はグローバル5.5倍バランスファンドと姉妹ファンドであるグローバル3倍3分法ファンド、Tracers グローバル2倍株を比較して眺めることを目的とした記事になります。(存じ上げない方の為に補足すると、Tracers グローバル2倍株は元々Tracersブランドではなく単体のファンドとして運用開始されました。)

比較に使用している松井証券さんのサイトでは5ファンドまで同時に比較ができますので、プラス2枠にアセット観点から特徴のある先進国株式のファンドと、国内金価格を表すファンドも並べ、計5ファンドの比較をします。

深夜にスポーツ観戦しながら拳をぶんまわす風の記事です。中身はありません。

ここより下で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

まずは現状把握から。スクリーンショットは2025年6月1日に撮影。

ぽんこつプラスツー基本情報

これは基本情報。

ぽんこつプラスツー運用実績

こっちは運用実績。

トータルリターンに目を移せば、半年のパフォーマンスで三菱UFJ純金ファンド以外マイナスという現実。今の相場の異常さが際立つ。

How about the inflow and outflow of funds?

次は価格等の12か月分まとめ。

日付けグローバル
3倍3分法
ファンド
グローバル
5.5倍バランス
ファンド
Tracers
グローバル
2倍株
eMAXIS Slim
先進国株式
インデックス
三菱UFJ
純金ファンド
2024
年6月
価14,462円
資166,149百万
口11,488,659
(↓237,120)
流入出
▲3,233,131,200円
価8,134円
資13,273百万
口1,631,792
(↓28,433)
流入出
▲214,811,315円
価12,437円
資932百万
口74,937
(↓1,810)
流入出
▲21,461,170
価32,119円
資799,179百万
口24,881,814
(↑318,361)
流入出
+9,638,060,914円
価29,131円
資226,262百万
口7,767,052
(↑172,115)
流入出
+4,956,567,770円
2024
年7月
価14,342円
資161,308百万
口11,247,245
(↓241,414)
流入出
▲3,491,329,268円
価8,312円
資13,429百万
口1,615,615
(↓16,177)
流入出
▲131,583,718円
価12,151円
資910百万
口74,890
(↓47)
流入出
▲584,539
価30,330円
資764,544百万
口25,207,517
(↑325,703)
流入出
+10,461,254,657円
価28,783円
資230,088百万
口7,993,885
(↑226,833)
流入出
+6,607,872,123円
2024
年8月
価14,531円
資161,794百万
口11,134,402
(↓112,843)
流入出
▲1,618,394,306円
価8,860円
資14,215百万
口1,604,401
(↓11,214)
流入出
▲93,210,768円
価12,358円
資1,129百万
口91,357
(↑16,467)
流入出
+200,090,517円
価29,801円
資757,873百万
口25,431,126
(↑223,609)
流入出
+6,782,060,970円
価28,288円
資233,862百万
口8,267,180
(↑273,295)
流入出
+7,866,249,985円
2024
年9月
価14,825円
資164,099百万
口11,069,072
(↓65,330)
流入出
▲949,310,230円
価9,417円
資14,980百万
口1,590,740
(↓13,661)
流入出
▲121,036,460円
価12,908円
資1,185百万
口91,803
(↑446)
流入出
+5,511,668円
価30,147円
資774,860百万
口25,702,723
(↑271,597)
流入出
+8,093,862,197円
価29,244円
資246,570百万
口8,431,473
(↑164,293)
流入出
+4,647,520,384円
2024
年10月
価14,507円
資158,510百万
口10,926,449
(↓142,623)
流入出
▲2,114,385,975円
価8,885円
資14,016百万
口1,577,490
(↓13,250)
流入出
▲124,775,250円
価13,026円
資1,077百万
口82,680
(↓9,123)
流入出
▲117,759,684円
価32,433円
資839,544百万
口25,885,487
(↑182,764)
流入出
+5,509,786,308円
価33,088円
資284,261百万
口8,591,060
(↑159,587)
流入出
+4,666,962,228円
2024
年11月
価14,411円
資154,236百万
口10,702,657
(↓223,792)
流入出
▲3,246,550,544円
価8,938円
資13,785百万
口1,542,291
(↓35,199)
流入出
▲312,743,115円
価13,223円
資1,327百万
口100,355
(↑17,675)
流入出
230,234,550円
価32,629円
資850,363百万
口26,061,570
(↑176,083)
流入出
+5,710,899,939円
価30,952円
資270,267百万
口8,731,810
(↑140,750)
流入出
+4,657,136,000円
2024
年12月
価14,170円
資145,560百万
口10,272,406
(↓430,251)
流入出
▲6,200,347,161円
価8,216円
資12,120百万
口1,475,170
(↓67,121)
流入出
▲599,927,498円
価13,270円
資1,348百万
口101,582
(↑1,227)
流入出
16,224,621円
価33,929円
資886,739百万
口26,135,135
(↑73,565)
流入出
+2,400,352,385円
価31,983円
資286,740百万
口8,965,387
(↑233,577)
流入出
+7,229,675,304円
2025
年1月
価14,164円
資142,520百万
口10,062,129
(↓210,277)
流入出
▲2,979,625,090円
価8,441円
資12,176百万
口1,442,483
(↓32,687)
流入出
▲268,556,392円
価13,844円
資1,397百万
口100,910
(↓672)
流入出
▲8,917,440円
価34,002円
資899,228百万
口26,446,326
(↑311,191)
流入出
+10,558,399,439円
価33,403円
資311,066百万
口9,312,516
(↑347,129)
流入出
+11,102,226,807円
2025
年2月
価13,955円
資136,639百万
口9,791,400
(↓270,729)
流入出
▲3,834,605,556円
価8,443円
資12,037百万
口1,425,678
(↓16,805)
流入出
▲141,851,005円
価13,171円
資1,334百万
口101,283
(↑373)
流入出
+5,163,812円
価32,211円
資859,730百万
口26,690,571
(↑244,245)
流入出
+8,304,818,490円
価33,219円
資326,109百万
口9,816,942
(↑504,426)
流入出
+16,849,341,678円
2025
年3月
価13,502円
資130,259百万
口9,647,385
(↓144,015)
流入出
▲2,009,729,325円
価7,957円
資11,305百万
口1,420,761
(↓4,917)
流入出
▲41,514,231円
価12,334円
資1,277百万
口103,534
(↑2,251)
流入出
+29,647,921円
価31,052円
資836,823百万
口26,949,085
(↑258,514)
流入出
+8,326,994,454円
価36,417円
資377,764百万
口10,373,287
(↑556,345)
流入出
+18,481,224,555円
2025
年4月
価13,607円
資128,850百万
口9,469,390
(↓177,995)
流入出
▲2,403,288,490円
価8,263円
資11,624百万
口1,406,752
(↓14,009)
流入出
▲111,469,613円
価11,742円
資1,248百万
口106,285
(↑2,751)
流入出
+33,930,834円
価29,738円
資809,531百万
口27,222,106
(↑273,021)
流入出
+8,477,848,092円
価36,343円
資391,178百万
口10,763,503
(↑390,216)
流入出
+14,210,496,072円
2025
年5月
価13,992円
資129,879百万
口9,282,375
(↓187,015)
流入出
▲2,544,713,105円
価8,442円
資11,567百万
口1,370,172
(↓36,580)
流入出
▲302,260,540円
価13,069円
資1,402百万
口107,276
(↑991)
流入出
+11,636,322円
価31,879円
資876,310百万
口27,488,628
(↑266,522)
流入出
+7,925,831,236円
価36,553円
資402,831百万
口11,020,463
(↑254,960)
流入出
+9,338,697,280円
おしまいふぁんずプラスツーの価格等一覧(数値は月末時点の値)

数値は「価」が月末の基準価格、「資」が月末の純資産総額、「口」が純資産と基準価格から割り出した口数の値。口数に続くカッコ内の数字は前月からの変動値。「流入出」は上記の値から計算したファンドへの資金流入出額の予想値。前月よりも数値が高ければ赤いマーカー、前月より数値が低ければ青いマーカーが引かれます。(間違いがあったらごめんなさい。)

追加された行は2025年5月分。

バランスファンド組は血を吐きながらマラソンを続け、Tracers グローバル2倍株はプラマイ境界線を反復横跳び、eMAXIS Slim先進国株式インデックスと三菱UFJ純金ファンドはバラの庭園でモーニングを嗜む。

いつもの景観。

お茶が冷めてマスワヨー。

What does it look like in the chart?

次はチャートで期間別のパフォーマンスを見てみる。

ぽんこつプラスツー基準価格チャート10年

これは基準価格チャート10年。

ぽんこつプラスツー基準価格チャート3年

これは基準価格チャート3年。

ぽんこつプラスツー基準価格チャート1年

これは基準価格チャート1年。

ぽんこつプラスツー基準価格チャート半年

これは基準価格チャート半年。

ぽんこつプラスツー基準価格チャート1ヵ月

最後は基準価格チャート1ヵ月。

期間グローバル
3倍3分法
ファンド
グローバル
5.5倍
バランス
ファンド
Tracers
グローバル
2倍株
eMAXIS
Slim
先進国株式
インデックス
三菱UFJ
純金ファンド
10年4位
(4位)
5位
(5位)
3位
(3位)
2位
(2位)
1位
(1位)
3年4位
(-)
5位
(-)
3位
(-)
2位
(-)
1位
(-)
1年5位
(5位)
2位
(2位)
3位
(3位)
4位
(4位)
1位
(1位)
半年4位
(2位)
5位
(2位)
2位
(5位)
2位
(4位)
1位
(1位)
1ヵ月5位
(2位)
4位
(1位)
1位
(5位)
2位
(4位)
3位
(3位)

表は上で貼り付けていた5つの期間別チャートの騰落率を順位で表にまとめたもの。

カッコの中の数字は前回の記事での順位。10年の期間に関しては最も短い運用期間のファンドに合わせる都合2022年から現在の比較みたい。順位の下の赤い線は前回から順位が上がったもの。青い線は順位が下がったもの。

3年と10年の期間が開きはじめたので3年のデータも追加。

10年から1年の期間は変動なし。

半年、1ヵ月の期間だと株式のターンに入った感じ?かな。あと、やはり目に付くのはゴールドが直近1ヵ月でだけ足踏みな点。

ファンド名前々回の
騰落率(%)
前回の
騰落率(%)
今回の
騰落率(%)
前回との
差異(%)
グローバル3倍3分法
ファンド
▲15.1▲14.4▲12.0↑2.4
グローバル5.5倍
バランスファンド
▲47.4▲45.4▲44.2↑1.2
Tracers
グローバル2倍株
23.317.430.7↑13.3
eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
61.754.966.0↑11.1
三菱UFJ純金ファンド125.3124.9126.2↑1.3
ぼんくらーずプラスツー10年比較での騰落率の遷移(2025年5月1日付け)

これは10年の騰落率を3期間分(記事は月1なので、約3か月分)まとめた表。

ひとつ上の表の説明で書いているように2022年からの集計。順位の下の赤い線は前回から数値が上がったもの。青い線は数値が下がったもの。

株式が急激に切り返し。バランスファンド組がプラスでも上げ幅が小さいところをみると、他のアセットが足を引っ張っているようにも。グローバル5.5倍バランスファンドがドベな数字から債券あたりが要因で大きそう。

ゴールドはヨコヨコ感も。

Check out the score you’re interested in

締めはおしまいふぁんずを取り巻く世界の数値。気になる基準価格を眺めておしまい。

項目単位前々回前回今回52週平均 or 追加情報
ドル円JPY144.6150143.9140144.4430139.5780 – 161.7470
ビットコインUSD108,222.39107,815.18108,101.9049,121.24 – 111,970.17
S&P500 IndexUSD6,173.076,198.016,279.354,835.04 – 6,284.65
FTSE 100 IndexGBP8,798.918,805.038,822.917,544.83 – 8,902.40
DAX IndexEUR24,033.2223,763.6023,787.4517,024.82 – 24,479.42
NIFTY 50 IndexINR25,637.8025,453.4025,461.0021,743.65 – 26,277.35
TOPIX IndexJPY2,840.542,826.042,827.952,206.73 – 2,946.60
iShares
Semiconductor ETF
USD238.86237.62243.34148.31 – 267.24
SPDR Gold SharesUSD301.22307.55307.14217.27 – 317.63
SPDR Portfolio Long
Term Treasury ETF
USD26.3126.5126.2225.17 – 29.95
CBOE Volatility Index16.3216.8017.4810.62 – 65.73
Fear & Greed Index656178超恐怖0-25 /恐怖25-45
貪欲55-75 /超貪欲75-100
グローバル3倍3分法FJPY14,71414,70214,6878,559 – 16,295(設定来)
グローバル5.5倍バランスFJPY8,9138,9918,9695,485 – 15,447(設定来)
Tracersグローバル2倍株JPY13,79613,92414,2286,624 – 14,158(設定来)
気になる価格および指数のリスト(2025年7月5日付け)

そいえばあれ、なんだっけ。えーっと。

減税法案か。

ズラ減税案ことOBBB法案(One Big Beautiful Bill Act)が可決された。この法案の中で投資家界隈を賑わしていたが899条(報復税法)という代物で。

米国が不公平とみなす税制を採用する国の投資家等に対し、米国で得た所得への税率引上げを目的とした法で。初年度の5%からはじまり、最終的には4年をかけて20%まで追加税率をあげるというもの。

国内の場合、現地税10%に追加される形になり、税率が30%になるのではないか?という憶測が流れていた。(特定口座の場合は現地課税30%+国内課税20%=最終課税率50%になり。NISA等の非課税口座の場合は現地課税30%のみが適用され最終課税率30%の計算。)

で。

ジャパンさんは対象なの?と調べた感じ、実はガッツリ対象に含まれており。ううーんという状況。そして迎えた法案可決。

具体的に何時から適用になるのかを調べてみた感じ。んー。

あれ?

899条は見送りの方向で進められているそうな。

理由としては、先月末のG7で国際的な最低法人税率の枠組みから米国を除外とすることを条件に見送りになったとか。

・・・。

あー。

そういうこと。

これつまり、米国に拠点置く企業の脱税行為を見逃せば899条を免除してやるってズラの脅し?

どこまでも畜生なことをする。

EUがよく納得したなーと思って調べた感じ、納得してなかった。うん、知ってた。

・・・。

株式は全面上で、半導体も上。ゴールドと米長期国債は下。米長期国債は指標から利下げ無しが織り込まれて金利上昇の流れのせいかな?

VIXがやや上げする中、Fear & Greed Indexはエクストリーム・グリード圏に。

えーっと、セオリー通りなら売っとけばいいのだっけ?

・・・。

おつかれさまでした。

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