マネックスアドバイザーを解約したこと。

とびこむ・くだける

最近はバタバタしているのでコレといって話題がなくて。

んー。何か書いてなかったことでネタっぽいのあったかなーで記憶を辿ると、あの話したっけ?マネックスアドバイザーを解約した話。

たぶん、記事にしようと思ってスクリーンショットは撮っておいたのだけれど、貼った記憶がないのでまだだったかな?

であれば、ちょっとだけ思い出話。

・・・。

マネックスアドバイザー、カテゴリ上はロボアドで。

表向き、経費率は最安の部類になっていたような気はする。ただちょっとズルっこな表記になっていて。基本料と運用に用いるETFの経費が別だった記憶。なので安くはあるのだけれど、そこまででもない気がしてた。

あ。それで結局儲かったの?という部分と、何で止めたのさって部分。

始めた時期がコロナ前だったことと、ポートフォリオがバランス運用なのでちゃんとプラスで遷移してた。というか、マイナスになる方が珍しかった記憶。

殆どプラス遷移じゃなかったかな?

後半は特に割安だった国内株式が火を噴いてたし。先進国株式(日本を除く)もプラス100%近くまで行って、新興国株式もプラス遷移していたと思う。

まぁ、債券とか社債は散々たる状態ではあった。

サービスを止めた理由はというと。

・・・。

何だろか。

別にこのまま続けてもよいかなとも思ってはいて。トワナナさんはいくつかのポートフォリオを組んでいるので、マネックスアドバイザーの利益が低くても困ってはいなくて。

せっかく続けてきたし、このままでもーって。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20240906
基準価額:8,878円 / 前日比(円)+23円 / 前日比(%)+0.26% / 純資産総額141.5億円

項目通貨ペア現在価格/
前回との差異
52週範囲
ドル円USD/JPY現在143.1780(JPY)
[↓] 2.998(2.050%)
前回146.1760(JPY)
[↓] 0.647(0.440%)
現140.2900 – 161.9420
前140.2900 – 161.9420
ビットコインBTC/USD現在56,976.11(USD)
[↓] 2,132.18(3.605%)
前回59,108.29(USD)
[↑] 755.82(1.295%)
現24,930.30 – 73,750.07
前24,930.30 – 73,750.07
イーサリアムETH/USD現在2,397.16(USD)
[↓] 124.51(4.937%)
前回2,521.67(USD)
[↓] 25.77(1.011%)
現1,523.24 – 4,092.28
前1,523.24 – 4,092.28
リップルXRP/USD現在0.544134(USD)
[↓] 0.023366(4.117%)
前回0.567500(USD)
[↑] 0.006892(1.229%)
現0.391139 – 0.742126
前0.391139 – 0.742126
ステラルーメンXLM/USD現在0.090355(USD)
[↓] 0.002602(2.799%)
前回0.092957(USD)
[↓] 0.005942(6.008%)
現0.075918 – 0.162129
前0.075918 – 0.162129
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数現在値/
前回との差異
52週範囲
米国株式CRSP US Total
Market Index
現在3,930.43
[↓] 104(2.577%)
前回4,034.43
[↑] 220.18(5.772%)
現2,937.26 – 4,052.51
前2,937.26 – 4,052.51
S&P500S&P500 Index現在5,509.95
[↓] 138.45(2.451%)
前回5,648.40
[↑] 304.24(5.692%)
現4,103.78 – 5,669.67
前4,103.78 – 5,669.67
NASDAQNASDAQ
Composite Index
現在17,066.11
[↓] 647.51(3.655%)
前回17,713.62
[↑] 968.32(5.782%)
現12,543.86 – 18,671.07
前12,543.86 – 18,671.07
VIXCBOE
Volatility Index
現在18.87
[↑] 3.87(25.8%)
前回15.00
[↓] 5.37(26.362%)
現10.62 – 65.73
前10.62 – 65.73
英国株式FTSE 100 Index現在8,251.42
[↓] 125.21(1.494%)
前回8,376.63
[↑] 208.53(2.552%)
現7,279.86 – 8,474.41
前7,279.86 – 8,474.41
独国株式DAX Index現在18,577.81
[↓] 329.11(1.740%)
前回18,906.92
[↑] 1,184.04(6.680%)
現14,630.21 – 18,990.78
前14,630.21 – 18,970.71
印度株式NIFTY 50 Index現在24,852.15
[↓] 383.75(1.520%)
前回25,235.90
[↑] 868.4(3.563%)
現18,837.85 – 25,333.65
前18,837.85 – 25,268.35
日本株式TOPIX Index現在2,597.42
[↓] 115.21(4.247%)
前回2,712.63
[↑] 229.33(9.234%)
現2,196.95 – 2,946.60
前2,196.95 – 2,946.60
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF現在価格/
前回との差異
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets
Index Fund ETF
Ticker:VEA
現在51.26(USD)
[↓] 1.13(2.156%)
前回52.39(USD)
[↑] 3.49(7.137%)
現41.48 – 52.55
前41.48 – 52.55
新興国株式Vanguard
Emerging Markets
Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
現在44.21(USD)
[↓] 0.51(1.140%)
前回44.72(USD)
[↑] 1.17(2.686%)
現37.46 – 45.73
前37.46 – 45.73
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term
Treasury ETF
Ticker:SPTS
現在29.31(USD)
[↑] 0.03(0.102%)
前回29.28(USD)
[↑] 0.11(0.377%)
現28.58 – 29.33
前28.58 – 29.33
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term
Treasury ETF
Ticker:SPTI
現在29.02(USD)
[↑] 0.18(0.624%)
前回28.84(USD)
[↑] 0.14(0.487%)
現27.01 – 29.13
前27.01 – 29.13
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term
Treasury ETF
Ticker:SPTL
現在29.30(USD)
[↑] 0.72(2.519%)
前回28.58(USD)
[↑] 0.09(0.315%)
現24.47 – 29.51
前24.47 – 29.51
米国半導体iShares
Semiconductor ETF
Ticker:SOXX
現在207.64(USD)
[↓] 23.5(10.166%)
前回231.14(USD)
[↑] 19.36(9.141%)
現144.40 – 267.24
前144.40 – 267.24
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
現在231.52(USD)
[↑] 0.23(0.099%)
前回231.29(USD)
[↑] 6.73(2.996%)
現168.30 – 234.01
前168.30 – 234.01
コモディティiShares S&P GSCI
Commodity-Indexed
Trust ETF
Ticker:GSG
現在20.49(USD)
[↓] 0.55(2.614%)
前回21.04(USD)
[↓] 0.07(0.331%)
現19.41 – 23.08
前19.41 – 23.08
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Why did you stop using Monex Advisor?

マネックスアドバイザーの面白い特徴のひとつに、保有資産は現物のETFで構築されるという点があって。

うまく説明できるか自信ないけれど。えーっと。

マネックスアドバイザーは、設定したポートフォリオに沿うよう東証に上場しているiSharesブランドのETFを売買する形で運用を行う。

んー。

ざっくりまとめると以下のような操作ができる。

できること操作単位説明
毎月積立て自動金額指定
1万円以上
ポートフォリオの比率を維持しながら
不足するアセットのETFを購入する
指定金額の購入手動金額指定ポートフォリオの比率を維持しながら
不足するアセットのETFを購入する
指定金額の売却手動金額指定ポートフォリオの比率を維持しながら
余剰になるアセットのETFを売却する
指定アセットの購入手動数量指定アセットのETFを購入する
指定アセットの売却手動数量指定アセットのETFを売却する
リバランス手動自動計算ポートフォリオの比率に近くなるよう
アセットの余剰分を売却し不足分を購入
マネックスアドバイザーで出来ることまとめ。

ちなみに毎月積立てはオンとオフを切り替えて止めることもできる。

マザーファンドを持つ投資信託等とは異なり、ポートフォリオを各アセットの現物ETFで保有していると表現できるかな。

あとそうだ。ETFで保有していると。

ザラ場中、値がリアルタイムで動くんだよ。

当たり前の話。

今日は債券が落ちているとか、J-REITが上げているとか、そういうのがリアルタイムで見れる。もちろんザラ場後でも当日の騰落率が見れる。(どこかでリセットされてたと思うけど。)

これ面白いなって。

何か指標の発表があった日だったり、大きな事故や事件があった次の日だったり。各アセットのETFがどういった値動きをするのか。その結果ポートフォリオがどう動くのかが見れる。

投資信託も日に1度は基準価格が更新されるけれど、ポートフォリオ内の各銘柄の状態までは月単位のマンスリーでないとわからない。

勉強にもなるし、実際にどのアセットに影響が出ているのかの確認も出来てよいなって。

・・・。

うーんと。

でも、ふと思った。

あれ?これ現物のETFを保有しているだけなのだから、えーっと。

「マネックスアドバイザーいらなくない?」

って。(←判断が遅い。

・・・。

そうなんだよ。

マネックスアドバイザーで保有しているETFは現物保有。マネックスアドバイザーを解約しても売却されなかったりする。(解約時に指定すれば売却もできる。)

あともうひとつ、この仕組みに起因する特徴があって。現物ETFを保有しているだけなのでETFから配当が貰える。当たり前なのだけれどちゃんと貰える。

確かトワナナさんのポートフォリオだと税込みで年率1.57%くらいだったかな?

あ、意外と貰えるって。

で。

配当寄りのバランスポートフォリオ組んだらおもしろそうかも!て、いらんことを思いつきもして。

じゃあ、やってみようって。

マネックスアドバイザーで積み立てて来た現物ETFはそのまま、この先はトワナナさんが考えてポートフォリオを組んでいこうって。

マネックスアドバイザーが扱えるのはiSharesブランドのETF、7銘柄固定という窮屈さもなくなるし。

iSharesブランドのETFは純資産総額、経費率、運用年数、どれもトップクラスなので悪いETFじゃない。(7種類の中でも1銘柄くらいしか経費率で負けることはなかったはず。スゴイんだよ、iSharesブランドのETFって。TOPIXでも最安だったはず。)

止めた理由はなあに?というと、ざっくりそんな感じ。

Let’s say goodbye on the screen

せっかくスリーンショットを撮っておいたので、サクサクと貼っていく。

以下で掲載しているスクリーンショット画像は、マネックス証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

基本画面

これは基本画面。

このレイアウトは比較的最近に変わった記憶。特に便利になった記憶はなくて、ただちょっとオシャレ感が増したような?

利用者側のサービスへの要望は好きなETFを使いたいとか、海外のETFも運用に取り入れたいだと思うのだけれど。運営の出した答えはシャレたデザインだったみたい。

そいえば左上にある日時が4桁になっていて、ちょっと驚いた。

資産遷移画面

これは資産遷移画面。

たぶんこれはMONEX VIEWの画面かも。上でも書いているように保有資産は現物ETFを取引している扱いなので、国内ETN/ETFでフィルタして表示させると(他に国内ETN/ETFで取引がなければ)マネックスアドバイザーに限定して資産状態が確認できる。

グラフの頭に付いている「買」はスポット買いをした際に付くマークで、「積」は積立てで付くマークだったと思う。

2024年にマークが付いていないのは資金不足で積立てていなかったせい。(グローバル5.5倍バランスファンドとかいうロクデナシに貢いでスカンピンなんです。)

目標ポートフォリオ画面

これは目標ポートフォリオ画面。

昔は毎月ブラックロック社のポートフォリオとマネックス社のポートフォリオの2つが提案されて選べる形になっていた。

目標ポートフォリオはその名の通りで運用しているポートフォリオの目標値。買い増しやリバランス、売却時には目標ポートフォリオに近づけるように売り買いのETF数をマネックスアドバイザーが提案してくれる。

いつだったかブラックロック社のポートフォリオは3ヵ月?に1回の更新になって。マネックス社のポートフォリオも全然更新されない日が続くようになってたような記憶。

そんなにコロコロ変えるものでもないけれど。

目標ポートフォリオを見て気付くのが海外REIT比率がゼロになっている点と、国内株の比率がとても高い点。

トワナナさんちのポートフォリオに海外REITが残っているのは、リバランスをせずにノーセルリバランスで運用する方針だったからで。リバランス提案させるとそのへんを売れ売れ言われていたかな?

一時期は債券を売却して新興国株を購入という提案もあった。(ポートフォリオに寄せるという理屈ではあってる。やらんかったけど。)

えーっと。

今更だけれどマネックスアドバイザーは「アドバイザー」の名の通り最終的な決定をユーザーにゆだねているサービス。

そのため、マネックスアドバイザーが勝手にリバランスを行ったりしない。

あくまでユーザーが毎月積立でノーセルリバランスをするか、自主的にリバランスをするかなどを決める。その際の何を売って何を買うのがよいかの提案はしてくれる。

アドバイスに沿った運用を行うか、じぶんで判断してアドバイスを聞き流すか。最後はユーザーが決めるサービス。

この方針は割とスキ。

あと、ポートフォリオはじぶんでカスタマイズもできる。トワナナさんはプロの提案というものを見たかったので、ずっとマネックス社のポートフォリオを使っていた。

ブラックロック社のポートフォリオも興味あって眺めていたけれど、REITと債券の比率とかに僅かな違いは出ていたと思うけれど。国内比率を高めにしたりする部分はどちらも似たような方針になるんだなーって感想。

やたらと国内アセットを蔑む方が散見される界隈だけれど、このへんは投資のセオリーなのだと思う。

為替リスクや経費面、バリュー観点で国内比率を上げておくのが効率がよいという判断。

時価総額加重だけに頼った考え方は、言ってみればグロースへの集中投資と変わらないから。

分配金受取額一覧画面2024

これは分配金受取額一覧画面で2024年の分。

6月までで7,130円支払われているという意味かな?

分配金受取額一覧画面2023

参考までに2023年分はこっち。

確か年1回配当のETFが混ざっているから、年の後半の方が高い傾向があったはず。

基本的に運用に使われているiSharesブランドのETFで無配のETFは無かった記憶で、債券やREITが高め、TOPIXも結構出してくれていたような記憶。

ご利用明細画面

これはご利用明細画面。

ん?これなあに?というと、サービスの利用料金の請求明細みたいな数字だと思う。資産が動いているのでざっくりとになるけれど計算してみると。

えーっと。

純資産総額598,945円に対して6月の請求が149円だから・・。

(149 ÷ 598,945 × 100 )× 12 = 0.298

これに税金10%を足すと0.328に。たぶん、サービスの利用料金は純資産総額に対して年率0.328%くらいになっていたのかな?

他にETFにかかる経費を合算して経費の総額が割り出せる仕組みだった記憶。ETFの経費は新興国株式とかが高い以外は大変お安い。参考までにTOPIXのETFは年率0.0495%(税込み)。

とりあえず1%とか、とりあえず枝豆みたいな値付けしてくるどこかのロボアドバイザーよりはずっと良心的な価格設定だとは思う。

サービス解約お申込み画面

これはサービス解約お申込み画面。

特にページが隠されてもおらず、大量のアンケートが待ち構えていることもなく。びっくりするくらいあっさりと解約は進む。

サービス解約お申込み画面

おしまい。

ありがとう、またね。

Beyond Monex Advisor

振り返ると。んー。

トワナナさんは利用してよかったなって。

このお金でインデックスの投資信託を買っておけばもっと儲かったかもとか。

高い経費率で損をしたとか。そっち方向に後悔とかもなさげで。

色々と気づけたこともあって。ポートフォリオ運用の意義が見えてよかったなって。

マルチアセット型のポートフォリオ運用って、値幅が小さい非効率的な運用にも見えがちで。アセットによっては費用も株式に比べて高くなるから、そこもマイナスに捉えがちで。

でも。そこで起きていることは小さい値動きではなくて。異なる方向性が複数衝突した結果で。

リスクを下げて、リターンを上げる。

相反する2つの目的を実現するための具体的な策、その遷移過程が見れた。

たぶん、そんなまとめになるのかも。

・・・。

解約時に保有ETFの売却を選ばなかったので、当時積み立てていた銘柄はそのまま引き継いだ。

ポートフォリオにコモディティを入れようかなとか迷いもしたけれど、今はMSCI新興国株(1658)を売り払って、代わりに米国連続増配株(2014)をポートフォリオに追加。

こんな感じ。(解約後は比率表示できないので自作グラフ。)

その後のポートフォリオ

少し債券比率が落ち込んでいるものの、多分この先債券は反発するかなって想像しているので。今はこのくらいでもよいかな?って。

そうそう、最近TOPIXのETF(1475)が株式分割したようで、気づいたら610株保有になってた。

ええええぇ・・(困惑。

分割度合いが投げやりすぎません?

ま、まぁ、安いと買いやすいからいいのかな。価値は別に変らないし。

そんなこんな。

のんびり配当マルチアセット型のポートフォリオでも組んでみようかなぁ・・って、ぼんやり考え中。

・・・。

おつかれさまでした。

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