iFreeNEXT FANG+インデックスからTeslaが消えてるのはなぜ?

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明日かな?三井住友トラスト・アセットマネジメントさんちの米国大型テクノロジー株式ファンド(マグニフィセント・セブン)の取り扱いがSBI証券さんあたりで開始される。

やっぱり、iFreeNEXT FANG+インデックスと、米国大型テクノロジー株式ファンド、どっちかなーって暇さえあれば色々考えてしまう訳で。

ああ、たのしい。

例によって例の如く、目論見書とかマンスリーレポートとか読み漁っていて。丁度、21日に交付運用報告書とか出てたので。そちらも合わせてヨミヨミ。

・・・。

あれ?

気付いたんだよ。

iFreeNEXT FANG+インデックスの組み入れ上位銘柄から、Teslaの名前が消えてない?

むむ。

・・・。

今回は、iFreeNEXT FANG+インデックスのポートフォリオから失踪したTeslaを追う、派遣OL湯けむり寝台特急なんたら事件簿。ほらEVはやっぱりダメじゃない!わたしいいましたよね?第3弾。旅ドラマは歳をとると良さがわかるんだよスペシャル、みたいなお話。たぶん。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20240322
基準価額:8,027円 / 前日比(円)+204円 / 前日比(%)+2.61% / 純資産総額134.29億円

項目通貨ペア価格52週範囲
ドル円USD/JPY151.7090(JPY)129.6740 – 151.9030
ビットコインBTC/USD66,539.62(USD)24,797.17 – 73,750.07
イーサリアムETH/USD3,508.13(USD)1,523.24 – 4,092.28
リップルXRP/USD0.639529(USD)0.412962 – 0.887511
ステラルーメンXLM/USD0.134199(USD)0.075348 – 0.183018
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数数値52週範囲
米国株式CRSP US Total Market Index3,775.832,814.09 – 3,777.75
S&P500S&P500 Index5,257.653,909.16 – 5,261.10
NASDAQNASDAQ Composite Index16,495.9811,635.02 – 16,538.86
英国株式FTSE 100 Index7,882.557,215.76 – 7,936.11
独国株式DAX Index18,173.7714,630.21 – 18,178.47
日本株式TOPIX Index2,796.211,938.85 – 2,799.13
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF価格
(USD)
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets Index Fund ETF
Ticker:VEA
50.1441.48 – 50.36
新興国株式Vanguard
Emerging Markets Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
41.9237.46 – 43.10
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term Treasury ETF
Ticker:SPTS
28.9228.58 – 29.44
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term Treasury ETF
Ticker:SPTI
28.0827.01 – 29.40
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term Treasury ETF
Ticker:SPTL
27.4824.47 – 31.60
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
201.82168.30 – 203.92
コモディティiShares
S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF
Ticker:GSG
21.8218.65 – 22.95
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Who is sitting in that seat?

ぬー。しまったなぁ・・。

交付運用目論見書と同じように、マンスリーレポートでも2024年2月29日の段階で既にTeslaの名前が消えている。

代わりに、「ICE NYSE FANG+ INDEX FUTURE MAR 24 買」という銘柄が入っているので、名前から想像するに株価指数連動の先物かな?

NYSE FANG+に先物あったのかーというか、確かICEさんちで先物自体は定義されていたはずなのでまぁ。そっちは驚きは無くて。

調整のために数%くらいポートフォリオに組み込むことはあるのかなと想像していて。

でもこれ。

銘柄名比率(%)
NVIDIA CORP11.0
NETFLIX INC10.2
META PLATFORMS INC CLASS A10.2
ALPHABET INC-CL A9.8
BROADCOM INC9.5
MICROSOFT CORP9.3
AMAZON. COM INC9.2
SNOWFLAKE INC-CLASS A9.1
ICE NYSE FANG+ INDEX FUTURE MAR 24 買8.7
APPLE INC8.2
合計95.2
iFreeNEXT FANG+インデックスの組み入れ上位銘柄(2024年1月30日付け)

この数字は2024年1月末時点でのiFreeNEXT FANG+インデックスの組み入れ上位銘柄の組み入れ比率。問題の「ICE NYSE FANG+ INDEX FUTURE MAR 24 買」が8.7%の比率で組み入れられており、代わりにでもないけれどTeslaの名前がない。

NYSE FANG+は10銘柄の均等ポートフォリオなので、リバランス前に数字のバラ付きこそあれ、大まかに10%前後が1銘柄に割り当てられるはず。

と考えると、「ICE NYSE FANG+ INDEX FUTURE MAR 24 買」に割り当てられている8.7%という数字は全10銘柄の内の1銘柄分の保有比率に相当する。

Teslaどこいった?

ただ、組み入れ上位銘柄に関してはもう1点情報があって。

交付運用目論見書にはしれっと「組み入れ銘柄数11銘柄(先物含む)」とか書かれていたりする。

・・・。

えーっと。

10件しか書かれていないのは上位銘柄10件分と言う扱いで、端数4.8%でTeslaを保有している?

フォーマットとして銘柄は10件しか書かないよ!絶対にだっ!というポリシーなら仕方がないけれど。

どうにも引っ掛かる。

ちなみに資産別配分はこのようになっている。

項目種別比率
(%)
外国株式現物93.4
その他現物6.6
外国株先物先物8.7
合計108.7
iFreeNEXT FANG+インデックスの資産別配分(2024年1月30日付け)

何で合計が100%超えるのさ!という感想になっちゃうかもだけれど。これたぶん、「その他」の項目が先物の保証金とか現金。なので可笑しくはないのだと思う。

ポイントは外国株先物の比率が8.7%という点。

先の組み入れ銘柄の「ICE NYSE FANG+ INDEX FUTURE MAR 24 買」と数字が合致するので、名前から想像通りではあるものの、「ICE NYSE FANG+ INDEX FUTURE MAR 24 買」が外国株先物で間違いない。

とすると、資産別で考えると以下の計算式でTeslaの組み入れ比率が求められる。

現物株合計(93.4)-(組み入れ銘柄合計(95.2)-外国株先物(8.7))

=Teslaの組み入れ比率?(6.9)

あれ?

意外と多いぞ。

Oh my god, are we going to keep investing in Tesla?

イエス。

せっかく〇ソ株とおさらばできるチャンス到来満塁ホームランかと思ったのに。(←ぼうげん。

巻末としては、恐らく書類のフォーマットとして組み入れ銘柄は10件までしか表記できないルールで。そんな中、組み入れている外国株先物の比率が大きくなり、かつ、Teslaの株価が落ち過ぎて組み入れ比率上で最下位になってしまった。

で。11番目のTeslaが組み入れ銘柄の表記から蹴り出される結果になった。

〇ソ株とお別れできると思った?でもざんねーん、ちゃんとTesla保有していましたー(てへぺろっ。

みたいな感じ?

ぐぬぬぬ・・。

いちおう、公式のICEさんちで確認してこよう。

・・・。

んー。

特に変更は無さそうかな。

条件の1つである$5 billionも2桁クリアしているし。

ただ、NYSE FANG+は設計としてコア6銘柄と、非コア4銘柄にわけていて。Teslaはコア銘柄には含まれていない。よりよい銘柄が出てくれば交代要員であることは変わらないと思う。

マグニフィセント・セブンからも、本国ではずーっと入れ替え候補言われてるしネ。

・・・。

Finally, let’s take a look at the performance of the iFreeNEXT FANG+ index

なんてお騒がせな。ぷんすか。

はぁ、でもせっかく交付運用報告書を読んでいるので、最後にiFreeNEXT FANG+インデックスのパフォーマンスを眺めておしまいにしようかなって。

交付運用報告書から基準価格の遷移がこれ。

2019年
1月30日
期初
2020年
1月30日
決算日
2021年
2月1日
決算日
2022年
1月31日
決算日
2023年
1月30日
決算日
2024年
1月30日
決算日
基準価格(円)9,07712,86023,34525,70723,84646,887
分配金(税込み円)00000
分配金再投資
基準価格の騰落率(%)
41.781.510.1▲7.296.6
NYSE FANG+指数
(税引後配当込み、円ベース)
騰落率(円)
42.883.311.0▲6.698.3
純資産総額(百万円)1,2101,64413,32918,63417,61978,565
最近5年間の基準価格等の遷移(2024年1月31日付け)

ふむー。これ見るとよくわかるネ。

iFreeNEXT FANG+インデックスは、2021年から2023年の間ずーっと停滞していて、2024年に向けて一気に倍に跳ね上がった。

ファンドの設定は2018年、そこから2020年までの間もぱっとしない成績で。純資産も2021年に桁が増えてる。

うーん。

今の高いパフォーマンスは、コロナ過をきっかけに行き場のない資金が集中しているだけという説。そんなにズレていない気がする。

・・・。

交付運用報告書には、ベンチマークのと差異に関してもコメントがあって。

マザーファンドのポートフォリオによる騰落率とベンチマークの騰落率の差異、あとは運用管理費用、マザーファンドにおける売買委託手数料や保管費用等のコストによるものとのお話。

このあたりは投資信託である都合仕方ない部分かな。

運用に外国株先物も取り入れて、ベンチマークを追従するようにがんばってるよ!とも書いてあった。

えーっと。

他におもしろそうな数字としては・・。これ?

ファンド日本

(%)
先進国

(%)
新興国

(%)
日本
国債
(%)
先進国
国債
(%)
新興国
国債
(%)
最大値116.142.159.862.75.414.321.5
平均値33.58.416.27.2▲0.73.64.8
最小値▲31.4▲12.8▲12.4▲19.4▲5.5▲6.1▲8.8
iFreeNEXT FANG+インデックスと代表的な資産クラスとの騰落率の比較(2019年1月から2023年12月)

iFreeNEXT FANG+インデックスと、代表的な資産クラスとの騰落率の比較を表にしたもの。

最大値が上方向へのボラティリティで、最小値の値は下方面へのボラティリティと考えればいいのかな?数字はよさげだけれど、平均との幅も大きいのでリスクが高いことは読み取れる。

上に向かってくれる分にはよいと思うけれど。

あと、うーん。

平均値がマイナスの国債が1名おられますが、ギャグか何かでしょうか?ひどい国ですね、もしかしたら国会議員がパーティー券のキックバックを利用して脱税とかしていませんか?

・・・。

期間別の騰落率は、交付運用報告書にないのかな・・。

うーんと、マンスリーから持ってこれるかな?

あ、銘柄別の数字もある。

大和さんちのマンスリーレポートはちょっと特徴的。iFreeNEXT FANG+インデックスだけかもだけれど。

構成銘柄の大きなニュースを冒頭に並べていたり、銘柄への説明が手厚いイメージ。作成者の個性が出るのかな?こういう読み手を意識したドキュメント作りは嫌いじゃないかも。

読み手に与える影響として、ファンドへの愛着につながるだろうし。まわりまわって投資家の下落耐性強化にもつながる。Win-Winだと思う。

そこにかけた手間や思いはファンドが償還される未来を迎えても、ちゃんと実を結ぶのではないかなって。

構成銘柄1ヵ月騰落率
(%)
3ヵ月騰落率
(%)
1年騰落率
(%)
アップル▲1.9▲4.723.3
アマゾン13.921.087.6
メタ25.850.0180.05
グーグル(アルファベット)▲1.24.553.7
ネットフリックス6.927.287.2
エヌビディア28.669.2240.9
テスラ7.8▲15.9▲1.9
マイクロソフト4.29.467.2
ブロードコム10.241.1123.8
スノーフレーク▲3.80.322.0
iFreeNEXT FANG+インデックスのパフォーマンスハイライト(2024年2月末)

はえー。

直近メタとブロードコムが下落を支えてくれているとは聞いていたけれど、エヌビディアと組んで3銃士ってところか。

アマゾンはダウ・ジョーンズ工業株価平均に採用されたし、踏ん張ってくれるといいね。

えーっと、ファンド側の騰落率は・・。

こんな数字かな。

1ヵ月間
(%)
3ヵ月間
(%)
6ヵ月間
(%)
1年間
(%)
3年間
(%)
5年間
(%)
年初来
(%)
設定来
(%)
ファンド9.723.331.199.9104.8413.820.5410.4
ベンチマーク9.823.631.7101.7109.7435.520.7443.9
iFreeNEXT FANG+インデックスの期間別騰落率(2024年2月29日付け)

ぱっと見で気になったのは、ベンチマークと結構数字が乖離してきているような。5年あたりから結構大きい。

設定来だと33.5%か。

400%越えの成長だから許容範囲と捉えるか、いやいやズレが大きいよと捉えるか。

今の外国株先物の比率が大きくなっているのも、指数への連動の難しさを表しているのかも。

んー。

でも5年で413.8%の騰落率だから、ええと、413.8を年、つまり5で割ると82.6になる。年82.6%平均の成長ってことだよね?

ええええ?!数字おかしくない?

うーん、うーん。

ブレーキの壊れた暴走特急がたどり着く先は。天国か、地獄か。

・・・。

おつかれさまでした。

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