グローバル・ロボティクス株式ファンドが人気らしいロボ。

きになる・しらべる

遅れている7月のランキング記事を書いていたところ。はたと目に入ったファンド。

資金流入で1位に輝く見慣れないファンド名。

うーん?

いつもなら記事の執筆中、だらだらと調べた内容を書いておしまいにする展開。でも考えてみると「それやるから記事あがらないんじゃない?」みたいなことに気付いたり、気づかなかったり。

・・・。

仕方ないので別記事に分けることにしたよというのが事の顛末。今回は殆ど書き上がっていたので効果の程は定かではないけれど。

それはそれとして。

そう。

時代はロボ!

あのコも、そのコも、先生も!みんな知ってる、積立ててるっ!

(資金流入1位なので大幅にはズレていはいない。たぶん。細かい突っ込みを入れるとスポット買いな気もするけれど。)

・・・。

今回は、時代がロボに追いついて来た・・。かどうかは知らないけれど。みんなの未来はロボにかかっている的な、ルネッサンスでシャウエッセンでどーたらこーたら。グローバル・ロボティクス株式ファンドのことを調べてみるお話ロボ。たぶん。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

What is the Global Robotics Stock Fund?

これ、日興アセットマネジメントさんちのファンドなのか。

2024年の7月末での急激な資金流入の理由をざーっと調べてみた感じ、残念ながら特にこれといった理由は見つけられなかった。(セミナーで釣り上げたとか、どこかのインフルエンサーか金融屋が誘導したのかな。)

そいえばこのファンド、公式さんで特集サイトが組まれており結構な量の販促資料が出ていた。Tracersもそうだけれど、ちょっと重いDeathが良いと思う。

ほえーっと見聞きした感じ。

意外なことがわかった。

このファンドにおけるロボティクスの定義というのがあって。

グローバル・ロボティクス株式ファンドにおけるロボティクスとは?
  • センサー(感じる)
  • AI(考える)
  • ロボット(動く)

上記3つの要素を束ねた技術の総称とのお話。

あー。

・・・。

うーん。

ちなみに世間一般でロボティクスとロボットの違いを答えられるひとって、どの程度いるのだろうって。ロボットのイメージは、多くのひとが正解に近いイメージを持っていると思っていて。

ひとの代わりに作業を自動で行ってくれる存在。

ウイーン、ガシャーン、ガシャーン、みたいな。(←あたまわるそうな表現。

じゃあ、ロボットじゃなくてロボティクスってなあに?って聞かれた時、なんて答えが返ってくるだろうって。

正解寄りの雑な回答はたぶん、「ロボットを開発し運用するための技術」あたり?ちなみにロボティクスを日本語にするとロボット工学という呼び方になるそうな。

ああうん、博士の担当分野だ。

・・・。

いやいいと思う。

公式によれば、AIを使ったサービスプロバイダーによる主にデジタルなサービスを「見えないロボット」と定義づけ、製造現場や物理的な動力を持った作業機械を「見えるロボット」と定義づける2軸の考え方があって。

それらを束ねてロボティクスという取り扱いは面白いと思う。

調べた感じ、界隈ではソフトウェアのこともロボットと呼ぶそうなので間違っていない。

ただ。

気になったのは、このファンドの内容はお客さんに伝わっているのかなって。ファンド名から投資対象が伝わらないと、商品の販売に影響がでないかなって。

いち庶民の感想。

理解できないのーみその客に売りつける商品なのかも知れないけれど。

はふん。

・・・。

気を取り直して、まずは目論見書から見てみる。

グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)とは
  • 世界の金融商品取引場に上場するロボティクス関連企業へ投資、信託財産の中長期的な成長を目指す
    • 今後の成長が見込める企業へ投資を行う
    • 産業・サービス向けに限定せず、AI(人口知能)やセンサーに関わる企業へも投資
  • 銘柄選定はラザード・アセットマネジメント・エルエルシーが担当
    • マザーファンドの運用も同社が担当する
  • 年2回決算を行い、基準価格が1万円(1万口当たり)を超える場合に分配を行う
    • 分配対象額の範囲で積極的に行う
  • 商品分類(型:追加型、地域:内外、資産:株式)
  • 属性区分(資産:その他、決算:年2回、地域:グローバル、形態:ファミリーF、為替ヘッジ:なし)
  • 設定日は2015年8月31日、信託期間は無期限
  • 信託報酬は純資産総額に対して年率1.963%(税込み)、信託財産留保額は無し

んー。よくあるマザーファンド形式のテーマ型ファンドかな。

来年で10周年。

マザーファンドの運用を外部に投げているのと、販売会社への報酬を手厚くするために信託報酬が上がっている感じ。(ちなみに松井証券さんでファンドを保有すると年率0.85%ポイントが付く。恐らく販売会社への報酬丸ごと還元っぽい。)

あと何で今ロボティクスなの?というところを簡単にまとめてあったので、更に要約するとこんな感じかも。

いまロボティクスである背景
  • 加速度的な成長が期待されるロボット業界
    • 少子高齢化や労働コストの増加等を背景にする需要
    • 自動化によるコスト減、自動化可能領域が拡大した事による供給面の後押し
    • 各国で打ち出されるロボット普及支援
    • 大手企業によるロボティクス関連企業へのM&A活発化、業界への資金と人材の流入
  • 急速な発展を見せる「loT」と「AI」
    • loT(モノのインターネット化)の拡大
    • 人工知能50年来の革命と言われるまで飛躍的に進歩したAI(人工知能)
    • loTとAIはロボットとの関連性が深く、ロボットの更なる活用の土台が整いつつある
  • 国際競争力を高める切り札「第四次産業革命」
    • 工程にひとの手を介さず自動化する第四次産業革命に注目が集まっている
    • 第四次産業革命では、AIがロボットに指示を出し生産効率を高める
    • 拠点をネットワークでつなぎ、設計から流通までをAIが管理しコストを削減

ふむー。

第四次産業革命とかのワードは興味深い。

工場やインフラ、製造業の次世代化と捉えた場合、今起きている中国からインドやブラジルへの工場拠点の移転とかにも関係したりするかな。

新しい工場を作るタイミングや、設備投資による設備の入れ替え需要に食い込む話題ではあるように見える。

昨今、AIで半導体市場が盛り上がっているけれど。サービス化および収益化が大きく遅れている現状からみるに、新しいサービスの創造や需要の創出を待つよりも、既存の需要に対して効率化(設備の更新)を提案した方が現実的な数字にならないかなって。

うん。

成長分野として根拠はありそうな気がする。

技術革新をどこで収益化するのかの課題、その1つのモデルとして考えると面白そうなテーマ。

Is there anything you can see from the monthly report?

ええと、このファンドって実は、AIのカテゴライズを持っていることから想像できると思うのだけれど、半導体の株も結構な比率で保有している。

マンスリーから数字をひっぱってくるとセクター比率はこんな感じ。

業種比率
(%)
詳細
資本財・サービス29.5資本財29.5%
一般消費財・サービス4.1自動車・自動車部品1.4%
耐久消費財・アパレル1.2%
一杯消費財・サービス流通・小売り1.5%
ヘルスケア10.8ヘルスケア機器・サービス6.2%
医療品・バイオテクノロジー4.6%
情報技術53.0ソフトウェア・サービス13.0%
テクノロジー・ハードウェア12.2%
半導体・半導体製造装置27.8%
コミュニケーション2.7メディア・娯楽2.7%
グローバル・ロボティクス株式ファンド業種別構成比(2024年7月31日付け)

この内訳をみると、ファンドの名称とはまた異なった感想を持つ方もいるのではないかなって。

ポートフォリオの半分以上が情報技術セクターで、更にその半分が半導体で構成されている。

少なくともトワナナさんはファンド名を見た時、もっとゴリゴリの資本財セクター至上主義のいけいけファンドかなって想像した。(それはそれでホシイかも・・。

あとこのファンド、グローバルという名称から予想できるように国を固定していない。SOX指数や日経半導体指数のように国が固定されるのはちょっと・・という方にはプラス要素だと思う。

組入れ上位10国はこんな感じ。

比率
(%)
アメリカ51.1
日本25.6
ドイツ4.9
台湾3.2
フランス3.2
スイス2.9
オランダ2.6
スウェーデン2.1
アイルランド2.0
ケイマン諸島1.4
グローバル・ロボティクス株式ファンド組み入れ上位10カ国(2024年7月31日付け)

日本が割と広いのは、恐らく製造装置とかその辺りのシェアが高いためかな。

んー。

ぱっと見だと中国入ってないように見える。見えるけど、恐らくはケイマン諸島あたりでコンニチワしてそう。選定を行っている企業がリスク回避で除外しているかもだけれど。

あと、組み入れ上位10銘柄も。

銘柄比率
(%)
国名業種
INTUITIVE SURGICAL INC4.0アメリカヘルスケア
NVIDIA CORP3.8アメリカ情報技術
MICROSOFT CORP3.3アメリカ情報技術
TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC3.2台湾情報技術
日立製作所3.1日本資本財・サービス
キーエンス3.1日本情報技術
ROCKWELL AUTOMATION INC3.0アメリカ資本財・サービス
ADD LTD-REG2.9スイス資本財・サービス
SIEMENS AG-REG2.9ドイツ資本財・サービス
SMC2.7日本資本財・サービス
グローバル・ロボティクス株式ファンド組み入れ上位10銘柄(2024年7月31日付け)

ヘルスケアがトップ。

いいね。

マンスリーには数字が無かったので探してみたら、特集ページによれば銘柄数は53とのこと。集中投資型かな。分散がしっかりできているようなので、時価総額加重頼りでも無さそう。

特集ページにはもう少しセクター毎の銘柄が記載されていて面白かった。(インタビュー動画もファンドのヒントが多くて面白かった。)

例えば耐久消費財・アパレルにソニー・グループが入っていたり(恐らくセンサーかな?)、自動車・自動車部品にテスラとかいそうだなぁ‥と思ったらデンソーとか並んでて、テスラのテの字もなかったり。

かと思えば一般消費財・サービス流通にアマゾン・ドットコムが入っていたり。

いわゆるテック銘柄時価総額上位を並べただけのファンドとの差別化を感じるポートフォリオ。

にしても何で、このタイミングで火柱なんだろ。

うーん。

・・・。

Numbers are everything, numbers are power, and war is power.

マンスリーレポートには騰落率の数字もあった。

えーっと。

これ、決算回数と為替ヘッジの有無で4コースあるんだっけ。

そいでもって数少ないスイッチング対応ファンドなので、ファンド間でスイッチング可能。NISA口座や販売会社によっては非対応のところもあるとのお話だけれど。(マネックス証券さんはスイッチングOKかな?たぶん。)

ファンド為替
ヘッジ
1ヵ月
(%)
3ヵ月
(%)
6ヵ月
(%)
1年
(%)
3年
(%)
設定来
(%)
年1回決算型なし▲9.03▲2.639.0522.1851.35278.23
年2回決算型なし▲8.79▲2.399.3022.0852.01278.46
年1回決算型あり▲5.65▲1.524.6111.0010.38136.34
年2回決算型あり▲5.41▲1.284.8611.1211.01136.86
グローバル・ロボティクス株式ファンド基準価格騰落率(2024年7月31日付け)

まとめて見ると何か見えたりする?

傾向は同じで、ヘッジの有り無しで数字に開きが出る感じかな。

あ、分配金も出しておかないと不公平か。

ファンド為替
ヘッジ
2022年
7月
2023年
1月
2023年
7月
2024年
1月
2024年
7月
分配金
合計
年1回決算型なし0円0円0円0円0円0円
年2回決算型なし0円0円1,000円1,000円1,500円14,050円
年1回決算型あり0円0円0円0円0円0円
年2回決算型あり0円0円0円350円1,000円9,800円
グローバル・ロボティクス株式ファンド分配金実績(2024年7月31日付け)

ふむふむり。

分配は1万口当たりの数字だと思うので、これ元本回収できているってことになる?

意外と優秀かも。

騰落率の直近、3ヵ月のパフォーマスが冴えないのは・・。

んー。Industrial Select Sector SPDR Fund(ティッカーXLI)をみた感じ7月頃にそこまで大きな波は無さそうに見えるかも。8月の頭にドンと落ちているけど。

たぶん、iShares Semiconductor ETF(ティッカーSOXX)をみる限り、半導体の下げかな。7月の頭にドカーン下落したよね。資本財ではなく半導体の下落に引っ張られた感じかも。

にしてもヘッジありは大分費用が重いのか、数字が冴えない。

円高進行のこれからが為替ヘッジありのターンだから、円安進行のここまでの数字で比べると可哀そうだけど。

と。

基準価格と純資産総額を最後に並べてみるとこう。

ファンド為替
ヘッジ
基準価格
(円)
純資産総額
(億円)
年1回決算型なし34,7104,097.93
年2回決算型なし10,3114,935.98
年1回決算型あり22,743149.13
年2回決算型あり9,543122.27
グローバル・ロボティクス株式ファンド基準価格と純資産総額(2024年7月31日付け)

直近の円安を考えると想像は出来る数字。

いや、結構資金入ってる。年2回決算型は5,000憶目前かー。

なるほど、マーケティングをガン無視できる「強気姿勢」はこの辺りの収益があるから。ね。

為替ヘッジありも分配を出せない時は、分配を出さずに基準価格を維持しているし。銘柄分散のかけ方を見ても素行は悪くないコに見える。

ランキングに入っているのも年2回決算型だから、配当とポイント狙い勢の線が濃厚?

年1回決算型のヘッジ無しなら9年で3.4倍に基準価格が上がって、松井証券さんならポイントも年率0.85%、悪くはないような気も。(世の中には3年のリターンがマイナス37.42%のグローバル5.5倍バランスファンドとかいう〇〇ファンドもあるんですよ!)

懸念点は不景気に強いセクターでポートフォリオを組んでいない(むしろ逆)ので、ここからの景気に大分影響を受けそうな点かなぁ・・。

むうー。

Still, I believe in robots.

最後の締めはファンド間チャート比較で。今回はどこのと比べるのがいいかな。

ファンド名基準価格
(円)/
純資産総額
(億円)
概要
グローバル・
ロボティクス
株式ファンド
(年1回決算型)
34,710
(409,794)
(運用会社)
日興アセットマネジメント
(ファンドの説明)
世界のロボティクス関連企業へ投資を行う。
ロボットを製造する企業に限定せず、
AIやセンサー等の開発に関わる企業へも投資。
(マザーFの運用)
ラザード・アセットマネジメントLLC
ロボット・
テクノロジー
関連株ファンド
17,374
(237,212)
(運用会社)
大和アセットマネジメント
(ファンドの説明)
世界のロボット関連企業の株式へ投資を行う。
人間の作業を代替・自動化する技術の開発、
製造を行う企業が対象。
ファンズ of ファンズ形式で運用。
(株式の運用)
アクサ・インベスト・マネージャーズ
iTrust ロボ49,844
(10,679)
(運用会社)
ピクテ・ジャパン
(ファンドの説明)
世界のロボティクス関連企業へ投資を行う。
製造・輸送・医療・サービス等の分野において
人の代替や効率化に貢献する技術、
ロボット・部品・人工知能に関わる企業へ投資。
(マザーFの運用)
ピクテ・アセット・マネジメント・エス・エイ
ピクテ・アセット・マネジメント・リミテッド
eMAXIS Neo
ロボット
18,505
(2,280)
(運用会社)
三菱UFJアセットマネジメント
(ファンドの説明)
S&P Kensho Robotics Index(配当込み、
円換算ベース)に連動を目指すインデックスF。
米国の金融取引所に上場している世界のロボット
関連企業の株式等に投資を行う。
(インデックスの説明)
第四次産業革命の原動力となる銘柄を選定する
S&P Kenshoニューエコノミー指数の1つ。
インデックスではロボット関連の銘柄を選定。
たわらノーロード
フォーカス
ロボット・
テクノロジー
17,975
(422)
(運用会社)
アセットマネジメントOne
(ファンドの説明)
Solactive Industrial Robotics & Automation
Index(円換算ベース、配当込み、ヘッジ無し)
に連動を目指す。
国内外の金融商品取引所に上場するロボティクス
関連企業(上場予定も含む)へ投資を行う。
(インデックスの説明)
ロボティクスやオートメーションに関連した
サービスを展開する企業で構成される指数。
比較ファンド一覧

こんな感じで。

グローバル・ロボティクス株式ファンドに1年決算型をチョイスしたのは、他のファンドと方向性を合わせる為で。インカム利益が目的のファンドとキャピタル利益が目的のファンドを比べるのはフェアではないから、できるだけ揃えた方がよいかなって。

あとそうだ。

各ファンドの目論見書を読んでいてちょっと驚いたのが、インデックス・ファンドも存在していたこと。S&P Dow Jonesさんとか、Solactiveさんとか。有名どころのインデックス・プロバイダーのお名前もチラほら。

これはちょっと盛り上がってきた。

大手揃い踏み、ロボット・ファンド頂上決戦。

隣の客は、よく客食う客だー!秋が来なくてもーいってみヨーカドー!

この記事のスクリーンショット画像はマネックス証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

比較チャート3年から

最初は3年のチャート。2021年9月13日から2024年9月13日が対象。

ほう。

3年の期間だとアクティブ勢がよい結果を出しているんだね。アクティブに強いピクテさんちのiTrust ロボがトップ。続いてグローバル・ロボティクス株式ファンド、eMAXIS Neo ロボット、ロボット・テクノロジー関連株ファンド。

最後尾はたわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーに。

期間内での値動きを見ると、2023年後半まで停滞しているような値動きで、世界的な政策金利高の影響を受けていたのかなとも。

比較チャート1年

これは1年のチャート。2023年9月13日から2024年9月13日が対象。

3年のチャートから順位の変動は殆どなく、1位と2位は変わらず。3位と4位が入れ替わり、3位にロボット・テクノロジー関連株ファンド、4位にeMAXIS Neo ロボット。

最後尾も変わらず、たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーという結果。

7月の頭までイイ感じに基準価格を伸ばしていたのにドスンと落とされたのは、例の半導体周りの下落かな?

比較チャート年初来

これは年初来のチャート。2024年1月1日から2024年9月13日が対象。

チャート上は見るべきは無いものの、順位には変化の兆し。

1位はiTrust ロボが死守するも、猛烈な追い上げで2位を奪取するロボット・テクノロジー関連株ファンド、3位に転落するグローバル・ロボティクス株式ファンド。

4位にeMAXIS Neo ロボット。5位の居心地が良すぎたのか、たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーここでも順位を上げられず。

比較チャート半年

これは半年のチャート。2024年3月13日から2024年9月13日が対象。

ここで番狂わせ。ん?何かチャート比較する時って、毎回半年で番狂わせ言ってない?気のせいか・・。

あ、えーっと。まさかの1位にはeMAXIS Neo ロボット、2位は譲らないロボット・テクノロジー関連株ファンド。3位から浮上敵わずグローバル・ロボティクス株式ファンド。

転落の王者、iTrust ロボは4位に。5位?ああ、いつもの方ですね。

比較チャート1ヵ月

最後は1ヵ月のチャート。2024年8月13日から2024年9月13日が対象。

ヒーローは最後にやってくる。1位の栄冠に輝いたのは、たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジー。

続く2位にはeMAXIS Neo ロボット、まさかのインデックス・ファンド組がワンツーフィニッシュ。

3位にロボット・テクノロジー関連株ファンド、続いてグローバル・ロボティクス株式ファンド。

最後尾はiTrust ロボという結果でした。

・・・。

うーん。

ちょっと気がかりな順位の変動だったので、マンスリーレポートを覗いてみたところ。

こんな感じで理由がチラ見えしてた。

直近
1ヵ月
順位
直近
3年
順位
ファンド名ポートフォリオ
構成比(%)
4位2位グローバル・
ロボティクス
株式ファンド
(年1回決算型)
資本財28.9
半導体・半導体製造装置26.4
ソフトウェア・サービス15.1
テクノロジー・ハードウェア13.4
ヘルスケア機器・サービス7.0
医薬品・バイオテクノロジー4.8
メディア・娯楽1.5
一般消費財・サービス流通・小売り1.5
自動車・自動車部品1.3
3位4位ロボット・
テクノロジー
関連株ファンド
半導体・半導体製造装置29.1
資本財20.5
ソフトウェア・サービス13.3
テクノロジー・ハードウェアおよび機器11.8
ヘルスケア機器・サービス10.5
一般消費財・サービス流通・小売り4.7
メディア・娯楽3.2
医療品・バイオテクノ・ライフ3.0
運輸1.5
自動車・自動車部品0.4
5位1位iTrust ロボ半導体・半導体製造装置41.4
ソフトウェア27.8
インタラクティブ・メディアおよびサービス8.6
コングロマリット3.5
電子装置・機器・部品3.2
その他の業種12.6
コールローン等、その他2.9
2位3位eMAXIS Neo
ロボット
ヘルスケア機器・サービス37.5
資本財24.5
医療品・バイオテクノ・ライフ11.3
テクノロジ・ハードウェア・機器6.6
エネルギー6.5
半導体・半導体製造装置5.5
耐久消費財・アパレル2.8
自動車・自動車部品1.7
1位5位たわらノーロード
フォーカス
ロボット・
テクノロジー
資本財51.08
半導体・半導体製造装置35.37
テクノロジー・ハードウェアおよび機器13.55
比較ファンドの業種別構成比率(2024年9月15日調べ)

うーん。

フォーマットのバラバラ感はどうにからなんもんすか。ぷー。

あと、たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーさんちのマンスリーレポートさん、もうちょっと詳細プリーズ。(何となく資本財モリモリだという特別感は伝わる。)

あー。

Solactiveさん公式で直接調べてくればいいのか。

はぁ。

あとで見てこよう。

ロボのファンドはキビシイロボ。

・・・。

おつかれさまでした。

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