たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーは様子を伺っている。

きになる・しらべる

グローバル・ロボティクス株式ファンドの記事を少し前に書いていて。そこで国内5社のロボットがテーマのファンドをパフォーマンス比較した。

結果は意外な展開で。ずっと最下位だったファンドが直近1ヵ月のみ、他のファンドを抑え好成績を出した。

そのファンドの名は、たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジー。

あー、えーっと。

先に何となく予想していることを書いてしまうと。

昨今のロボットを扱ったファンドの多くは「AI」というワードに強くフォーカスしていて。それなりにAI銘柄を盛り込んでいる。自動化技術的な意味合いで。

対して。

たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーは、「たわらノーロード フォーカス」というシリーズのファンドの1つで。

たわらノーロード フォーカスには4つのテーマがあって。次世代通信(5G)、ロボット・テクノロジー、AI、フィンテックを個別テーマとして扱う。

そう。

たわらノーロード フォーカスはAIを扱う専用ファンドがある。

なので、たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーはAIの扱いに関し一歩退いているのかも知れないなって。

連動を目指すインデックスの方も調べてみようと思うけれど、たぶん、他のロボットがテーマのファンドに値動きで後れをとったのは、ポートフォリオ内のAI銘柄の保有対比だったのではないかなって。

違うかもだけどね。

・・・。

今回は、それはスカイネットの開発に役立っていますか?オセロは強いですか?何年でビームが撃てますか?みたいな。たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーのことを調べてみる、そんなお話。たぶん。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20240928
基準価額:9,501円 / 前日比(円)+135円 / 前日比(%)+1.44% / 純資産総額151.19億円

項目通貨ペア現在価格/
前回との差異
52週範囲
ドル円USD/JPY現在142.1500(JPY)
[↓] 1.658(1.152%)
前回143.8080(JPY)
[↑] 3.044(2.162%)
現139.5780 – 161.9420
前139.5780 – 161.9420
ビットコインBTC/USD現在65,520.14(USD)
[↑] 2,443.43(3.873%)
前回63,076.71(USD)
[↑] 3,280.55(5.486%)
26,558.32 – 73,750.07
前26,011.47 – 73,750.07
イーサリアムETH/USD現在2,658.17(USD)
[↑] 106.87(4.188%)
前回2,551.30(USD)
[↑] 129.41(5.343%)
現1,523.24 – 4,092.28
前1,523.24 – 4,092.28
リップルXRP/USD現在0.619300(USD)
[↑] 0.034803(5.954%)
前回0.584497(USD)
[↓] 0.003884(0.660%)
現0.391139 – 0.742126
前0.391139 – 0.742126
ステラルーメンXLM/USD現在0.101300(USD)
[↑] 0.00431(4.443%)
前回0.096990(USD)
[↑] 0.000167(0.172%)
現0.075918 – 0.162129
前0.075918 – 0.162129
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数現在値/
前回との差異
52週範囲
米国株式CRSP US Total
Market Index
現在4,096.80
[↑] 22.64(0.555%)
前回4,074.16
[↑] 59.77(1.488%)
現2,937.26 – 4,115.58
前2,937.26 – 4,097.19
S&P500S&P500 Index現在5,738.17
[↑] 35.62(0.624%)
前回5,702.55
[↑] 76.53(1.360%)
現4,103.78 – 5,767.37
前4,103.78 – 5,733.57
NASDAQNASDAQ
Composite Index
現在18,119.59
[↑] 171.27(0.954%)
前回17,948.32
[↑] 264.34(1.494%)
現12,543.86 – 18,671.07
前12,543.86 – 18,671.07
VIXCBOE
Volatility Index
現在16.96
[↑] 0.81(5.015%)
前回16.15
[↓] 0.41(2.475%)
現10.62 – 65.73
前10.62 – 65.73
英国株式FTSE 100 Index現在8,320.76
[↑] 90.77(1.102%)
前回8,229.99
[↓] 43.1(0.520%)
現7,279.86 – 8,474.41
前7,279.86 – 8,474.41
独国株式DAX Index現在19,473.63
[↑] 753.62(4.025%)
前回18,720.01
[↑] 20.61(0.110%)
現14,630.21 – 19,491.93
前14,630.21 – 18,990.78
印度株式NIFTY 50 Index現在26,175.15
[↑] 384.2(1.489%)
前回25,790.95
[↑] 434.45(1.713%)
現18,837.85 – 26,277.35
前18,837.85 – 25,849.25
日本株式TOPIX Index現在2,740.94
[↑] 98.59(3.731%)
前回2,642.35
[↓] 71.21(2.769%)
現2,196.95 – 2,946.60
前2,196.95 – 2,946.60
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF現在価格/
前回との差異
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets
Index Fund ETF
Ticker:VEA
現在52.98(USD)
[↑] 1.03(1.982%)
前回51.95(USD)
[↑] 0.35(0.678%)
現41.48 – 53.40
前41.48 – 52.67
新興国株式Vanguard
Emerging Markets
Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
現在48.25(USD)
[↑] 2.96(6.535%)
前回45.29(USD)
[↑] 0.83(1.866%)
現37.46 – 48.60
前37.46 – 45.73
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term
Treasury ETF
Ticker:SPTS
現在29.44(USD)
[↑] 0.01(0.033%)
前回29.43(USD)
[↑] 0.03(0.102%)
現28.58 – 29.46
前28.58 – 29.44
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term
Treasury ETF
Ticker:SPTI
現在29.14(USD)
[-] 0.00(0.0%)
前回29.14(USD)
[↓] 0.07(0.239%)
現27.01 – 29.28
前27.01 – 29.28
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term
Treasury ETF
Ticker:SPTL
現在29.17(USD)
[↓] 0.10(0.341%)
前回29.27(USD)
[↓] 0.35(1.181%)
現24.47 – 29.95
前24.47 – 29.95
米国半導体iShares
Semiconductor ETF
Ticker:SOXX
現在232.68(USD)
[↑] 9.01(4.028%)
前回223.67(USD)
[↑] 0.82(0.367%)
現144.40 – 267.24
前144.40 – 267.24
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
現在245.02(USD)
[↑] 2.81(1.160%)
前回242.21(USD)
[↑] 3.53(1.478%)
現168.30 – 247.37
前168.30 – 242.63
コモディティiShares S&P GSCI
Commodity-Indexed
Trust ETF
Ticker:GSG
現在21.06(USD)
[↑] 0.03(0.142%)
前回21.03(USD)
[↑] 0.6(2.936%)
現19.41 – 23.08
前19.41 – 23.08
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Tawara No Road Focus What is robot technology?

まずは目論見書から見ていく。この辺はお約束。

たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーとは
  • 運用はアセットマネジメントOne株式会社
  • Solactive Industrial Robotics & Automation Index(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)に連動を目指す
    • ロボット・テクノロジー関連株式インデックス・マザーファンドへの投資を通じて国内外の金融証券取引所に上場する(予定も含む)ロボティクス関連企業の株式へ投資を行う
  • 商品分類(型:追加型、地域:内外、資産:株式、補足分類:インデックス)
  • 属性区分(資産:その他、決算:年1回、地域:グローバル(含む日本)、形態:ファミリーF、為替ヘッジ:なし)
  • 運用開始は2020年1月16日、信託期間は無期限
  • 信託報酬は純資産総額に対して年率0.495%、信託財産留保額は無し

なるほろ。

インデックスに連動を目指すマザーファンド方式のテーマ型ファンドという見え。

インデックスファンドだから、詳しくはインデックス・プロバイダー側にお任せという形。と、小さい文字ながらもインデックス側の説明もあったので追記すると。

ええと。

Solactive Industrial Robotics & Automation Index(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)とは
  • Solactive社が算出するロボティクスやオートメーションに関連した商品・サービスを展開する企業で構成される指数
  • 投資テーマに関連すると判断される産業分野に属する先進国の金融商品取引所に上場し、流動性や時価総額等の基準を満たす銘柄
    • 産業分野の例(ファクトリーオートメーション、半導体関連、産業用部品など)
    • 原則12か月のトータルリターンがマイナスの銘柄を除き、分野の分散を考慮した上で、原則時価総額の上位30銘柄を選定する
    • 構成銘柄の入れ替えおよびリバランスは四半期ごとに行う
      • リバランス時における各構成銘柄の構成比は均等配分とする

んー。

これ、30銘柄固定の均等加重なんだ。

ほうほう。

テーマ系のインデックスが基本銘柄を絞る傾向があるのは、うーん。あれかな、分野が限定されるので上位を選ぶ際にもパイを小さく考えた方が良い的な考え?

例えば国をカバーするのであれば、取り込む分野(業種)は多くなるから、1分野毎に10銘柄と考えても掛け算で銘柄数は増える。

対して分野が少なければ掛け算であっても銘柄数が絞られる。

みたいな?

作りに目を向けると、Solactiveさんらしい教科書的な作りに見える。(ザ・無難オブ無難に手堅く、けれどお安く提供。)

・・・。

もうちょっと情報が欲しいので。マンスリーやらを見る前にSolactiveさん公式にお邪魔して、Solactive Industrial Robotics & Automation Indexの情報を拾ってこよう。

What is Solactive Industrial Robotics & Automation Index?

Solactiveさんの公式っていいよね。

こう、シンプルで。(←ほめそこない。

えーっと。

・・・。

インデックスに関する資料はこれかな。

まずはユニバースの構築。

インデックスユニバースの要件
  • 先進国に分類された取引所に上場している
    • US NTR INDEXであればNYSE・NYSE American・NASDAQ
  • 選択日の1ヵ月前および6ヵ月以上で少なくとも日の平均取引が5,000,000USD以上
  • 時価総額が選択日に少なくとも1,000,000,000USD以上
  • 発行済み株式総数に対する浮動株式の割合が10%以上
  • RBICS(FactSet Revere Business Industry Classification System)に基づき、以下の業界グループに分類される必要がある
    • ファクトリーオートメーション機器
    • 汎用半導体
    • 産業機械部品・サポート機器
    • プロセッサ半導体
    • プログラマブル・ロジック・ASIC半導体
    • スペシャライズド半導体

これは結構、メカメカしいユニバース。

もしかしてソフトウェア周りは無し?そっちはAIのテーマの方で扱っているのかな。

次は銘柄の選択。

インデックスコンポーネントの選択
  • 選択日の前の12ヵ月間にトータルリターンがマイナスの銘柄は除外
  • 時価総額に基づき降順でランク付け
  • ランク上位30社は、同じ業種から9社以下に制限
    • 同業種が9社を超えた場合、他業種の銘柄が優先して組み入れられる
  • 上記プロセスで銘柄が30に届かない場合、以下の手順が適用される
    • 同業種に組入れ可能な最大数を9から30に増加、ランク上位の銘柄から採用する
    • 12ヵ月間のトータルリターンがマイナスの銘柄も組入れ可能とする
      • この場合、負のリターンが最も小さい銘柄が優先して組み入れられる

うん。流石Solactiveさんだ。わかりやすい。

最初に条件で絞った後、足りなければ条件を緩和して30銘柄をインデックスに組み込む方式。

インデックスのウエイト付け
  • セレクション・デイ(1月、4月、7月、10月の第1金曜日)に等しいウェイトが割り当てられる

ウエイト付けは年4回、リバランスで均等に揃える感じ。

なるほど。

目論見書の説明で大部分が説明されていた感じ。

・・・。

目に付いたのは、資本財と情報技術セクターで大体固まっている感じ。

けれども。

んー。

これ、資本財セクターで捉えた場合に結構偏っている。

何というか工業機器と部品にがっつり寄せていて、資本財セクターでいえば花形(?)の航空・宇宙・防衛に寄せた企業がゴソっといない気がする。(ゼネラル・エレクトリック、キャタピラー、ボーイング、ロッキード・マーティン、レイセオン、etc・・)カテゴライズこそ資本財で、でも、その中身は資本財セクターの極々一部に特化。

利益率で考えれば部品を使う側、サービス・プロバイダーや大型作業機械の製造・販売の方が利益率高そうかなぁ・・とか、ぼやんとした感想もあって。決して工業機器や部品がいらないとか、どっちが上でどっちが下とか、そういう話題ではなくて。

この作りだと・・。

ううーん。

あと半導体業種の取り込みの多さも、ちょっと目に付くかも。こっちは情報技術セクターだけど。こちらもソフトウェアまわりがゴソっと無い形。

ロボット産業という考えにおいて間違いではなくて。

でも。

攻めていると捉えるか、他との組み合わせで扱うべきファンドと捉えるか。

後者かな?やっぱり。

このインデックスを一点買いするのはちょっと難しいようにも。

Let’s take a look at the numbers from the summary.

次。

FactSheetあたりに数字が並んでいるので、そちらの数字をいくつか拾ってみる。

項目30日
(%)
90日
(%)
180日
(%)
360日
(%)
年初来
(%)
設定来
(%)
Solactive Industrial Robotics &
Automation Index
▲0.251.22▲1.4223.857.88483.99
Solactive GBS Development Market
Large & Mid Cap USD Index NTR
1.355.138.1831.0617.34248.73
STATISTICS Performance (20/Sep/2024)

パフォーマンス比較に先進国の(大型と中型を含む)インデックスが用いられていた。

ここのところの1年はアカン年っぽいのは数字でわかる。資料には2013年から今年までのチャートも添えられていて、そちらは良い成績なのだけれど。

何でそっちは出さないのよというと、Solactiveさんのポリシーっぽい何か。たぶん。

設定来の数字がだいたいそっちの方の数字になっているのかな?見た感じでは。2022年からドスンと大きく落ちて、まだ高値を取り戻せていない感じだから・・。

んー。

金利が高いとパフォーマンスが伸びない。ある意味製造業らしい値動きにも。

通貨比率
(%)
USD40.0
JPY28.3
EUR21.9
GBp3.4
Others6.3
COMPOSITION BY CURRENCIES(20/Sep/2024)

これは通貨構成比?かな。ちなみにGBpはイギリスポンドだそう。銘柄を先進国から作っているので、米国ドル・日本円・ユーロ・ポンド(+その他)は理解できる構成。

ちょいと日本円が多い理由は恐らく、グローバル・ロボティクス株式ファンドと同じ理由かなって。

通貨比率
(%)
US34.4
JP28.3
FI11.4
KY9.0
Others16.9
COMPOSITION BY COUNTRIES(20/Sep/2024)

これは国別構成比。ジャパン国だけ比率が変わらないのは。ええと・・ニコニコ日本円決済なのか。

FIがどこの国か調べた限り、国コード上はフィンランド共和国。KYは国コード上に存在しないから、空気読めないケイマン諸島。(KYダシネ。

何となく半導体製造装置でオーストラリアは入ってないの?という疑問もあったりする。うーん、オーストラリアの通貨はオーストラリア・ドル(AUD)なので、直接オーストラリアの企業を保有していないか、あるいはオーストラリアの企業が米国あたりに上場してUSDで取引をされているのか。

もう少し踏み込んで調べてみないとこの辺りは難しそう。

ふむー。

次は大物。

企業Ticker通貨比率
(%)
業態メモ
SEMTECH CORPSMTC UW EquityUSUSD4.43半導体
IMPINJ INCPIUW EquityUSUSD4.12無線周波数識別
デバイス・
ソフトウェア
KONECRANES OYJKCR FH EquityFIEUR4.12クレーン・
昇降装置の製造
工作機械
CARGOTEC OYJ CLASS BCGCBV FH EquityFIEUR3.99荷役機器の製造
ANDRITZ AGANDR AV EquityATEUR3.87紙パルプ・
ハイドロ・鉄鋼・
固液分離機
ESAB CORPESAB UN EquityUSUSD3.81製造および
ガス制御技術
JAPAN STEEL WORKS LTD5631 JT EquityJPJPY3.73産業機械事業
素形材・エンジニア
リング事業
GEA GROUP
AKTIENGESELLSCHAFT
G1A GY EquityDEEUR3.72食品・飲料企業
向けを中心とした
加工機器
KADANT INCKAI UN EquityUSUSD3.55パルプ原料の
スクリーニング
KEYENCE CORP ORD6861 JT EquityJPJPY3.51自動制御機器
計測機器
情報機器
MARVELL TECHNOLOGY INCMRVL UW EquityUSUSD3.47ファブレス半導体
YOKOGAWA ELECTRIC
CORP ORD
6841 JT EquityJPJPY3.46工業計器・
プロセス制御
システム
HALMA PLCHLMA LN EquityGBGBp3.45危険の検出と
生命の保護を目的
とした安全装置
DAIFUKU CO LTD6383 JT EquityJPJPY3.41物流システム
自動倉庫
HAITIAN INTERNATIONAL
HLDGS
1882 HK EquityKYHKD3.34射出成形機
製造・販売
VALMET CORPVALMT FH EquityFIEUR3.30パルプ・製紙
エネルギー
CREDO TECHNOLOGY
GROUP HOLDING LTD
CRDO UW EquityKYUSD3.27データインフラ
IPソリューション
MACOM TECHNOLOGY
SOLUTIONS HOLDINGS INC
MTSI UW EquityUSUSD3.18半導体デバイス
コンポーネント
NVIDIA CORPNVDA UW EquityUSUSD3.10半導体
TOYOTA INDUSTRIES
CORP ORD
6201 JT EquityJPJPY3.08自動車
産業車両
繊維機械
ADVANCED MICRO DEVICESAMD UW EquityUSUSD2.97半導体製造
AMADA CO LTD6113 JT EquityJPJPY2.96金属加工機械
COMET HOLDING AGCOTN SE EquityCHCHF2.95ハイテク・
コンポーネント
非破壊検査装置
KION GROUP AGKGX GY EquityDEEUR2.92資材運搬機器
QUALCOMM INCQCOM UW EquityUSUSD2.89移動体通信
半導体設計
MICROCHIP
TECHNOLOGY INC
MCHP UW EquityUSUSD2.88半導体製造
DMG MORI CO LTD6141 JT EquityJPJPY2.83工作機械製造
OKUMA CORP ORD6103 JT EquityJPJPY2.82工作機械製造
RENESAS
ELECTRONICS CORP
6723 JT EquityJPJPY2.49半導体
SILICON MOTION
TECHNOLOGY
SIMO UW EquityKYUSD2.39集積回路
TOP COMPONENTS(20/Sep/2024)

組入れ上位企業のリストかと思ったら、30社並んでいたでござるの巻。

つまりこれ、フルラインナップ?

国内どころの銘柄もいくつか・・。キーエンスとかルミナスとかはわかる。でも、トヨタとか一般消費財ちゃうの?という銘柄も見受けられたので、ざーっと調べてみた。右端のメモ書きのところが調べた結果。(ざっくりなので、詳細は個々で調べておくんなまし。)

半導体のお名前は多いものの、そこまで半導体x2してる訳でも無いのかなって感想があったり、なかったり。

ソフトウェアをバッサリ切っている感じでも、AIなにそれ?的な空気。

いちおう、ちらりとNVIDIAさんとかAMDさんのお名前も見えるけど。ARMは時価総額か定員オーバーでアウツなのかな?INTELさんはアカジーなので、うん。ごめんなさい。

What can we learn from the monthly report?

いったん、アセットマネジメントOneさんのお家に戻ってきて。

んー。

たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーのマンスリーレポートから数字を拾ってみる。

項目1ヵ月
(%)
3ヵ月
(%)
6ヵ月
(%)
1年
(%)
2年
(%)
3年
(%)
ファンド▲1.40▲7.83▲1.4710.6829.9725.66
ベンチマーク▲0.81▲7.42▲1.2012.0133.6530.30
▲0.59▲0.41▲0.26▲1.33▲3.68▲4.64
MSCI ACWI▲1.78▲1.706.1521.5946.3557.03
たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーの騰落率(2024年8月30日付け)

これは、ファンドの騰落率。

ベンチマークはSolactive Industrial Robotics & Automation Index(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)で、MSCI ACWIも円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなしとのこと。

なしてMSCI ACWIを並べているかは不明、恐らくジャパン人ってこれスキでしょ?というあたりかな。どちらかというと、ポートフォリオの組入れ比率的には資本財セクターか、情報技術セクターとか並べてもよさげに思う。

ううーん。

数字だけで感想を述べるとしたら、3年ではMSCI ACWIにパフォーマンスで負けていて。直近1ヵ月だけは数字的に良いという感じ?

3年の騰落率が25.66%だから、1年あたりの騰落率は8.55%あたり。そこまで悪い成績では無さそうにも。

えー?でもMSCI ACWIの方が数字はいいじゃーんといえば。MSCI ACWIは米国のビックテックを全て持ち、時価総額が高い株式比率をより大く持つ時価総額加重ベースのポートフォリオ。

対して、たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーはテーマを限定した30銘柄で均等加重ベースのポートフォリオ。米国のビックテックは1社のみ。

今の相場では充分健闘している数字に思う。

項目数値
現物組入比率99.7%
先物組入比率0.0%
現金等比率0.3%
組入銘柄数30
たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーのポートフォリオ構成(2024年8月30日付け)

これはポートフォリオ構成。

現物の株式のみでポートフォリオを組んでいるようなので、結構苦労されてるのかな。ものが有名どころの株価指数なら一時的に先物やETFを使って価格を調整もできると思うのだけれど。

数字面では騰落率からも、何となくそういう雰囲気を感じる。


銘柄国・地域業種組入比率
(%)
01SEMTECH CORPアメリカ半導体・半導体製造装置4.10
02KONECRANES OYJフィンランド資本財3.94
03日本製鉄所日本資本財3.92
04CREDO TECHNOLOGY GROUP
HOLDINGS LTD
ケイマン諸島半導体・半導体製造装置3.90
05横河電工日本テクノロジー・ハードウェア
および機器
3.80
06CARGOTEC CORP-B SHAREフィンランド資本財3.77
07ESAB CORPアメリカ資本財3.64
08ANDRITZ AGオーストリア資本財3.59
09GEA GROUP AGドイツ資本財3.58
10ダイフク日本資本財3.48
たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーの組入れ上位10銘柄(2024年8月30日付け)

これは組み入れ上位10銘柄。

マンスリーは1月前の情報になるので、Solactiveさんちで調べた情報とは若干の変動がある感じかな。ただ、この10銘柄は存命しているみたいだとわかる。

ケイマン諸島の会社は持株会社だそうで。つまり、おおっぴらに国名を出したくない会社ということ。アイヤーどこの国の会社かわからないアルねー。

I still believe in robots! The chart should prove it

ふう。締めはお約束のチャート比較でも。

今回の面子はアセットマネジメントOneさんが誇る、たわらノーロードシリーズで埋めてみようかなと。

ファンド名基準価格
(円)/
純資産総額
(億円)
概要
たわらノーロード
先進国株式
33,107
(641,785)
(運用会社)
アセットマネジメントOne
(ファンドの説明)
MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)に連動を目指す
インデックスF。
(インデックスの説明)
日本を除く先進国22カ国の大型・中型の株式で構成。
対象国を合わせた浮動株の85%をカバーする。
たわらノーロード
日経225
23,575
(188,163)
(運用会社)
アセットマネジメントOne
(ファンドの説明)
日経平均株価(日経225)に連動を目指す
インデックスF。
(インデックスの説明)
日本経済新聞社が算出する株価指数。
東証プライム市場に上場する銘柄から選出した
日本を代表する225銘柄で構成。株価平均型。
たわらノーロード
全世界株式
23,663
(66,594)
(運用会社)
アセットマネジメントOne
(ファンドの説明)
MSCI ACWI(円換算ベース、配当金込み、為替
ヘッジなし)に連動を目指すインデックスF。
(インデックスの説明)
先進国23国と新興国24国の大型および中型の株式で
構成。世界の投資可能な株式の85%をカバーする。
たわらノーロード
S&P500
15,733
(58,124)
(運用会社)
アセットマネジメントOne
(ファンドの説明)
S&P500(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
に連動を目指すインデックスF。
(インデックスの説明)
米国を代表する主要産業の大型株式500社により構成。
たわらノーロード
フォーカス
ロボット・
テクノロジー
20,305
(477)
(運用会社)
アセットマネジメントOne
(ファンドの説明)
Solactive Industrial Robotics & Automation
Index(円換算ベース、配当込み、ヘッジ無し)
に連動を目指すインデックスF
(インデックスの説明)
国内外のロボティクスやオートメーションに関連した
サービスを展開する企業で構成される指数。
比較ファンド一覧(2024年9月28日付け)

こんな感じで。

コメ不足コメ不足いうても冷凍チャーハンで米摂取の貧民に隙無し。いってみヨーカドー!(うまいしね。うん。ぼりぼり。)

この記事のスクリーンショット画像はマネックス証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

比較チャート3年

最初は3年のチャート。2021年9月27日から2024年9月27日が対象。

先の資料で冴えないパフォーマンスだということはわかっているので、あまり期待せずに。

えーっと?

1位たわらノーロード先進国株式、2位たわらノーロード全世界株式、3位にはたわらノーロードS&P500か。実は先進国に絞ると株式のパフォーマンスがよいのは割と有名なお話。

4位はたわらノーロード日経225、5位にたらわノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーの順。

比較チャート1年

これは1年のチャート。2023年9月27日から2024年9月27日が対象。

直近1年になると米国のターン。1位はたわらノーロードS&P500、2位に転落たわらノーロード先進国株式、3位変わらずたわらノーロード全世界株式。

4位以下も変わらず。うへーい。

比較チャート半年

これは半年のチャート。2024年3月27日から2024年9月27日が対象。

上位3ファンドの変動はなく、1位たわらノーロードS&P500、2位たわらノーロード先進国株式、3位たわらノーロード全世界株式。

対して4位に浮上するはたわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジー。最下位へ落ちていくジャパン代表たわらノーロード日経225。

比較チャート1ヵ月

最後は1ヵ月のチャート。2024年8月27日から2024年9月27日が対象。

未来をその手に、1位を奪取したのはたわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジー。

続く2位にはたわらノーロード日経225、3位たわらノーロード全世界株式、4位たらわノーロードS&P500の順。

最下位はまさかの3年期間トップ、たわらノーロード先進国株式。

・・・。

ん?

ちょっと待って。

たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジーが直近1ヵ月で成績よくなったのって、まさか国内株式比率が影響してたりする?

ほら、2位にたわらノーロード日経225が追従しているし・・。

ただの偶然かな。

Where does this fund invest?

うーん。

ちょっとモヤモヤする終わり方だったものの。

改めて、このファンドって何に投資をしているのだろうって考えると。

ロボット・テクノロジーの前にくる部分を捉える必要があって。

このファンドは商品だけれど、消費者にとっての商品ではなくて。ええと、つまり「商品を生み出す方法」というか、「ワークフローを実現する環境」というか。

生産技術?

的な仕組み。

そこに自動化という考え方があって。その対極は人力なのだと思うけれど。

それに名前を付けるとしたら、「それ」はインデックスのお名前にヒントがあって。

Industrial Robotics & Automation Index(直訳:産業用ロボット技術と自動化の指数)。

ああ、うん。

ポートフォリオの構成銘柄にも説明が付くと思う。

このファンドは、産業用ロボット技術と自動化に関係する企業へ投資を行うファンド。

だから、トワナナさんたちが日ごろ目にする商品を直接作っている企業は少ないけれど、その企業へ部品や生産する環境を提供する、輸送や流通を支える企業などがポートフォリオに組み込まれている。

たぶん、そんなまとめ。

・・・。

となると。

んー。

たわらノーロード フォーカス AIも気になっちゃうよネ。

おつかれさまでした。

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