来ないの来ないのー?って言ってたら本当に来ちゃったSBIステートストリートな投資信託。
たぶん、えすびーあい・すぱいだー・シリーズ?
SBI・Vがバンガード社ブランド、SBI・iシェアーズがブラックロック社ブランド、SBI・SPDRがステートストリート社ブランドで揃い踏み。全方位「死角なし」の布陣。
流石は不祥事連発で経営の「資格なし」になりかけている会社。
ことの切っ掛けはいつもの基準価格メモ(SBI証券はアレ)で。投資信託の新規募集の欄を眺めていて気付いた。
んー。
・・・。
SBI・SPDR?!
って。これどうみてもSPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF(ティッカーSPYD)ぱいせんです。本当にありがとうございました。そいでもって、わざわざ年4回決算型ってことはもしかして分配出したりするの?
するの?!
うーん。これは気になるよ。
今回は。これからの時代はSPYDだって貴方が言ったから、SPYDを売却してVYMを買ったの。有難う、儲かっているわ。そんな二人のカサブランカ。みたいなお話。たぶん。
Memo
グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20240128
基準価額:7,609円 / 前日比(円)+136円 / 前日比(%)+1.82% / 純資産総額127.38億円
項目 | 通貨ペア | 価格 | 52週範囲 |
---|---|---|---|
ドル円 | USD/JPY | 148.1400(JPY) | 128.0930 – 151.9030 |
ビットコイン | BTC/USD | 42,362.99(USD) | 19,628.25 – 48,969.37 |
イーサリアム | ETH/USD | 2,274.64(USD) | 1,378.53 – 2,710.42 |
リップル | XRP/USD | 0.529399(USD) | 0.352473 – 0.887511 |
ステラルーメン | XLM/USD | 0.115600(USD) | 0.074778 – 0.183018 |
※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。
項目 | 指数 | 数値 | 52週範囲 |
---|---|---|---|
米国株式 | CRSP US Total Market Index | 3,514.22 | 2,754.29 – 3,525.73 |
S&P500 | S&P500 Index | 4,890.97 | 3,808.86 – 4,906.69 |
NASDAQ | NASDAQ Composite Index | 15,455.36 | 10,982.80 – 15,629.07 |
英国株式 | FTSE 100 Index | 7,635.09 | 7,206.82 – 8,047.06 |
独国株式 | DAX Index | 16,961.39 | 14,458.39 – 17,003.28 |
日本株式 | TOPIX Index | 2,497.65 | 1,910.60 – 2,565.89 |
※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。
項目 | ETF | 価格 (USD) | 52週範囲 (USD) |
---|---|---|---|
先進国株式 (除く米国) | Vanguard Developed Markets Index Fund ETF Ticker:VEA | 47.43 | 41.48 – 48.16 |
新興国株式 | Vanguard Emerging Markets Stock Index Fund ETF Ticker:VWO | 40.16 | 37.46 – 43.10 |
米国短期国債 | SPDR Portfolio Short Term Treasury ETF Ticker:SPTS | 29.08 | 28.58 – 29.44 |
米国中期国債 | SPDR Portfolio Intermediate Term Treasury ETF Ticker:SPTI | 28.35 | 27.01 – 29.40 |
米国長期国債 | SPDR Portfolio Long Term Treasury ETF Ticker:SPTL | 27.70 | 24.47 – 31.67 |
金 | SPDR Gold Shares Ticker:GLD | 187.01 | 168.19 – 193.18 |
コモディティ | iShares S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF Ticker:GSG | 21.25 | 18.65 – 22.95 |
※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい
Be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
What is SBI・SPDR・S&P500 High Dividend Stock Index Fund?
もう正体みたりーな感じ。一応、ファンドの目論見書から見ていく。
これは・・。
出すぜーっという強い意気込みを感じる。
ただ、S&P500高配当指数(配当込み、円換算ベース)に連動と書いているから、「配当込み」の部分的に配当出さないようにも見える。
どっちかなぁ・・って調べてたら、公式さんの動画が昨年末に公開されてた。
あひい。
これ、明確に配当出すファンドとして設定されてるんだね、やっぱり。
あと、姉妹ファンドがもう1コあって。
そちらはSBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)との名前で、Vanguard High Dividend Yield ETF(ティッカーVYM)を投資対象にしている。
こっちの方が人気になりそう。
実はVYMを投資対象にするファンドは既に別のVシリーズがあって。それでも今回、年4回決算型のファンドとして新設することにしたよ。と話してた。
動画では結構丁寧に「でもETF直接買えばいいよね」的な疑問に答えていて。
あー、うん、そーだよねー的なことをうまくまとめていた。しれっとSBI証券はETFの購入手数料も為替手数料も無料だったわー、つらいわー、ファンドとETFどっちも手数料無料だわーとか差し込んで。
抜け目ないなー。
ざっくりとした結論としては、現地と国内の二重課税控除をファンド内で行ってくれる点と、日本円の金額ベースでの購入ができる点が、ファンド側の信託報酬の上乗せ分として納得できるかどうか。との結論だったのだと思う。
ふむー。
What is the index?
さて、ここでいつものように指数の方を調べてみようかなーって思ったものの。
はて。
実のところ以前に詳しい記事を書いたので、もう調べなくてもよかったり。むう。
とはいえリライトが追いつかない古い記事は年初に処分してるから、まとめ直すのがよいのかな。せっかくだし。
SPYDぱいせんは何度でも蘇るんだよ!
・・・。
えーっと。
公式の資料から指数S&P 500 High Dividend Indexの情報をひっぱってくると。
とどのつまり、「マスターいいやつを上から80コ、同じサイズでくれ」ってヤツ。
「いいやつ」の基準が配当利回りなので、配当ばんばん出す企業のランキングから80社いい感じに選んで、ポートフォリオを均等に埋めるインデックス。
ポイントはS&P500銘柄からの選出され大型の優良企業でポートフォリオが組まれる点と、均等比率によって1銘柄の影響を落としている点と、あとはー。
毎月銘柄が適格かをチェックしている点?
確かコロナ過では無配落ちした企業を気前よく除外していった記憶。
この点、国内のホルダーからは相当叩かれていた。(つまりはインデックスを調べもせず、理解もせずに購入してる国内ホルダーが多かったって話。)
その銘柄が優良企業なら除外せずに、業績が回復して再び配当が出せるようになるまでホールドしていればいいのに!という考えも理解はできる。多分だけれど、高配当を期待されたポートフォリオなのに無配当になった企業の株を持ち続けるのはおかしいという考えなのだろうなって。
その銘柄がいつ配当を出せるまでに復帰できるかわからず、ポートフォリオに残し続けた場合を考えると。80銘柄中の1社が無配だった場合、ポートフォリオ上の1.25%の配当は減る計算。
それはそれで求められる要求に対して真摯に設計されたインデックスで。
できるだけ銘柄を除外したくないということを、わざわざ明記している裁量込みのS&P500とはちょっと方向性が違うインデックス。同じ会社の指数なのにおもしろいなーって。
寝ぼけた感想を持ったり持たなかったり。
What is the performance and composition of the index?
久しぶりにFactSheetを見ているので、パフォーマンスの数字もぺたり。
INDEX LEVEL | 1 MO RETURN (%) | 3 MOS RETURN (%) | YTD RETURN (%) | 1 YR 年率(%) | 3 YRS 年率(%) | 5 YRS 年率(%) | 10 YRS 年率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Total Return | 8.26 | 13.34 | 3.9 | 3.9 | 10.93 | 7.95 | 8.91 |
Price Return | 7.74 | 11.95 | ▲1.07 | ▲1.07 | 6.16 | 3.05 | 4.2 |
Net Total Return | 8.1 | 12.93 | 2.38 | 2.38 | 9.48 | 6.46 | 7.47 |
BENCHMARK Total Return | 4.54 | 11.69 | 26.29 | 26.29 | 10 | 15.69 | 12.03 |
BENCHMARK Price Return | 4.42 | 11.24 | 24.23 | 24.23 | 8.29 | 13.73 | 9.94 |
BENCHMARK Net Total Return | 4.51 | 11.55 | 25.67 | 25.67 | 9.48 | 15.1 | 11.4 |
む。むー?
ああそうだ、ベンチマークはS&P500なんだって。本気ですかぱいせん、大きく出てるなー汗。
直近はS&P500よりも、S&P500 High Dividend Indexの方が好調。しかし、長期で見た場合にPrice Returnの数値がちょっと苦しいか。
Price Returnに対して、Total ReturnやNet Total Returnが倍近くに跳ね上がるところは配当の高さを表しているとも言えるのかな。
これは昨年末に集計されたデータだと思うので、10月から12月の数字がいいということで。
んー。
何だろ、政策金利の利上げが見送られてきてた頃だよね、確か。
ポートフォリオはどんなか、S&P500と比較するとこんな感じ。
Rank | S&P500 High Dividend Index | sector | S&P500 | sector |
---|---|---|---|---|
1 | Seagate Technology | 情報技術 | Apple Inc | 情報技術 |
2 | NRG Energy | 公共 | Microsoft Corp | 情報技術 |
3 | Phillips 66 | エネルギー | Amazon.com Inc | 一般消費財 |
4 | Amgen Inc | ヘルスケア | Nvidia Corp | 情報技術 |
5 | KeyCorp | 金融 | Alphabet Inc A | 情報通信 |
6 | Fifth Third Bancorp(OH) | 金融 | Meta Platforms, Inc Class A | 情報通信 |
7 | Zions Bancorporation N.A. | 金融 | Alphabet Inc C | 情報通信 |
8 | Packaging Corp of America | 素材 | Tesla, Inc | 一般消費財 |
9 | Intl Business Machines Corp | 情報技術 | Berkshire Hathaway B | 金融 |
10 | Simon Property Group A | 不動産 | JP Morgan Chase & Co | 金融 |
S&P500 High Dividend Indexは均等加重なので、順位的なものはあまり意味がないのだけれど。
昨年末現在で銘柄数が77ということなので、えーっと、大体各銘柄の比率は1.29%くらいで、その中で値上がり銘柄の上位という感じかな。
1位のSeagate Technologyは、日本でもストレージメディアで馴染みのある会社。2位のNRG Energyは公共に分類されているけれど、電力と天然ガスを提供するエネルギー関連会社みたいだから3位と似た感じでインフレ値上がり銘柄?
5位から7位が金融。この辺りが直近の高パフォーマンスに影響しているのかな。9位の長いお名前はみんな知ってるIBM。
うーん、S&P500とは1銘柄も被らない男らしさ。
確かS&P500 High Dividend Indexはエネルギーとか不動産とか、そういったセクターが強かったような記憶。セクター比率もついでに比べるとこんな感じ。
sector | S&P500 High Dividend Index (%) | S&P500 (%) |
---|---|---|
金融 | 24.5 | 13 |
不動産 | 21.9 | 2.5 |
公共 | 14.7 | 2.3 |
素材 | 8 | 2.4 |
エネルギー | 6.7 | 3.9 |
ヘルスケア | 6.6 | 12.6 |
生活必需品 | 5.8 | 6.2 |
一般消費財 | 4.3 | 10.9 |
情報技術 | 3.3 | 28.9 |
情報通信 | 2.9 | 8.6 |
資本財 | 1.3 | 8.8 |
あれ?金融がめちゃめちゃ高かった。
ううーん。
これ見ていつも思う。S&P500 High Dividend Indexってそんなに脆弱なポートフォリオかなって。
公共にしても不人気セクターなことは知っている、知っているけれど。セクターローテーションの観点だと、不景気と景気回復期に強いセクターが多いように見える。(意図したセクター間バランスではないけどネ。)
多くのひとはコロナ過の下落をピックアップしてダメなインデックス、〇ソなインデックスと叩いて。
パンデミックがS&P500 High Dividend Indexの天敵だったとして、じゃあ、パンデミック以外の金融危機が起きた時にも同じ結果になるという根拠ってなんだろう。
もちろん、瞬間的に他と同じようにすっ飛ぶとは思っていて。
けれど、コロナ過だって1年で株価は戻した訳で。その後のバブルはいってみれば特定の銘柄にだけ資金が集まった結果で。その銘柄をアホほどポートフォリオに貯め込んでいたインデックスが〇チガイじみたパフォーマンスになった。
だからS&P500 High Dividend Indexはダメなの?
人気インデックスとパフォーマンスが似てないくて、追従しないから?
だって、違う仕組みのインデックスなのだから。パフォーマンスだって同じにならないのは正常なんじゃないの?得意な場面が違って、異なる目的、異なる値動きをするから種類があることに意味がある。
インデックスとしてダメなのは、インデックスとして定義された動きを追従しない時。
配当がいっぱい欲しい。だから、配当が高い銘柄だけをピックアップしてポートフォリオを組む。
配当が出なくなったらポートフォリオから除外する。ちゃんとルール通りに。それってダメなことかなって。
パフォーマンスが冴えない理由がわかる。パフォーマンスが冴えている理由がわかる。景気観で値動きが予想できる。
それは付き合い易いインデックスなのではないかなって。
・・・。
買わないけど。(←さいてい。
Even if you know, you can’t hide
いやほらだって・・汗。
ポートフォリオって過去のパフォーマンスも大事だけれど、未来においては「インデックスの作り」も大事だと思う。
ええと。
ほら、ダメな子ほどかわいいっていうじゃない!(←フォローしっぱい。
うーん、うーん。
まとまらないから、最後は他の代表的なインデックスのETFと比較して締めにしよう。
ticker | funds name | overview |
---|---|---|
SPYD | SPDR Portfolio S&P500 High Dividend ETF | S&P500 High Dividend Indexに連動を目指す。 S&P500から配当利回りが高い80銘柄を均等加重。 |
VYM | Vanguard High Dividend Yield ETF | FTSE High Dividend Yield Indexに連動を目指す。 平均以上の配当利回りが予想される株式が対象。 |
VIG | Vanguard Dividend Appreciation Index Fund ETF | S&P US Dividend Growersに連動を目指す。 10年以上連続増配の下位75%銘柄を時価総額加重。 |
ラインナップはこの3つ。この辺りの比較なら会社間のバランスをとって、iShares Core High Dividend ETF(ティッカーHDV)あたりをねじ込んでいくのが定石。
んー。でもほら、コイツ黙らせないとはじまらないじゃない?みたいな。ラスボス的ポジのVIGも仕方ないので枠に入れる。不本意だけど。不本意だけどっ!
・・・。
期間は2016年から2023年、配当再投資で。
未来は皆の予想通りでも、いってみヨーカドー!
※ここから下に掲載しているスクリーンショット画像はSilicon Cloud Technologies社Portfolio Visualizerの画面をキャプチャしたものです。
でででん。
デスヨネー。
うん、知ってた・・(吐血。
上でも書いたけれど、コロナ過の大きい下落からは1年ほどで値を戻し、その後レンジしている感かな?SPYDは。
数字面ではBestYear、WorstYear、Max.Drawdownの全てて高い。いや、WorstYearとMax.Drawdownは高いとダメでしょってところ。
このあとお説教ね。
こちらは継続して保有していた場合のリターン比較。
うーん。Total Returnの1年は絶望的なのに、3ヵ月はトップを飾る謎パフォーマンス。前向きに捉えると時代がキターとか。いやまさかネ。
Annualized Returnは年率だっけ?3年のパフォーマンスはVYMに並ぶところまで来てるものの、5年、フルが厳しめ。
Annualized Standard Deviationは標準偏差だった気がする。だからえーっと。ボラティリティ的な見方ができるんだっけ。
・・・。
SPYD断トツですやん。
価格は上がらないのに激しくシェイクする。うへーなスタイル。
これはインカムのグラフ比較。
2021の落ち込みが厳しい。それ以外は遠めに見れば上がってきてるようにも見える。
・・・。
あがってるよね?
他の2つが少しづつ綺麗な右肩上がりだから、SPYDはちょっと心配になるデコボコ具合。もしかしたら標準偏差の高さの影響もあったりするのかな。
これはポートフォリオの構成比較かな。
あれ?
SPYDってS&P500から銘柄を選んでいるのに、こんなに中型揃いなの?なして?
あと新興市場も8.15%入ってる。これは業態的なもの・・かな。ちょっと見方がわかってない。
ざっと評価するなら、SPYDは大型のバリューが3割、中型のバリューが6割、新興市場が1割って感じ。
でもってVYMは、大型のバリューが85%、残りは短期国債?12%ほど。うーん。調整中なのかな。
VIGは大型バリューが6割の大型グロースが3割、こっちも国債が13%ほど。
バンガード社製ETFは国債で結構調整入れている感じ?全体の1割以上が国債というのはちょっと気になる数字で。インデックスのリターンを伸ばすために国債を入れている訳ではないはずなので、ポートフォリオの調整枠なのだと思う。
その意味では、ステートストリート社の方が3%程度の組み入れなので運用はうまくいってる。とか?
はてな。
・・・。
あ、そうか。保有銘柄数の桁が違うから。この辺は仕方ない気もする。
今日現在でインデックスへの組み入れ銘柄数はそれぞれ、SPYDは77銘柄、VYMは449銘柄、VIGは315銘柄。この数値的な違いは、インデックス維持のためのストレスの違いで大きそう。ただ、銘柄が少ないと予算も掛かりそうなイメージ。
銘柄数が多ければ多少追従を緩くしても大きな差にはならず、銘柄数が少ないと厳格に追従しないと無視できない差が出ちゃう。みたいな感じ。
どっちもどっちだね。たぶん。
最後は年間収益の比較。
SPYDは価格もインカムも安定しない。2020年のマイナスと・・、2018年ってなんだっけ。
えーっと、調べた感じVIXショックと、米中貿易摩擦による影響?クリスマスに暴落したのも2018年だよね。ぎゃー!!叫んだのを覚えてる。(トランプさんのころだよね。
ううーん。
これを見るとSPYDを選べない気はする。
・・・。
そいえばアレ、配当成長率とか見てなかった。
ちと面倒だけれど、参考までにメジャーどころと並べてみると・・。
えーっと。こう?
Year | SPYD (%) | HDV (%) | SDY (%) | VYM (%) | DVY (%) | VIG (%) | NOBL (%) | RDVY (%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | ||||||||
2017 | 14.63 | 9.24 | 56.65 | 8.84 | 9.68 | 5.10 | ▲3.05 | ▲26.93 |
2018 | ▲6.71 | 4.95 | ▲44.87 | 10.33 | 8.14 | 6.18 | 28.88 | 19.66 |
2019 | 7.86 | 3.68 | 8.14 | 7.27 | 12.64 | 4.72 | ▲0.42 | 25.03 |
2020 | ▲6.54 | 11.19 | 14.45 | 2.26 | ▲2.18 | 7.62 | 19.36 | 9.71 |
2021 | ▲5.08 | ▲1.68 | 12.23 | 6.54 | 8.56 | 15.83 | 8.98 | ▲11.81 |
2022 | 28.02 | 5.92 | ▲5.78 | 5.03 | 8.30 | 11.74 | ▲6.24 | 79.83 |
2023 | ▲7.58 | 4.79 | 3.22 | 6.96 | 8.07 | 7.93 | 14.32 | 11.41 |
平均 | 3.51 | 5.44 | 6.29 | 6.74 | 7.60 | 8.44 | 8.83 | 15.27 |
2016年は最初の年だからかな。SPYDの数値が平均に使うには異常値なので2016年は除外して・・。
SPYDはナンバーワン!
・・・。
ダメな方から数えて・・。
うわーん。
・・・。
はぁ。
こうやって並べると・・、RDVYが〇ンチキくさいなー汗。
でも流石はインフレ・クイーン、インフレ期にめっぽう強い。広告に偽りなし。
あと、NOBLはやっぱり高い配当成長率。ここから伸びるといいね。
NOBLが連動を目指すのはS&P500 Dividend Aristocrats、日本語にするとS&P500配当貴族指数。近頃は話題にあがることが減ってしまったけれど、投資信託もいくつかあるし。マネックス証券ならNOBLを購入できる。
I hope it shines someday
わかっていたんだよ。こんなに時間をかけて記事しなくても。
SPYDが数字上はダメなコだって。
沢山のひとがダメな理由を並べ、ダメなETFだと蔑み、叩かれるところをずっと見ているから。
生まれた当初に多くの期待を寄せられ。
それが失望に変わっていく時に、目を開いてマーケットにいたから。
だから。
だからいつか。
あー、こういった景気観だとSPYDは伸びるんだねーって。そんな景色が見れたらいいなーって。
そして、SPYDを買い付けるだけの配当も出してくれる投資信託があるのなら、ちょこっと余った資金を入れて。にやにや配当支払いの記録を眺めるのも、たのしそうかなって。
値下がりにガッカリして、値上がりにガッツポーズして。
あー。たのしげだなーって。
そんな、ぼやんとした感想を持ったんだ。
そうそう、新規ファンドだから新NISA的には成長投資枠のみみたいだけれど、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)と合わせて、積立て投資枠に組み入れられたら、案外キラーファンドになる未来もあるのかもだね。
・・・。
おつかれさまでした。