投資信託の分配金コースに感じる違和感のこと。

きになる・しらべる

ぼやんと思っただけの話題なので。

「この受け取り方がマスト!」とか。

「この証券会社を使うヤツは情弱っ!」「ここを押さえておけば10年で3倍の違いっ!!」みたいなインフルエンサーお得意のPV乞食記事ではなく。

ついでに書いてしまうと、別にお得でも初出しの情報もなく。

もちろん、クラスのみんなには内緒にする話題でもない。

・・・。

・・・。

このくらい前置きしておけば、ヘンな期待を持つ人はブラウザバックしていると思うので本題へゴー。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Is it true that each securities company is different?

先日、松井証券さんでアホっぽいポートフォリオを作り始めたところ、分配金の指定ができないファンドがあることに気付いた。

厳密には積立設定をした後に日付がズレてしまった分をスポット買いで調整しようとしたところ。

分配金が「受け取り」設定になっているファンドが混ざっていることに気付いた。

あれ?

投資信託で。いや、昨今の事情は変わってきているとは思うけれど、投資信託ってだいたいのご家庭では「再投資」を選ぶと思う。(ナウナヤングはしらんけど。)

間違って分配金が出た時にファンド内で自動再投資してくれる便利コースだから。

で。

その時は、あーまぁ、古いファンドだし仕方ないかーって。

スルーしかけてふと疑問に思った。

他の証券会社でも再投資できないの?って。

・・・。

調べてみると、再投資の設定で積立てができる証券会社があった。

えーっと。

どゆこと?

これって証券会社ごとに違いがあるものなのかって。

その時初めて気づいた。

Who is the mastermind?

分配金の再投資とか受け取りとか、その理屈はわかるけれども。

それってどこが管理しているのだろう。

SBI証券などでは分配金の受け取りと再投資が何度でも切り替えができるようになっていて。

マネックス証券は切り替えはできないものの、受け取りを止める(?)ことができるのかな。その場合は再投資に回されるとか回されないとか。

松井証券や楽天証券、auカブコムさんは一度設定したら切り替えができないであってる?

そう。

ここに違和感があって。

ファンドの運用は運用会社が行っている。

日興アセットマネジメントさんとか、三菱UFJアセットマネジメントさんとか。あのへん。

当然運用会社さんに対して注文が行われるのだと思う。

思うけれど。

そんな個々の切り替えに対応するかなって。

数万人規模の取引があって、販売会社も複数あって。仮に運用会社が受け付けているのなら、販売会社(証券会社とか銀行さんネ)ごとに違いが出る理由はどのへん?

普通に考えたらフロントエンドである販売会社が受付を行い、注文を取りまとめる。

取りまとめた注文を運用会社に発注する方が自然でないの?って。

いやそれよりも。

もっとシンプルに。

分配金は販売会社に全て渡して、販売会社が必要な数の再投資を発注すればよくない?(理屈上、利益計上されなければ課税はされないので税金的には問題がないかなって。ただ手間賃がかかるだけ。)

そうすれば運用会社は購入と売却の注文を受け付ければよいだけで。

販売会社の個人情報にアクセスする必要もない。

・・・。

つまりこう考える。

投資信託の分配金に対する再投資や受け取りの設定は販売会社が独自に設けているシステムであり、そのために販売会社ごとに制限やルールが異なる。

分配金の再投資が「できない」ケースが差異になっているのであれば、構造上は「受け取り」がデフォルトになっている。

こっちで理解する方が納得できる。

ん?

それってつまり、よりサービスが拡充されている販売会社で口座を開いた方がよいということ?と考えるとそういった理解ではなくて。

販売会社が独自に作っているシステムであれば、それは持続可能ではないモノとして捉えておくべきで。いつか無くなるかも知れない。他社が導入できない負担をどこかにかけている可能性があると考えた方がよいのかなって。

そんな感想。

便利になるのはよいことだけれど。

そもそもの部分で、それが運用会社であれ販売会社であれ、それこそファンドであれ。

これでなければダメ。

ここでなければダメ。

そういった依存を作ることは何かのきっかけで持続不可能な状態を生み出すから。

「それ」が無くなった時にどのようにするかの選択肢は、意識しておかないといけないのかなって。

とか。

販売会社ごとに再投資や受け取り設定が異なるファンドがあることに気付いて。

ぼんやりと思ったんだよ。

昨今人気のインデックスファンドとか、ほぼほぼ分配金そのものを出さないので。気にするような話題では無いと思うけれども。何で分配金を出すファンドの多くが高い信託報酬が設定されているのかとか、そのあたりの答えを「悪意」以外で仮定すると、違ったものが見えてきたりするかなぁ・・って。

・・・。

おつかれさまでした。

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