いろいろな投資信託があって。
地域やアセットが異なるもの、産業を扱うテーマ株と呼ばれるもの。世界株式気候変動インデックスはそう。えーっと。
・・・。
あれ?気候変動って。それってつまり天気とか気温の株があるの?もしかして空気とか値段付いてるのっ?!
なんて、頭の悪いリアクションはお約束として。
この記事の作成は、えーっと。
2022年11月28日?
・・・。
む。半年以上前の書きかけだった。
地球の謎、もとい株式気候界隈のこと。ちゃんと調べなきゃ。
今回は、環境活動家の〇レタ嬢がラスボスで〇シアぶっつぶす!そこに割って入る警察機構による鉄拳制裁のターン!勝つのはどっちだ?!的な、そのあたりのどーたらって感動巨編。そんなお話。たぶん。いや、絶対違うけれど。
Memo
グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20230723
基準価額:7,504円 / 前日比(円)-193円 / 前日比(%)-2.51% / 純資産総額111.54億円
項目 | 通貨ペア | 価格 | 52週範囲 |
---|---|---|---|
ドル円 | USD/JPY | 141.7700(JPY) | 127.2540 – 151.9370 |
ビットコイン | BTC/USD | 29,861.86(USD) | 15,599.05 – 31,814.52 |
イーサリアム | ETH/USD | 1,870.07(USD) | 1,081.14 – 2,137.45 |
リップル | XRP/USD | 0.738520(USD) | 0.315938 – 0.887511 |
ステラルーメン | XLM/USD | 0.156191(USD) | 0.070841 – 0.183018 |
※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。
項目 | 指数 | 数値 | 52週範囲 |
---|---|---|---|
米国株式 | CRSP US Total Market Index | 3,281.62 | 2,590.36 – 3,305.26 |
S&P500 | S&P500 Index | 4,536.34 | 3,491.58 – 4,578.43 |
NASDAQ | NASDAQ Composite Index | 14,090.80 | 10,088.83 – 14,446.55 |
英国株式 | FTSE 100 Index | 7,663.73 | 6,707.62 – 8,047.06 |
独国株式 | DAX Index | 16,177.22 | 11,862.84 – 16,427.42 |
日本株式 | TOPIX Index | 2,262.20 | 2,215.76 – 2,321.53 |
※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。
項目 | ETF | 価格 (USD) | 52週範囲 (USD) |
---|---|---|---|
先進国株式 (除く米国) | Vanguard Developed Markets Index Fund ETF Ticker:VEA | 47.29 | 35.42 – 47.64 |
新興国株式 | Vanguard Emerging Markets Stock Index Fund ETF Ticker:VWO | 41.34 | 34.88 – 43.22 |
米国短期国債 | SPDR Portfolio Short Term Treasury ETF Ticker:SPTS | 28.80 | 28.60 – 29.58 |
米国中期国債 | SPDR Portfolio Intermediate Term Treasury ETF Ticker:SPTI | 28.30 | 27.55 – 30.10 |
米国長期国債 | SPDR Portfolio Long Term Treasury ETF Ticker:SPTL | 29.62 | 26.87 – 34.71 |
金 | SPDR Gold Shares Ticker:GLD | 182.18 | 150.57 – 191.36 |
コモディティ | iShares S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF Ticker:GSG | 20.86 | 18.65 – 23.54 |
※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。
Be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
What is the World Stock Climate Change Index?
初見はAUさんちの投資信託辺りを調べていた時だと思う。
フルネームは、Smart-i 世界株式気候変動インデックス。
Smart-iってどこのブランドだろうと調べてみたところ。りそなアセットマネジメントさんという会社が作られているそうで。
りそな?で気になってホームページをみると、あの銀行の「りそな」さんであっていた。
りそなアセットマネジメントさんは、りそなグループの資産運用会社として2015年8月に設立。りそな銀行の資産運用部門からひとを揃えたみたい。運用資産残高40兆円、運用期間は約60年(前身の大和銀行、あさひ信託銀行、大和銀信託銀行、りそな信託銀行も含む)。
ほえー。
「将来世代に対しても豊かさ、幸せを提供するために」
それが、りそなアセットマネジメントさんのパーパス(存在意義)とホームページに書かれている。説明をみていて明確にそうだとは書かれていないのだけれど、これって今の(優遇された)引退世代だけではなくて、これから社会を支える(絶望の)現役世代向けにも向けてという意味なのかな。
すごい言葉選びで悩まれたのだろうなって。
言葉選びという意味だとホームページに若さが滲み出てて。誤解を恐れない表現をすると、洗練されていなくて。洗練されていないからこそ、気持が伝わってくる。そんな気がした。
トワナナさんこういうのに弱いんだよ。注意しなきゃ。
あと。こんな一文も。
「ファンドの組成にあたっては、お客さまに長期継続性のある運用をご提供するため、商品性が重複するようなファンドや、一時の流行に依存したものなど、やみくもな拡充は行わず、真のお客さまニーズにお応えできると考えるファンドを厳選して設定を行います。」
はい。安心。
世界株式気候変動インデックスは、流行りものではありませーん。(←いろいろアウト。
と。
当時はここでスクリーンショット撮ろうと思ったら、マネックス証券さんでも松井証券さんでも取り扱いがないみたいで。(楽天証券さんとSBI証券さんでは取り扱いがある)仕方ないので、今回はスクリーンショットなしで書くかーって。
今日現在だと松井証券さんで取り扱いがあるようだったので、あとでチャート比較でもしてみようかな。
ふむり。
MSCIワールド気候変動インデックスなんてものがあるのか・・。
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル頑張りすぎ。新しい指数作らないと〇んじゃう病気とか、売上減っちゃうとか、ギネスに挑戦中とか?いやいや、まさかね。
ベンチマークとなるMSCIワールド気候変動インデックスに関しては、ええと。
目論見書に少し説明があった。本家のドキュメントを読むとひと月コースなのでここはライトに。
んー。MSCI World Indexの方だから先進国(日本を含む)のみの指数か。
何でACWIじゃないのー?と言えば、確かに新興国へ脱炭素の責務を負わせるのはちょっとキビシイ気はする。でも実のところ、新興国程国土が大きいところが多いので、脱炭素を意識しないとマズイ気もするのだけれど。難しいネ。
ちなみに上に出てくるE/S/Gは例の持続どーたらのESG(Environment・Social・Governance)と同じ。その内のEだからEnvironment、つまり環境への配慮ということ。
スコアと言っているのはこのへんかな。
ちょっと見えて来たかも。
これってつまり、5つのカテゴライズと10段階評価を企業ごとに行って、低炭素経済へ移行する際の「お役立ち度」をスコア化するぜーって言ってるんだね。
カテゴリとスコアの表はこんな感じだそうで。
低炭素経済移行 リスクスコア(X) | 低炭素経済移行 リスクカテゴリ | 低炭素経済移行 リスク/機会 | 事例 |
---|---|---|---|
0 ≦ X ≦ 2.04 | アセットストランディング | ・低炭素社会への移行に対し非常に高いリスクを負う企業 ・短中期的に「資産座礁」の可能性がある | 炭鉱業 石炭発電 オイルサンドなど |
2.04 ≦ X ≦ 5.72 | トランジション プロダクト | ・炭素強度の高い製品・サービスを扱い需要減少懸念がある企業 ・移行能力のあるなしが明確に分かれる | 石油・ガス採掘 ガソリン・ディーゼル自動車製造など |
同上 | トランジション オペレーショナル | ・炭素税や二酸化炭素排出緩和処置への投資で運営コスト増懸念のある企業 | 電力、セメント 鋼鉄業など |
5.72 ≦ X ≦ 6.94 | ニュートラル | ・炭素強度の低い事業や製品を持つ企業 ・移行の影響を受けにくい企業 | 生活必需品 ヘルスケアなど |
6.94 < X | ソリューション | ・低炭素・ゼロ炭素製品やサービスに関連し、総炭素強度がマイナスの企業 ・移行に伴い利益を得らえる可能性の高い企業 | 電気自動車 再生可能エネルギー発電 太陽電池 |
ううーんと。
やべーって扱いがエネルギー・セクター、素材セクター、一般消費財セクターも片足突っ込んでる感じかな。自動車産業が含まれるから。
いける!って扱いが・・、なんというか中国とか詐欺まがいのインチキ・エコロジカル軍団だ。
このへんって結局。生産時や廃棄時に環境への影響が大きくて、運用時「のみ」の見てくれエコロジーだって、化けの皮が剥がれてきてるよね。EVも太陽充電も。
・・・。
大丈夫?このインデックス・・汗。
ま、まぁ、生活必需品とヘルスケアのスコアが高いならそこそこお値打ちになる気もしなくはないけれど。どだろネ。
How has the fund performed this year?
ひとまずチャートとか見て、お茶とかすすってみるタイム。
※この記事で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。
いってみヨーカドー。
これは世界株式気候変動インデックスのチャートと騰落率。
あー、意外と堅調?なんやかんや先進国の塊なんだっけ。
これは世界株式気候変動インデックスの基本リスク指標。
ベースが先進国株式だから、やはりリスクは高め。でも、リターンの期待値も高めという感じかな。ちゃんと数字がプラス圏にいるあたり、素行は良さげだね。
どーでもよいお話で。右側のリターン&リスク分布の部分、普段あげているグローバル5.5倍バランスファンドの記事ではカットしていて。
えーなんでー?というと、該当部分の2の数字の所にある「☆」のマークが、ファンドの分布上の位置を指すようなのだけれど、グローバル5.5倍バランスファンドの場合、「☆」のマークがつかないんだよ・・。たぶん、デリバティブ商品扱いなので、分析不能みたいな扱い、なのかな。
マネックス証券さんのMONEX VISIONでも、グローバル5.5倍バランスファンドは短期金融資産扱いになるし。成長性の無い資産扱いという屈辱。ぐぬぬぬ・・。ちゃんと成長しているだろ!マイナス方向だけど!!
鬱だ、ちにたい・・。
そいでもって、これが世界株式気候変動インデックスの組み入れ上銘柄と、国別上位の組み入れ比率。
びっくりするほどオール・アメリカンですやん・・汗。
ちょっとテスラの位置に異論があるけれど、先のスコア計算だとこの位置にくるのか。
ちょっとー!握らせてるんじゃないのー?(←問題発言。
・・・。
うぬー。今日の所は見逃しておこう。
あれ?でもさ。
ESGの指数、MSCI ESG Leagers IndexだとAPPLEとかトップ10圏外じゃなかったっけ。MICROSOFTはナンバーワンだった記憶だけれど。
んー。どういうことだろう。
Environmentに関してなら米国企業もわっしょいできるってこと?
あとの2つは、SocialとGovernanceだから、どちらか、あるいは両方で米国企業は苦戦するということか・・。APPLEとかだと、Governanceあたりが足を引っ張ってるのかな?
Okay, but it’s all about performance
さて、ここまで来たら最終回さよなら逆転ホームランをかっとばすしかないわけですよ!!
話の前後はよくわからないけれど。(ドラマ性大事。
オーケイ。この打線で勝負だ。
ででん。
うおおおおおおおっ!!
金もってりゃー何でもいいって雑なMSCI ACWIとかいう悪に、世界株式気候変動インデックスが負けるわけないのさっ!うらー!!(←あたまおかしい。
というか・・。
これ、世界株式気候変動インデックスの運用期間が短いせいで、比較期間も短いのだけれど。S&P500に連動するファンドは直近苦戦中なんだね・・。
いや、充分上げていると思うのだけれど。数字的には。でもこれって先進国株式には負けるって話とか。
うーん。あー、もしかして先進国うんぬんじゃなくて日本株影響してる?
騰落率で見ると結構な差が出てる。
国別比率とか・・。ええとこうか。
世界株式気候変動 インデックス (%) | eMAXIS Slim 全世界株式 (%) | eMAXIS Slim 米国株式 (%) | |
---|---|---|---|
米国 | 68.47 | 57.8 | 100 |
先進国(除く日本) | 15.72 | - | - |
日本 | 5.91 | 5.5 | - |
英国 | 3.4 | 3.7 | - |
フランス | - | 3.1 | - |
カナダ | - | 2.8 | - |
スイス | 3.1 | 2.5 | - |
ドイツ | - | 2.1 | - |
オーストラリア | - | 1.8 | - |
ケイマン諸島 | - | 1.7 | - |
その他の国・地域 | - | 17.6 | - |
ちょっとそれぞれのまとめ方が違うので見難くなってしまったけれど。うーん。世界株式気候変動インデックスの米国は、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)より10.67%ほど高く、日本は0.4%ほど高い。むー。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のパフォーマンスが比較期間は振るわないので、米国の比率があがることによってそこまで数字に出るというのもちょっと・・。
もしかしたらで。
MSCI ESG Leagers Indexがそうだったように、インデックス生成時に特定の評価のフィルタを追加することで不良企業が振るい落とされて。結果、大型の優良株の保有比率があがってしまう的な、影響?
つまり、銘柄の分散効果が落ちる代わりに株価成長率を引き上げる効果がある。とか。
材料不足で今回はここまでだけれど。
・・・。
ちなみに昨今ホットなインド。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)にはインドがある!とおもいきや、MSCI ACWIに含まれるインドの比率はMSCI公式によれば1.6%という眠い数字。
スパイス足りないよ!!
・・ううーん。
人口世界1位?
GDPが高くなれば?
またまた・・。MSCI ACWIにはそんな要素計算に盛り込まれてなくて。
人口世界2位でGDP世界2位の中国さまが、インデックス内に3.3%しか盛り込まれていない時点でお察し。(あれだけなことしてても3.3%あるともいうけれど。)
What does the transition to a low-carbon economy look like?
むーう。
世界株式気候変動インデックスが連動を目指す指数は、低炭素経済社会とかいう話題を取り扱うことで、つまりは企業の品質評価を行っているのかなって。
ESGあたりの指数って、意識高い系っぽくて。
どうせ数年したら無くなるんでしょ?って話題にも思えるのだけれど。
従来の時価総額や株式の流動性だけで見る企業評価による株価指数に対して、それ以外の企業評価基準を加えること。それによって、よりよい企業への評価が可能になるかも知れない。もしかしたらそんなお話なのかなって。
もうちょっと、長期で成績を見てみたいかも。
おつかれさまでした。