グローバル5.5倍バランスファンド運用状況2023年11月。

運用状況

ちょっと前のシリコンバレー銀行だっけ?破綻騒動の煽りを受けて連鎖倒産しかけていたシュワブさんちのSchwab US Dividend Equity ETF(ティッカーSCHD)。

本国ではそれはそれは高いパフォーマンスに評価が高く。国内の配当スキーさんには羨望のまなざしETFだったりするわけで。

現状、シュワブさんが国内に届け出を出してくれないとはじまらないそうで。お付き合いには長い道のりがあるとかないとか。

どうせ購入できないしと試したことのなかったSCHDを、いつもお世話になっているPortfolioVisualizerで眺めてみると、「あー」って感想。

・・・。

でもさ、これ。確かS&P Dow Jones Index産のインデックス使ってなかったっけ?

んー。

Dow Jones U.S. Dividend 100 Indexか。公式を調べてみると、SCHD以外にも採用ETF(または投資信託)がいくつかある。South Koreaって書いてあるから、韓国市場かな。すごい、米国はSCHD1つだけれど、韓国は他に4つのETFが採用してる。実は韓国さん投資ガチ勢?

何で国内の運用会社は採用しないの?って書きかけて、何となく察してみたり。

デリバティブ弱そうだから、面倒なのかな・・。どーせ楽して儲けることしか考えてないだろうし。

うーん。それならそれで、インパクトはありそうなのに。

しれっとETF作って、裏で社員に「あのSCHDと同じインデックスを採用している本命!」とかYoutubeあたりでわざとらしく騒げば話題性は十分。Vanguard High Dividend Yield ETF(ティッカーVYM)や、WisdomTree US Quality Dividend Growth Fund(ティッカーDGRW)で騒げる国民性だし。うん。余裕よゆう。

・・・。

とかまぁ、SCHDの来日にはそこまで期待してもなくて。

どちらかというと。近頃はえーっと、こっち?

ゴールドマン・サックスのGoldman Sachs S&P 500 Core Premium Income ETF(ティッカーGPIX)と、Goldman Sachs Nasdaq-100 Core Premium Income ETF(ティッカーGPIQ)だっけ。JPモルガンのJPMorgan Equity Premium Income ETF(ティッカーJEPI)とJPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF(ティッカーJEPQ)の対抗馬。とのウワサで話題を振りまいている。

キタヨキタヨー。中のひとは「に、2005年から検討はしてたしっ!」みたいなこといってるけど。あー、はい。JEPIが売れてて羨ましかったんですね、わかります。

運用レポート早くでないかなー。

・・・。

今回は、来年に向けて積立てのプラン見直しとか、自動引き落としの額の調整とか。年末ってこんなだったっけって。ああ、そうだ。損出しとか、ダウの負け犬戦略とか、いつもならそんな話題で盛り上がってなかったっけ。えー?負け犬ならほら、なんとかってファンドがあるじゃない。みたいなお話。

某グローバル5.5倍バランスファンドからのボーナス支給はまだですか?いえいえ、麻婆茄子でなくて。相変わらず前置きすっ飛ばしで。レポートも年内最後かな。たぶん。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20231210
基準価額:7,214円 / 前日比(円)-52円 / 前日比(%)-0.72% / 純資産総額117.02億円

項目通貨ペア価格52週範囲
ドル円USD/JPY144.8930(JPY)127.2540 – 151.9030
ビットコインBTC/USD43,749.09(USD)16,398.14 – 44,705.52
イーサリアムETH/USD2,337.57(USD)1,160.38 – 2,387.51
リップルXRP/USD0.655604(USD)0.321628 – 0.887511
ステラルーメンXLM/USD0.132817(USD)0.070841 – 0.183018
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数数値52週範囲
米国株式CRSP US Total Market Index3,311.002,723.21 – 3,321.77
S&P500S&P500 Index4,604.373,764.49 – 4,609.23
NASDAQNASDAQ Composite Index14,403.9710,207.47 – 14,446.55
英国株式FTSE 100 Index7,554.477,387.09 – 7,581.32
独国株式DAX Index16,759.2213,791.52 – 16,782.72
日本株式TOPIX Index2,324.471,862.27 – 2,438.02
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF価格
(USD)
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets Index Fund ETF
Ticker:VEA
46.2941.48 – 47.81
新興国株式Vanguard
Emerging Markets Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
40.2137.46 – 43.22
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term Treasury ETF
Ticker:SPTS
28.8728.58 – 29.44
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term Treasury ETF
Ticker:SPTI
28.0227.01 – 29.40
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term Treasury ETF
Ticker:SPTL
27.7424.47 – 31.67
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
185.64165.10 – 192.40
コモディティiShares
S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF
Ticker:GSG
19.9218.65 – 22.95
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

News

最近の出来事

  • ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、米国オースティン国防長官は20日、事前予告無しでウクライナ首都キーウを訪問しゼレンスキー大統領と会談、1億ドル相当の弾薬などの供与を伝え、「我々はウクライナが戦場で成功するために必要なものを確保できるよう取り組んでいく」と話した
  • 21日、イスラエルとイスラム組織ハマスは人質の解放と引き換えに、戦闘を4日間停止することで合意した
  • 21日、北朝鮮は軍事偵察衛星を打ち上げ、正確に軌道に侵入させることに成功、今後数個の監視衛星を追加で打ち上げる計画があると発表した
  • 15日、米中首脳が米カリフォルニア州サンフランシスコ郊外で会談、軍事対話を再開することで合意、対面での会談は1年ぶり
  • ロサンジェルス・エンジェルス大谷翔平選手が、リーグ史上初めての満票で2021年に続き2回目のMVPを受賞した

My mutual fund

この記事で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

スクリーンショットは、2023年12月2日に撮影したものです。(なんやかんやで記事書いているとズレてくるのでご注意。)

保有銘柄

保有銘柄

これはトワナナさんが松井証券さんで保有しているグローバル5.5倍バランスファンドの数字。

松井証券さんでは投資信託を保有していると、保有する投資信託の種類や保有量毎に決められた数のポイントを還元してもらえるサービスがあって。グローバル5.5倍バランスファンドは年0.6%のポイントが付与して貰える。eMAXIS Slim先進国はポイントを使って積み立てられたもの。(2023年10月までは年0.3%だったので倍にアップ!)

以上、ここまでがステマのノルマ。

何でステマがノルマやねんっていうと、公式ホームページのスクリーンショット使ってもいい?って問い合わせた時に、弊社の宣伝してくれるならええよーって返事だったから。微力ながら宣伝。

・・・。

うーん。平均取得単価越えまであと少し、もう少し。

この辺りまで接近してくると流石に気になってくる(ハラハラ。

で。

11月にもらえたポイント数は914ポイント。って、ダダ下がりですやん!涙。

10月はボコボコだったし、基準価格次第だから仕方ないとはいえ。うう・・。このペースなら年間獲得ポイントは10,968円。月1,000ポイント目標から大きく後退。

だ、大丈夫、来月からポイントは年率0.6%だから、きっと。きっと!!

基準価格情報

基準価格情報

こっちは保有資産とは関係なく、グローバル5.5倍バランスファンドの基本情報。

あれ?11月分で最大下落率に反映されると思いきや、最大上昇率で更新されてない?

おおー。

2023年11月に25.47%の上昇を記録したのかー。これ、運用を開始してからの瞬間最大風速の情報だから、今すんごい上昇中ってこと。

ひと月で基準価格の4分の1を上にすっ飛ばしたぜーって、これはよいニュースかも。(もちろん下にもすっ飛ぶんだけれどね・・。)

基本リスク指標

基本リスク指標

そいでもってこっちも保有資産とは関係なく、グローバル5.5倍バランスファンドの基本リスク指標。

次回で1年分貯まりそうなとこまで来た。今回も比較してみる。えーっと。

項目トータル
リターン
累積6ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率6ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
6ヵ月
リスク
(年率)
6ヵ月
トータル
リターン
累積12ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率12ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
12ヵ月
リスク
(年率)
12ヵ月
トータル
リターン
累積3年
(%)
トータル
リターン
年率3年
(%)
シャープ
レシオ
3年
リスク
(年率)
3年
10ヵ月前▲23.8▲56.7▲1.2345.9▲57.8▲75.9▲1.7343.9
9ヵ月前▲26.8▲54.5▲1.1846.7▲44.8▲44.4▲0.9845.2
8ヵ月前▲22.1▲41.3▲0.8946.6▲46.6▲47.7▲1.0346.4▲29.0▲5.2▲0.1535.0
7ヵ月前14.623.10.5641.5▲40.5▲41.0▲0.8747.0▲9.32.80.0834.6
6ヵ月前8.726.90.7536.1▲30.5▲25.2▲0.5447.0▲19.5▲1.5▲0.0433.6
5ヵ月前▲1.4▲9.8▲0.3131.2▲27.9▲23.3▲0.5046.7▲23.2▲3.1▲0.0933.6
4ヵ月前15.323.30.8427.8▲12.1▲5.3▲0.1242.4▲25.7▲4.2▲0.1333.5
3ヵ月前1.0▲11.4▲0.4227.1▲26.1▲23.1▲0.5541.8▲32.6▲7.6▲0.2332.8
2ヵ月前6.219.40.7127.2▲17.3▲23.0▲0.5442.6▲37.8▲10.3▲0.3132.9
先月▲19.6▲52.7▲2.0625.5▲7.8▲0.5▲0.0139.8▲47.2▲15.2▲0.4534.1
今月▲3.8▲7.5▲0.2332.5▲5.2▲6.2▲0.1735.8▲42.4▲11.7▲0.3236.6
基本リスク指標どんどこ前と今月の比較(2023年11月1日付け)

色の意味は、上向きが、下向きが。(リスク以外はプラスが上向き、リスクのみ低い方が上向き。ズレてたらごめんなさい。)

半年がぎゅいーん改善傾向で、1年は半年のバトンを受け取って数字が悪くなって。3年も同じくスライドしてきて・・。とりあえず直近の半年を眺めておくだけでいいのかな。全体で考えた場合は基準価格に盛り込まれているわけだし。

記事を書いている段階では基準価格7,000円台攻防戦の真っ最中。できれば年内に8,000円台あたりいけるといいなー。

Composition ratio

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの10月マンスリーレポート(2023年11月30日に参照)を参考にしています。

つまり、2023年11月30日に最新のマンスリーレポートを見たら、10月31日付けの資料が最新だったよといったお話です。

世界株式

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国株先物ミニ(S&P500)68.169.968.0↓1.1
欧州欧州株先物(ユーロ・ストックス50)12.412.611.4↓1.2
新興国新興国株先物ミニ(MSCI EM)8.48.88.4↓0.4
日本日本株式先物(TOPIX)5.35.66.0↑0.4
英国英国株先物(FT100)3.63.93.8↓0.1
その他0.00.00.0
株式先物合計97.9100.797.7↓3.0
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界株式)

世界REIT

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国VANGUARD REAL ES-ETF15.816.015.6↑0.4
オーストラリアVANGUARD AU PROP-ETF3.33.33.1↓0.2
英国ISHARES UK PROPE-ETF2.52.52.5
日本上場インデックスJリート隔月2.12.32.4↑0.1
シンガポールNIKKOAM-STRAITST-ETF1.01.11.1
その他0.00.00.0
REIT現物合計24.525.224.6↓0.6
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界REIT)

先進国債券

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国国債先物2年90.792.889.92.9
米国米国国債先物10年88.890.089.8↓0.2
フランスフランス国債先物10年40.742.141.7↑0.4
日本日本国債先物10年39.434.738.5↑3.8
米国米国国債先物30年32.231.329.2↓2.1
ドイツドイツ国債先物10年28.730.228.8↓1.4
イタリアイタリア国債先物10年22.222.122.0↓0.1
英国英国国債先物10年16.817.417.2↓0.2
ドイツドイツ国債先物30年6.77.17.4↑0.3
日本日本国債現物26.129.427.0↓2.4
その他0.00.0
債券先物合計366.2367.7364.5↓3.2
債券現物合計26.129.427.0↓2.4
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(先進国債券)

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国金先物24.624.724.7
その他0.00.00.0
金先物合計24.624.724.7
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(金)

ふむー。全体的に青いような。

時期的には10月末の情報だから、数字が良いはずは無いのだけれど。株式で何故か日本だけが上という謎。なんで?汗。

今更ながら、金が落ち着いてることに違和感・・。

もっとバインバインしてなかったかなって。来月に数字で出てくるのかな・・。それともボラが大きいだけでレンジした結果大して動いていない感じ?

うーん。同じではないけれど、カテゴライズ的にコモディティに属しそうな(親戚的な?)ビットコインとか暗号資産が粗ぶってるせいで、金には資金が入ってこないとか。あっちは現物ETFに採用されるかもで期待上げしているようだけれど。

What is the current policy interest rate?

調べてみたら割とスタンダードな情報の気がしたので、しばらく眺めてみることに。

グローバル5.5倍バランスファンドが、債券で保有している国の政策金利はこんな感じ。

国名政策金利(%)決定日メモ
米国フェデラルファンド金利:5.25 – 5.502023年11月1日更なる金融引き締めが
正当化される可能性がある
日本超過準備預金の金利(短期):▲0.102023年10月31日年末から来年にかけて
一段とチャレンジングに
ユーロ中銀預金金利:4.00
リファイナンス金利:4.50
限界貸付金利:4.75
2023年10月26日今後数四半期の
政策変更は予想されない
英国準備預金金利:5.252023年11月2日高金利を長期間維持する予定、
更なる利上げが必要か見守る
各国の政策金利一覧(2023年11月12日付け)

数値上は今回も変更なし。日本以外の先進国はインフレ抑制のため高い金利で利上げを維持。

うーんでも。日本は暖冬だからよくて。欧州の方は大丈夫かなって、調べてみた感じこんなニュースが出てた。

「EUの気象情報機関コペルニクス気候変動サービスは、11月の世界の平均気温は14.22度になり、最も高い気温を記録した2020年を0.32度上回ったと発表した。」

恐らくは環境破壊とかの気温上昇に起因するものだから、手を上げて喜んではいけないと思いつつ。今は非常事態だし、みんなが暖かく冬を越せるといいなってぼんやり。

Factors behind price fluctuations

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの10月マンスリーレポート(2023年11月30日に参照)を参考にしています。

基準価額騰落の要因

項目2022/112022/122023/012023/022023/032023/42023/52023/62023/72023/82023/92023/10設定来
基準価格6,7857,3356,4187,3526,6467,3067,3377,2297,4037,4267,058587610,000
支払分配金0000000000000
世界株式215▲203341▲6512112157254255▲178▲295▲2032,156
世界REIT58▲45113▲51▲7245▲474742▲26▲120▲70▲4
先進国債券383▲584439▲596506▲111▲223▲189▲238▲230▲735▲153▲7,878
945786▲1131361▲38▲5638▲27▲7795207
その他要因▲199▲143▲45118▲3115103119▲749345▲51,058
合計550▲917934▲70660671▲14817423▲368▲1,182▲336▲4,460
当月末基準価格7,3356,4187,3526,6467,3067,3777,2297,4037,4267,0585,8765,5405,540
グローバル5.5倍バランスファンド基準価格騰落の要因一覧

数字として追加された列は2023年10月分。

設定来でREITがマイナス落ち、ゴールドがプラスに転換したものの、その他の要因(恐らくは為替)がマイナス転換。むう。

現状は債券のマイナスが7,878で、株式と金、為替あたりがカバーするも43%ほどしかカバーできず、REITの闇落ちもあってマイナスが4,460になる感じ。

今月も年間で一番の落ち込みを更新。いや、設定来安値を更新したのかな?でも11月は復調の兆しで終えた月だったと思うから、次回に希望をつなぐよ。

Sister mutual funds

おまけ。ぼんくらーず。

ぽんこつ基本情報

これは基本情報。

あ、合っていたよ!未来人!(詳しくは前回の記事を参照)ちゃんと盛り返して来てる!ひゃほーい。

あと、12月の頭だっけかに日銀の会合があって。「ちゃれんじんぐするぜー」発言からの円高ロケット打ち上げドーンの流れがあったっけ。

円建てのファンドが軒並みお辞儀をはじめてしまう中、先物をアセットに入れいてるぼんくらーずの面々は部分ヘッジ効果で影響が少なかったりしないかなとか。ちょっと期待してみたり。

たぶん、デリバティブ利用比率だとざっくり、グローバル5.5倍バランスファンド(450%)>グローバル3倍3分法ファンド(230%)>Tracers グローバル2倍株(100%)の順かな?

うははは、今まで散々為替利益でマウントとってた(ぴー)どもめー、くるしめー。

・・・。

で。何故か記録することになった資金流出入の数字。SBI証券さん調べ。

ファンド2022/112022/122023/12023/22023/32023/42023/52023/62023/72023/82023/92023/10
グローバル3倍3分法
ファンド
1,9002,3849441,302495549▲883
グローバル5.5倍
ファンド
34759930457441032838846027998227232
Tracers
グローバル2倍株
34115117▲6631▲74▲12▲672▲81661
ぼんくらーずの資金流出入の一覧(単位は百万、2023年12月10日付け)

グローバル3倍3分法ファンドは資金流出状態からやや復帰の計測上変化なしに。

Tracers グローバル2倍株はやっぱり資金流入継続してきた。ここが潮目と踏んでいる方が多いのかな。理由は何となくわかるし。グローバル5.5倍ファンドへの資金流入は微増。

来月から新NISAが始まれば、デリバティブ運用ファンドには資金が入らなくなるだろうから今月が最後のボーナスタイム。

歯ぁくいしばれー。

ぽんこつ実績・評価

こっちは実績と評価。

騰落率を先月と比較するとこんな感じ。

ファンド名前々回の
騰落率(%)
前回の
騰落率(%)
今回の
騰落率(%)
前回との
差異(%)
グローバル3倍3分法ファンド▲26.7▲30.5▲21.1↑9.4
グローバル5.5倍バランスファンド▲61.7▲63.7▲54.1↑9.6
Tracers グローバル2倍株▲12.4▲20.0▲6.9↑13.1
ぼんくらーずの騰落率の遷移

今回もTracers グローバル2倍株のボラが一番大きい。株式にレバレッジをかけている唯一のファンドだから、意外と普段からそんな値動きなのかな。ボラの高い順が株式の保有比率高い順になっているのも、偶然ではないかもだし。(その観点では設計通りなのかも。

方向としては全部上なので、なにより。

Ranking of investment trusts you don’t know

今を読み解くのに面白い気がするので、投資信託ランキングを眺めてフィニッシュ。

投資信託の資金流入ランキング

これは資金流入ランキング。

1位にインベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算)、2位にeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、3位にアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース・毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型、4位にnetWin GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし)、5位にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)。

1位と2位は前回と同じで、3位の日経255ノーロードオープンが圏外に。

あいや、日経ブル系も退場している・・。集計期間的には、うーん、まだ円高どーんの時期ではなかった気もする。けれど・・。エスパーがスクランブル回避を決めたのか、旦那のボーナス支給額に絶望し(ずきゅーん)補填に使われたのか。はて。

ぱっと見、ファンドスコアがないのがeMAXIS Slimの全世界と米国株式のみなので、他のファンドは10年以上運用しているのかな?ついでにこの2ファンド以外は全部配当を出す投資信託。

netWin GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし)とか、軟派なファンド名だからと調べてみた感じ、GSはゴールドマン・サックスの頭文字で、1999年11月29日から運用しているとのこと。はえー。もう20年以上運用しているのかー。

24年近く運用していて、配当を出しながら基準価格が27,991円なら、結構ガンバっているようにも。

・・・。

気になってきたので公式で調べてみた感じ。こんなファンドだそうな。

netWin GSテクノロジー株式ファンドとは
  • 主にテクノロジーの発展に恩恵を受ける米国企業へ投資
  • 個別銘柄の分析を重視したボトムアップ手法により銘柄を選択
    • コスト構造、収益性、競争優位性の改善や維持が期待できる企業
    • ビジネス・モデルの継続性が期待できる企業の株式
  • 商品分類(型:追加型、地域:海外、資産:株式)
  • 属性区分(資産:その他、決算:年2回、地域:北米、形態:ファミリーF、ヘッジ:有り無しの2種類)
  • 信託期間は無期限、信託報酬は純資産総額に対して年率2.09%
  • 決算は5月30日と11月30日(休日の際は翌営業日)

ファンドマネージャーが企業分析をしてポートフォリオを作るアクティブ・ファンドかな。

月次レポートを開くと、最初のページに「R&Iファンド大賞2023最優秀ファンド」受賞とあるので、やっぱり成績はいいみたい。

期間別登録率がコレ。

参考指数(ドルベース)の方も、netWin GSテクノロジー株式ファンドの設定来に数字を合わせたものがあったので一緒に並べて見る。

1ヵ月
(%)
3ヵ月
(%)
6ヵ月
(%)
1年
(%)
3年
(%)
5年
(%)
設定来
(%)
ファンド
分配金再投資
▲2.70▲4.6921.0821.4447.13126.77351.93
S&P500▲2.20▲8.610.588.3128.2554.65197.89
NASDAQ総合▲2.78▲10.425.1116.9617.7875.90275.62
S&P北米
テクノロジー
▲2.50▲9.4610.3729.8325.2299.93290.79
netWin GSテクノロジー株式ファンド期間別騰落率(2023年10月31日付け)

えーっと、設定来が351.93%だから、ざっくり24年として割ると年率14.66%くらい?なるほろ。今の基準価格は伊達じゃなさそう。

S&P北米テクノロジー指数ってなんじゃらほい?って調べてみた感じ、S&P North American Technology Sector Indexというのがあった。情報技術セクターにインターネットやインタラクティブ・ホーム・エンターテインメント、インタラクティブ・メディア・サービスとあるから・・、これ、あれじゃない?NYSE FANG+指数に近い複数セクター取り込んだタイプ?

少なくとも情報技術と情報通信は入ってるのがわかる。今度詳しく調べてみようかな。ちなみにETFでは台湾に1件採用例があるみたい。

あとは・・。

ぬ。構成銘柄36銘柄で現物って書いてある。結構な集中投資。

組み入れ上位銘柄はこんな感じ。

構成銘柄業種市場比率(%)
マイクロソフト情報技術NASDAQ9.5
アマゾン・ドットコム一般消費財NASDAQ8.9
アルファベット情報通信NASDAQ8.8
エヌビディア情報技術NASDAQ5.6
ビザ金融NYSE3.6
KLAコーポレーション情報技術NASDAQ3.3
アップル情報技術NASDAQ3.2
マーベル・テクノロジー情報技術NASDAQ3.2
エクイテス不動産NASDAQ2.9
テキサス・インスツルメンツ情報技術NASDAQ2.9
netWin GSテクノロジー株式ファンド組み入れ上位銘柄(2023月10月31日付け)

いつもの方々がコンニチワしてた・・汗。

でも、んー。アップルがこの比率ということは、時価総額加重では無さげ。銘柄数は少ないのに均等加重でもないのか。

面白いネ、これスキかも。NASDAQ100のように金融セクターを扱えないわけでもないようだし。これ見よがしにVISA入ってることからわかるように証券取引所の縛りもない。

セクター比率もあった、数字的にはうん、想像の通りかな。

業種組み入れ比率(%)
情報技術64.2
一般消費財10.1
情報通信10.1
金融8.5
不動産4.8
現金など2.2
netWin GSテクノロジー株式ファンド組み入れセクター比率(2023年10月31日付け)

ええと、一般消費財と情報通信はアマゾンとアルファベットでほぼ枠を使い切っているから、そこまで大きいのは入ってこない。とすると、テスラとかメタは入れてないか少額か。金融はまだ枠が半分残っているから、バークシャーかチェース、マスターカード、バンク・オブ・アメリカあたり?

レポートにちょろっと銘柄のこともコメントが入っていて、マイクロソフトはAIに関する部門を高く評価しているみたい。

これ、ETFで売ってくれないかなー。新NISAの成長枠で買いたい。

ゴールドマン・サックスはヘッジファンドのイメージが強かったから、調べたことなかったけれど。ちょっとチェックしていかないとだね。

投資信託の資金流出ランキング

これは資産流出ランキング。

ぬおおおー、我らが投資のソムリエさんがまさかの5位に転落。

1位はアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配提示型、2位は次世代通信関連 世界株式戦略ファンド、3位は前回から1ランクアップのピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)、4位はサイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)、5位は投資のソムリエ。

こちらのランキングからも前回ランクインしていた日経ベア系ファンドが消えてる。日経のターン終了のお知らせ。

んー。

・・・。

ちょっと思ったのだけれど、ここらへんのファンドって分配型が多いよね。で、そのファンドの売買も盛んで。これだけみると〇ソファンドだから騙されて買わされているひとがいて、〇ソファンドと気づいて売却してって流れにも見えるけれど。

でも。

でももし。

意図的に売買している可能性があるとしたら。うーん。例えば権利落ち日が違っていて、同じ資金を使って配当だけ抜く戦略がとれるとしたら。

えー、そんな高度なことをこの〇ソファンドを購入するひとたちが考えてるわけないよーって言えば、まぁ、そうかもだけれど。仮にその売買を金融業者が受け持つのであれば、できそうな気はしてくるわけで。それこそシステムを組んで自動化したり。

その面倒な手間を金融業者が受けもって何の利益があるのさーって言えば、それはもちろん売買を繰り返せば手数料を抜けるわけで。

トワナナさんたちはこう思い込んでいて。

「〇ソファンドを買っているのは金融知識が不足しているカワイソウなひと、配当を出す投資信託の多くはタコ足なのだから損をしている。」

でも。運用会社と販売会社と、投資家が互いに利益を得る仕組みを作って回しているのだとしたら。

・・・。

そもそも、運用会社と販売会社には資金を出してくれるパトロンが必要不可欠。そのパトロンを一方的に損させる方法が持続可能なアイデアかというと、ちょっと考えれば悪手だと気づくはずで。

生かさず殺さずではないけれど、互いに共生関係である方が都合がよいはずで。

だって金融業に就職される方っていい大学出てるんでしょ?頭いいんでしょ?だから給料高いんだし。じゃあ、考えるよね。

持続可能な方法を。

そうそう、金融業の方は株式を売買してはいけないそうで。でも、投資信託はいいそうな。

あれー?おかしいなー。一般投資家が話題にもあげないような投資信託がこんな沢山売り買いされているのはなんでだろー。不思議だなー。

・・・。

陰謀論コワーイ。

ファンドスコア×トータルリターンランキング

次はファンドスコア×トータルリターンランキング。

1位はSBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド、2位はグローバル株式インカム(毎月決算型)、3位はダイワ・インド株ファンド、4位はニッセイ/パトナム・グローバル好配当株式オープン、5位はブラックロック・USベーシック・バリューオープン。

む?前回は上位4位までインドで埋めてランキング内に5件のファンドがいたのに、今回は1、3、6位の3件に減っちゃった。インドは変動激しい。

あと、7位にEXE-i 先進国株式ファンドがランクインしている。EXE-iは確か、ETF x ETFのファンドだっけ。以前ちょっと調べた感じ、中身がバンガード社のETFなのもプラスに働いていて、素行のよいファンドだと思う。

なんだっけか、あー、あれ、S&P Global 100 Indexと同じでインデックスを複数内包する方式だから、全世界や先進国という広域ベースで集計されたインデックスよりも、地域ごとにバランスが取れたポートフォリオになっている。他に地域単位で固定比率買い付けすることがドルコスト平均のような効果を生んで値動きが良い気がする。

実際EXE-i 先進国株式ファンドは成績もよいし。

その下、8位のiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックスファンドは例の一定期間信託報酬を値下げして販売する「つみたて iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックスファンド」の姉ファンドかな?どちらもiShares Core S&P 500 ETF(ティッカーIVV)を使って運用するみたい。

名前に「つみたて」って付く方が妹か。

そいえばブラックロックはIVVをつみたてNISAで申請していたけれど、投資信託を出してきたということはあきらめたのかな?つみたてNISA自体はETFもOKなので、IVVの申請自体は通ったという話。ただ、販売会社が対応できないから売る方法がないってことみたいで。ちょっと気の毒だなーって。

値上がり率ランキング

これは値上がり率ランキング。

1位はブラックロック・ゴールド・ファンド、2位はテーマレバレッジDX2倍、3位は米国ABC戦略ファンド(5倍コース)、4位は米国分散投資戦略ファンド(5倍コース)、5位はグローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)。

ありゃ?

グローバル5.5倍バランスファンドさんがランクインしているじゃないのさ。6位にも予想分配金提示型がランクインしてる。

3位の米国ABC戦略ファンド(5倍コース)、4位の米国分散投資戦略ファンド(5倍コース)と並んで地獄のようなレバレッジ祭り。いらしょーい。

上げている理由は皆同じかな?米国の長期金利が落ち着いてきて、株も利上げナイナイ観測でズンドコあげ、基準価格ばいーんの流れ。

しかし・・。

ランキングを見渡すと1位のブラックロック・ゴールド・ファンドはともかく、他は触ったら怪我するぜ!みたいなランキングだ。コワイコワイ。

値下がり率ランキング

最後は値下がり率ランキング。

1位はiFreeNEXT ATMX+、2位は香港ハンセン指数ファンド、3位は米国NASDAQオープンBコース、4位はチャイナ・ロード、5位はチャイナ・リサーチ・オープン。

これはわかり易いなぁ・・。ランキングの10件中、8件が中国系ファンド。

今の情勢だと、資金抜けるよね。流石に。

だからあれだけ中国経済復活の兆しとかないから、絶対ないからって言ったのに。金融屋のお勧めなんて「お金いっぱいもらったんで宣伝しますね!」ってことなんだから、信じちゃだめだよ。

む。

ちょっと待って・・。

iFreeNEXT ATMX+が1位ってことは。

ええと、つまり、これにレバレッジをかけた、あちらさまはどうなってるの?!

大和さんちの公式によれば。

んー。

あ、設定来安値まで行ってなかった。へーきへーき。まだ3桁あるし、行ける行ける。

・・・。

おつかれさまでした。

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