グローバル5.5倍バランスファンド運用状況2024年07月。

運用状況

Youtubeをぼやんと眺めていたら、楽天さんから Schwab US Dividend Equity ETF(ティッカーSCHD)を買い付けるだけの投資信託が出るよ!みたいな話題を見つけた。

はえーっと思って動画を最後までみたけど、「SCHDを買う」「配当出す」「人気のETF」しか中身がなかった・・。

あー、いや、うん。

仕方ないのでネットを検索した感じ、特にめぼしい情報は見つからず。ハイエナ・インフルエンサーどもが水99対カルピス1みたいな乞食記事をあげてるくらい。

え?

それって人気のあのひと達ですか?

はて。その方がみんなの人気ものかどうかはおいておいて。検索結果に出て来た乞食リストをまとめてブロックすると世界のノイズが大体消える。はっぴー。

めでたし、めでたし。

平和だなー(棒読み。

・・・。

むう。

恐らくは1次ソースであろう有価証券届出書を漁ってみると、8月30日付けで申請されてた。楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)とのお名前。

9月18日から一般販売かな?資料を読む限りは事前募集ありそうな気もするけれど。

ふむり。

これ、販売会社を出していないところを見ると、楽天証券でしか取り扱わない?そこはちょっと気になったかも。大抵はどこで売り出すよーって当初の取り扱い金融機関も合わせて申請しているモノだし。

んー。見落としているかな。割と意図的にSBI証券で取り扱わせないファンドとか、楽天投信投資顧問経由のファンドだとあり得るから。

さて。どなんだろ。

中身の方は・・。えーっと、以前のウルトラバランス世界株式を調べた時に気付いたのだけれど。元々国内の金融機関がシュワブさんと取引自体はできたっぽかったんだよね。ウルトラバランス世界株式のマンスリーを読む限り。(シュワブさんというのはSCHDを運用している会社。)

でも何故か、どこもSCHDを取り扱おうとしなかった。例の如く届け出がされていなかったから?

ここからの話は記憶頼りの感想話。

ここ近年シュワブさんのお名前ってわるいウワサしか出ていなくて。

シュワブさんの取り扱うSCHD自体が人気なのは本当なのだけれど、昨年だっけ?倒産するとかいう話も出回ってた気がする。

ほら、えーっと少し前に米国の銀行破綻が話題に上っていた時。あの辺りでひっそりとシュワブさんも売りのターゲットにされただか、資金流出だったかで、これもうダメかも・・という話があった。

その時に。あ、シュワブさんってそんなに大きな会社じゃないんだなって。

成績のいいETF、人気の高配当ETF、そんなETFを運用している会社さん。

トワナナさんたちはショーケースの商品にばかり目を奪われていて、その商品を作っている会社のことって、何も知らない。

知ろうともしていない。

よく○○のインデックスは長期で持てばどーたらこーたら。市場平均のインデックスが崩壊する時は世界の終わり。そんな主語のデカイやり取りが耳元を通り過ぎていくけれど。

インデックスだろうが、ETFだろうが、1つの会社が営利目的で運用、販売をしている。

それが永遠なんてことは決してない。

・・・。

なんて。

ちょっとシュワブさんのお名前を見て思ったんだよ。

ファンド自体は待望の販売開始だと思うし、沢山売れるといいな。

・・・。

今回は、気づけば夏も終盤戦。グローバル5.5倍バランスファンドの値動きでも見て涼しくなろうよと、笑えないトークで盛り上がる週末と。そんな夢を見たぼっちの終末。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20240831
基準価額:8,860円 / 前日比(円)-13円 / 前日比(%)-0.15% / 純資産総額142.15億円

項目通貨ペア現在価格/
前回との差異
52週範囲
ドル円USD/JPY現在146.1760(JPY)
[↓] 0.647(0.440%)
前回146.8230(JPY)
[↑] 0.304(0.207%)
現140.2900 – 161.9420
前140.2900 – 161.9420
ビットコインBTC/USD現在59,108.29(USD)
[↑] 755.82(1.295%)
前回58,352.47(USD)
[↓] 2,265.23(3.736%)
現24,930.30 – 73,750.07
前24,930.30 – 73,750.07
イーサリアムETH/USD現在2,521.67(USD)
[↓] 25.77(1.011%)
前回2,547.44(USD)
[↓] 360.36(12.392%)
現1,523.24 – 4,092.28
前1,523.24 – 4,092.28
リップルXRP/USD現在0.567500(USD)
[↑] 0.006892(1.229%)
前回0.560608(USD)
[↑] 0.006008(1.083%)
現0.391139 – 0.742126
前0.391139 – 0.742126
ステラルーメンXLM/USD現在0.092957(USD)
[↓] 0.005942(6.008%)
前回0.098899(USD)
[↑] 0.005499(5.887%)
現0.075918 – 0.162129
前0.075918 – 0.162129
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数現在値/
前回との差異
52週範囲
米国株式CRSP US Total
Market Index
現在4,034.43
[↑] 220.18(5.772%)
前回3,814.25
[↓] 2.24(0.058%)
現2,937.26 – 4,052.51
前2,937.26 – 4,052.51
S&P500S&P500 Index現在5,648.40
[↑] 304.24(5.692%)
前回5,344.16
[↓] 2.4(0.044%)
現4,103.78 – 5,669.67
前4,103.78 – 5,669.67
NASDAQNASDAQ
Composite Index
現在17,713.62
[↑] 968.32(5.782%)
前回16,745.30
[↓] 30.86(0.183%)
現12,543.86 – 18,671.07
前12,543.86 – 18,671.07
VIXCBOE
Volatility Index
現在15.00
[↓] 5.37(26.362%)
前回20.37
[↓] 3.02(12.911%)
現10.62 – 65.73
前10.62 – 65.73
英国株式FTSE 100 Index現在8,376.63
[↑] 208.53(2.552%)
前回8,168.10
[↓] 6.61(0.080%)
7,279.86 – 8,474.41
前7,215.76 – 8,474.41
独国株式DAX Index現在18,906.92
[↑] 1,184.04(6.680%)
前回17,722.88
[↑] 61.66(0.349%)
現14,630.21 – 18,970.71
前14,630.21 – 18,892.92
印度株式NIFTY 50 Index現在25,235.90
[↑] 868.4(3.563%)
前回24,367.50
[↓] 350.2(1.416%)
現18,837.85 – 25,268.35
前18,837.85 – 25,078.30
日本株式TOPIX Index現在2,712.63
[↑] 229.33(9.234%)
前回2,483.30
[↓] 54.3(2.139%)
現2,196.95 – 2,946.60
前2,196.95 – 2,946.60
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF現在価格/
前回との差異
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets
Index Fund ETF
Ticker:VEA
現在52.39(USD)
[↑] 3.49(7.137%)
前回48.90(USD)
[↓] 0.16(0.328%)
現41.48 – 52.55
前41.48 – 51.68
新興国株式Vanguard
Emerging Markets
Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
現在44.72(USD)
[↑] 1.17(2.686%)
前回43.55(USD)
[↑] 0.46(1.067%)
現37.46 – 45.73
前37.46 – 45.73
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term
Treasury ETF
Ticker:SPTS
現在29.28(USD)
[] 0.11(0.377%)
前回29.17(USD)
[↓] 0.07(0.239%)
現28.58 – 29.33
前28.58 – 29.33
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term
Treasury ETF
Ticker:SPTI
現在28.84(USD)
[↑] 0.14(0.487%)
前回28.70(USD)
[↓] 0.23(0.795%)
現27.01 – 29.13
前27.01 – 29.13
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term
Treasury ETF
Ticker:SPTL
現在28.58(USD)
[↑] 0.09(0.315%)
前回28.49(USD)
[↓] 0.57(1.961%)
現24.47 – 29.51
前24.47 – 29.51
米国半導体iShares
Semiconductor ETF
Ticker:SOXX
現在231.14(USD)
[↑] 19.36(9.141%)
前回211.78(USD)
[↑] 4.97(2.403%)
現144.40 – 267.24
前144.40 – 267.24
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
現在231.29(USD)
[↑] 6.73(2.996%)
前回224.56(USD)
[↓] 0.78(0.346%)
現168.30 – 234.01
前168.30 – 229.65
コモディティiShares S&P GSCI
Commodity-Indexed
Trust ETF
Ticker:GSG
現在21.04(USD)
[↓] 0.07(0.331%)
前回21.11(USD)
[↑] 0.35(1.685%)
現19.41 – 23.08
前19.41 – 23.08
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

My mutual fund

ここより下で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

スクリーンショットは、2024年7月31日に撮影したものです。(なんやかんやで記事書いているとズレてくるのでご注意。)

保有銘柄

これはトワナナさんが松井証券さんで保有しているグローバル5.5倍バランスファンドの数字。

松井証券さんでは投資信託を保有していると、保有する投資信託の種類や保有量毎に決められた数のポイントを還元してもらえるサービスがあって。

よくある投資信託保有ポイントサービスみたいなの。グローバル5.5倍バランスファンドは、大盤振る舞い年0.6%のポイントが付与して貰える。どうも信託報酬の内訳から販売会社の取り分を丸っとユーザー還元しているのではないかとのウワサ。ひー。

あと、スクリーンショット内のeMAXIS Slim先進国株式インデックスは、ポイントを使って積み立ててる。(もういっこのファンドは別記事参照。)

以上、ここまでが進化するステマ。ぎゅいーん。

・・・。

レンジ抜けないなーって。そんなぼやんとした感想で日々眺めていたけれど。

あれれ?

なんか、えーっと。

ここのところ、ずっとプラス圏にしがみついてない?

まだそこまで金利落ちてないイメージだったのに。先日なんて9,000円台に一瞬タッチしたようだし。これはもしかしたら、もしかしちゃう?

年内に10,000円台奪還とか夢見ちゃうなー。

とかね。

ちょっとスイートな予測ができるような時期になってくると、ドーン!!ってくるんだよ。

知ってるー(遠い目。

・・・。

日次獲得ポイント年間期待ポイント
2024年2月2,68632,232
2024年3月2,69832,376
2024年4月2,84834,176
2024年5月2,74032,880
2024年6月2,79733,564
2024年7月3,02636,312
直近で松井証券さんから貰えたポイント

意味もなく松井証券さんから貰えたポイントを並べるとこんな感じ。7月にもらえたポイント数は3,026ポイント、前回から229ポイントアップ!わんだほー。

そいえば来年から、カード積み立てでもポイント貰えるようになるとのお話。正直保有しているだけでこれだけポイント貰えているから、積み立てでポイントなくても―くらいの感想。

とはいえ、生き残りをかけてやらざるを得ないのだろうなとは思う・・。

ううーん。

金融機関の移動ができないNISA制度が悪だよ。

競争という名のもとに競争がなくなっちゃいそうな流れだし。

SBIとか楽天とか、ユーザー数増やしたら「はいやめまーす」とかNISA口座が動かせないのをいいことにやりたい放題。

巨人ドコモと組んだマネックスあたりが、規制やルールを良い方向に換える流れでひっかきまわしてくれると面白いのだけれど。

・・・。

あ。そいえばドコモさんで思い出した。

ドコモさん銀行業をまだあきらめてなかったって、どこかのニュースで読んだ。

えーっと。年内とか言われているんだっけ。

事業買収か、マネックス辺りと組んで新規か、色々と話題を呼んでいるとかで。

んー。確かにマネックスはSBIやAUカブコム、楽天さんと異なりグループ系銀行持ってないから、ドコモが新しく作る銀行と連携した形でサービス展開するという流れもありそう。かな。

高齢者を含め、気にはなるけど資産運用に乗り出せていない層をガバっと取り込めるなら、勢力図も動きそうでたのしげ。(ドコモさんの携帯電話使っている層は保守的な方も多そうだし。)今後は金利も付くようになるから、銀行業も集客の提案し易くなるだろうし。

各社が継続不可能なサービスで客を取り合うような不健全な現状から、各社が得意とするサービスや提案で競争が生まれるような形。

そんな都合のよさげな成長で、国内の金融サービスが育っていくとよいなーって。

年末とか注視しとこう。(←なんかそれっぽいまとめ。

基準価格情報

こっちは保有資産とは関係なく、グローバル5.5倍バランスファンドの基本情報。

特に書くこともなくー。

遠めに見れば上に向かっているのは何となく感じる・・くらい?

債券ガチ勢ファンドが報われる日が来ますように。

エイメン。

基本リスク指標

そいでもってこっちも保有資産とは関係なく、グローバル5.5倍バランスファンドの基本リスク指標。

以下の表はコツコツと12か月分を記録したもの。2023年8月末から2024年7月末の分だったと思う。えーっと、今月は・・。

項目トータル
リターン
累積6ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率6ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
6ヵ月
リスク
(年率)
6ヵ月
トータル
リターン
累積12ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率12ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
12ヵ月
リスク
(年率)
12ヵ月
トータル
リターン
累積3年
(%)
トータル
リターン
年率3年
(%)
シャープ
レシオ
3年
リスク
(年率)
3年
11ヵ月前1.0▲11.4▲0.4227.1▲26.1▲23.1▲0.5541.8▲32.6▲7.6▲0.2332.8
10ヵ月前6.219.40.7127.2▲17.3▲23.0▲0.5442.6▲37.8▲10.3▲0.3132.9
9ヵ月前▲19.6▲52.7▲2.0625.5▲7.8▲0.5▲0.0139.8▲47.2▲15.2▲0.4534.1
8ヵ月前▲3.8▲7.5▲0.2332.5▲5.2▲6.2▲0.1735.8▲42.4▲11.7▲0.3236.6
7ヵ月前▲3.8▲7.5▲0.2332.5▲5.2▲6.2▲0.1735.8▲42.4▲11.7▲0.3236.6
6ヵ月前10.026.80.8033.726.829.80.8535.0▲35.0▲7.2▲0.1938.0
5ヵ月前3.921.70.6632.65.06.70.2034.2▲38.3▲8.9▲0.2338.1
4ヵ月前8.121.40.6632.614.815.30.4732.8▲34.4▲6.9▲0.1837.9
3ヵ月前41.777.62.4631.513.918.20.5632.2▲30.9▲5.1▲0.1338.2
2ヵ月前37.370.82.3130.73.13.70.1132.4▲40.8▲10.1▲0.2638.3
先月8.723.60.8228.64.56.80.2132.4▲43.3▲11.6▲0.3038.2
今月▲0.13.80.1328.29.914.80.4533.1▲40.3▲9.8▲0.2638.5
基本リスク指標どんどこ前と今月の比較(2024年7月31日付け)

色の意味は、上向きが、下向きが。(リスクも同じルール表記にすることにしました。ズレていたらごめんなさい。)

半年はあかーんって感じ(色は青だけど)を変えられず、トータルリターンの累積はマイナス入り。このところレンジっぽい値動きになっているから、リターンとかはゼロに近づいていくのは理屈通り?

1年で見ると、1年前から少しずつ数字が改善してい傾向がみられるから、まだよい方向に向かっていると思いたいなーって。

対して3年で見ると、1年前に比べると改善とはまだ言えなさそうなので。ちょっと苦しそう。

Composition ratio

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの6月28日付けマンスリーレポート(2024年8月2日に参照)を参考にしています。

つまり、2024年8月2日に最新のマンスリーレポートを見たら、6月28日付けの資料が最新だったよといったお話です。

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国株先物ミニ(S&P500)64.465.667.1↑1.5
欧州欧州株先物(ユーロ・ストックス50)11.411.611.8↑0.2
新興国新興国株先物ミニ(MSCI EM)9.09.59.4↓0.1
日本日本株式先物(TOPIX)8.38.08.1↑0.1
英国英国株先物(FT100)3.53.73.6↓0.1
その他0.00.00.0
株式先物合計96.698.4100.0↑1.6
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界株式)

これはファンドが保有する株式。

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国VANGUARD REAL ES-ETF15.315.916.2↑0.3
オーストラリアVANGUARD AU PROP-ETF3.13.33.3
英国ISHARES UK PROPE-ETF2.42.52.6↑0.1
日本上場インデックスJリート隔月2.22.22.2
シンガポールNIKKOAM-STRAITST-ETF1.01.00.9↓0.1
その他0.00.00.0
REIT現物合計24.124.825.2↑0.4
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界REIT)

これはファンドが保有するREIT。

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国国債先物2年83.381.692.5↑10.9
米国米国国債先物10年73.974.369.5↓4.8
フランスフランス国債先物10年46.652.359.0↑6.7
日本日本国債先物10年46.539.338.2↓1.1
米国米国国債先物30年31.536.532.3↓4.2
ドイツドイツ国債先物10年25.326.728.0↑1.3
イタリアイタリア国債先物10年24.726.224.5↓1.7
英国英国国債先物10年17.719.419.5↑0.1
ドイツドイツ国債先物30年7.28.96.7↓2.2
日本日本国債現物27.126.826.8
その他0.00.00.0
債券先物合計356.6365.3370.1↑4.8
債券現物合計27.126.826.8
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(先進国債券)

これはファンドが保有する債券。

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国金先物24.324.625.4↑0.8
その他0.00.00.0
金先物合計24.324.625.4↑0.8
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(金)

これはファンドが保有するゴールド。

・・・。

目に付くのは債券まわり。米国もイタリアもドイツも長期国債がドスンと落ちていて。それを支えるのが米国の短期国債とフランス国債。これが普通ではないのだろうなという感想は出てきて。

フランスはお国事情で国債ハッスルなので置いておいて。

うーん。米国債の2年物のプラス10.9%された比率って。意図的に操作しているのか、一般的な数量なのか。

ちょっと気になったので整理してみる。

米国の国債は全部で期間別に3つ保有していて。2年国債が92.5%、10年国債が69.5%、30年国債が32.3%という形。

んー。

これ、例えば総合系の債券ETFとかと比率100%に揃えて比べてみるとこうなる。

債券グローバル
5.5倍
バランスF
(%)
Vanguard
Total Bond
Market ETF
(%)
iShares
Core U.S.
Aggregate
Bond ETF
(%)
5年未満47.6044.4034.14
5年から10年35.7635.4030.04
10年以上16.6220.2035.81
グローバル5.5倍バランスファンドと代表的な債券ETFとの米国債券の比率比較(2024年8月25日付け)

ちょっと意外な結果に。

ほぼバンガード社のVanguard Total Bond Market Index Fund ETF(ティッカーBND)と同じような構成比率だった。

気持ち短期国債が多めな気はするけれど、iShares Core US Aggregate Bond ETF(ティッカーAGG)と比較すれば、グローバル5.5倍バランスファンドはBNDに寄せたポートフォリオにしているように見える。(あとデータ取得の日付的なズレもあるので誤差範囲。)

厳密には、BNDが連動を目指す指数であるBloomberg U.S. Aggregate Float Adjusted Indexあたりに寄せている感じなのかな。はて。

一見比率と数字だけ見ると、短期債を盛って調整をしているようにも見えるけれど。

意外と独自の判断は入っていないのかもという感想。

Factors behind price fluctuations

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの6月28日付けマンスリーレポート(2024年8月2日に参照)を参考にしています。

以下は基準価格騰落の要因を1年分まとめたもの。

項目2023/72023/82023/92023/102023/112023/122024/1 2024/22024/32024/42024/52024/6設定来
基準価格7,4037,4267,05858765,5406,9518,1417,7197,6278,3247,6087,55510,000
支払分配金0000000000000
世界株式255▲178▲295▲203463290144215259▲1781212193,688
世界REIT42▲26▲120▲70168168▲83▲886▲1141925256
先進国債券▲238▲230▲735▲153779801▲530▲350183▲640▲189274▲7,551
38▲27▲77953618▲50▲10162109▲11▲26436
その他要因▲749345▲5▲35▲87986191077871,305
合計23▲368▲1,182▲3361,4111,190▲422▲92697▲716▲53579▲1,866
当月末基準価格7,4267,0585,8765,5406,9518,1417,7197,6278,3247,6087,5558,1348,134
グローバル5.5倍バランスファンド基準価格騰落の要因一覧

数字として追加された列は2024年6月分。

えーっと、債券がプラスに転じてる!おおー。残るマイナスは高値のゴールドのみ。そのおかげもあってか6月はプラスで着地。

・・・。

現状は債券のマイナス7,551を、株式を含めたその他全部のプラスが5,685。がんばってマイナスの75.28%ほどカバーした結果、合計▲1,866になる感じ。

前回の合計が▲2,445だから、大分持ち直してきた。

Sister mutual funds

おまけ。ぼんくらーず。

ぽんこつ基本情報

これは基本情報。

そろって下方向へ向かう中。気のせいかな?上から順にカーブがきつい気がする。

これ、Tracers 2倍株>グローバル3倍3分法ファンド>グローバル5.5倍バランスファンドの順にも。いや、グローバル3倍3分法ファンドとグローバル5.5倍バランスファンドは同じような感じかな。

とすれば株式の比率が騰落率の差に出ていると考えるべきか。

次は、ぼんくらーずの価格等一覧を眺める。ただ手間をかけているだけの表をみよー。

日付けグローバル
3倍3分法
ファンド
グローバル
5.5倍バランス
ファンド
Tracers
グローバル
2倍株
2023年8月価12,524円・資166,385百万
口13,285,292(↓4,417)
流入出▲55,587,945円
価7,058円・資10,661百万
口1,510,484(↑15,532)
流入出+115,387,228円
価9,443円・資878百万
口92,978(↓733)
流入出▲7,227,380円
2023年9月価11,657円・資154,030百万
口13,213,519(↓71,773)
流入出▲898,885,052円
価5,876円・資9,087百万
口1,546,460(↑35,976)
流入出+253,918,608円
価8,764円・資831百万
口94,819(↑1,841)
流入出+17,384,563円
2023年10月価11,051円・資146,182百万
口13,227,943(↑14,424)
流入出+168,140,568円
価5,540円・資8,786百万
口1,585,920(↑39,460)
流入出+231,866,960円
価8,110円・資827百万
口101,972(↑7,153)
流入出+62,688,892円
2023年11月価12,542円・164,182百万
口13,090,575(↓137,368)
流入出▲1,518,053,768円
価6,951円・資11,207百万
口1,612,286(↑26,366)
流入出+146,067,640円
価9,313円・資937百万
口100,612(↓1,360)
流入出▲11,029,600円
2023年12月価13,558円・資172,610百万
口12,731,228(↓359,347)
流入出▲4,506,930,074円
価8,141円・資13,449百万
口1,652,008(↑39,722)
流入出+276,107,622円
価10,029円・資823百万
口82,062(↓18,550)
流入出▲172,756,150円
2024年1月価13,336円・資166,747百万
口12,503,524(↓227,704)
流入出▲3,087,210,832円
価7,719円・資12,953百万
口1,678,067(↑26,059)
流入出+212,146,319円
価10,412円・資815百万
口78,275(↓3,787)
流入出▲37,979,823円
2024年2月価13,424円・資165,435百万
口12,323,823(↓179,701)
流入出▲2,396,492,536円
価7,627円・資12,931百万
口1,695,424(↑17,357)
流入出+133,978,683円
価11,066円・資846百万
口76,450(↓1,825)
流入出▲19,001,900円
2024年3月価14,290円・資172,927百万
口12,101,259(↓222,564)
流入出▲2,987,699,136円
価8,324円・資14,036百万
口1,686,208(↓9,216)
流入出▲70,290,432円
価11,864円・資922百万
口77,714(↑1,264)
流入出+13,987,424円
2024年4月価13,720円・資164,538百万
口11,992,565(↓108,694)
流入出▲1,553,237,260円
価7,608円・資12,904百万
口1,696,109(↑9,901)
流入出+82,415,924円
価11,555円・資864百万
口74,772(↓2,942)
流入出▲34,903,888円
2024年5月価13,635円・資159,881百万
口11,725,779(↓266,786)
流入出▲3,660,303,920
価7,555円・資12,543百万
口1,660,225(↓35,884)
流入出▲273,005,472円
価11,857円・資910百万
口76,747(↑1,975)
流入出+22,821,125円
2024年6月価14,462円・資166,149百万
口11,488,659(↓237,120)
流入出▲3,233,131,200
価8,134円・資13,273百万
口1,631,792(↓28,433)
流入出▲214,811,315円
価12,437円・資932百万
口74,937(↓1,810)
流入出▲21,461,170
2024年7月価14,342円・資161,308百万
口11,247,245(↓241,414)
流入出▲3,491,329,268円
価8,312円・資13,429百万
口1,615,615(↓16,177)
流入出▲131,583,718円
価12,151円・資910百万
口74,890(↓47)
流入出▲584,539
ぼんくらーずの価格等一覧(数値は月末時点の値)

数値は「価」が月末の基準価格、「資」が月末の純資産総額、「口」が純資産と基準価格から割り出した口数の値。口数に続くカッコ内の数字は前月からの変動値。

「流入出」は上記の値から計算したファンドへの資金流入出額の予想値。前月よりも数値が高ければ赤いマーカー、前月より数値が低ければ青いマーカーを引いています。(手計算のため間違いがあったらごめんなさい。)

ということで。

今回も全滅でした・・。

ごふう(吐血。

Tracers グローバル2倍株は基準価格も上げていって健闘しているようにも見えるものの、うーん。純資産が増えない。これ、ファンドの設計が仇になっている気もしたりしなかったり。

構造上フルヘッジではないんだよ、Tracers グローバル2倍株って。

フルヘッジならこの時期セールストークに使えるはずで。

それなら為替ヘッジ無しなのか?といえば部分ヘッジという中途半端な設計で。2倍という売りを用意することで力尽きてしまって、ツールとして使い勝手まで配慮できなかったのかなって。(グローバル3倍3分法ファンドやグローバル5.5倍バランスファンドはその名の通りバランス型なので、ある程度はアセット特性で誤魔化せもすると思う。)

部分ヘッジでもよいとは思うのだけれど、ツールとして捉えた場合に値動きが予想できないファンドは使い勝手が悪くないかなって。

で。ここで「ほったらかせ」という都合の良いワードが出番待ちをしはじめるけれど。

ほったらかすひとが選ぶ値動きのファンドでは無くて。

彼ら彼女らは驚くほど怠け者で、悲しいくらいに臆病で、想像を越える欲張りさんだから。

・・・。

グローバル3倍3分法ファンドは毎月コンスタントに資金が抜けているようにも見え、グローバル5.5倍バランスファンドは昨年の11月くらいの純資産まで後退した感じかな。

辛い相場が続く。

ぽんこつ実績・評価

こっちは実績と評価。

騰落率を先月と比較するとこんな感じ。

ファンド名前々回の
騰落率(%)
前回の
騰落率(%)
今回の
騰落率(%)
前回との
差異(%)
グローバル3倍3分法ファンド▲12.5▲9.0▲9.5↓0.5
グローバル5.5倍バランスファンド▲48.7▲46.3▲45.1↑1.2
Tracers グローバル2倍株21.424.422.3↓2.1
ぼんくらーずの騰落率の遷移(2024年7月31日付け)

あれま。グローバル5.5倍バランスファンドだけ僅かに上方。

んー。ということは?気のせいではなくて、グローバル5.5倍バランスファンドがいちばん下げが低かったのか。おお。マイナスが大きすぎて誤差レベルにも見えるけれど。

Tracers グローバル2倍株はまだまだプラス圏。グローバル3倍3分法ファンドもマイナスとはいえ0.5%の下げなので踏ん張りどころ。

The mountain is high and the road is steep

近頃は為替が大きく動いている相場で。

そんな中で「為替は予想できない」という言葉をよく耳にする。

あれ?って違和感を感じた。

いやほら、新型コロナのパンデミックで金融市場に大量のお金が流れたってお話はみんな知っていて。で、そうなるとインフレが起きてしまうから政策金利を上げてインフレの過熱を抑える必要があって。

この辺りはみんな理解していたと思う。

で、政策金利が上ると他国との金利差で国内は円安に向かう。この話もほぼその通りに動いていて。そこにキャリートレードが大きく関与していたとしても、方向性に違いは無かった。

うん。

その後に日本銀行が政策金利の利上げを決定して、他国に続いて米国の利下げ予想も強まって。

大きく、円高に向かったんだよね。金利差が縮まるから。

ん?

どこに予想できない要素があったの?

何をどう理解しても、予想通りに動いているようにしか見えない。明日の為替の値動きが寸分たがわずわからないと「予想できない」という話になるの?

いや、それが予想できるなら明日にでも億万長者入りだと思う。

でも、中長期の動きは十分ファンダメンタルで追えているのではないかなって思う。

変な成功体験や、過去のアノマリーに囚われず、中央銀行や各国の政策を見ていれば。ちゃんと流れは追えるのではないかなって。

そもそも論、何故中央銀行が発表の場を設けて、質問を受け付け、市場と対話を試みているのか。

その理由をきちんと理解すれば。

「為替は予想できない」

なんて発言は出てこないのではないかなって思う。

不確実性を減らし、予想をできるようにし、市場を安定させるためにやっているのだから。

直近だと日本銀行の利上げ発言が金融界隈の常識では考えられない愚行と叩かれているのも知っている。知っているけど。

えーっと。どう見ても利上げするんだろうなーって発言が続いていて。

で。利上げするって決めたんだよね?

為替介入の時と同じ。

「もう財務省は為替介入できない(キリッ」

「日本銀行に打つ手はない、利上げはできない(キリリッ」

両方したよ。

訳知り顔の自称有識者の発言の反対方向に事態は動いた。

財務省も急激な為替変動には対応するって言ってたよね?結果はその通りだっただけで。

起きていることを見ていれば、何もわからない事なんて無さそうなのに。

それは戦争や災害がいつ起きるかなんて予測は難しいけれど。

金融政策って、とても丁寧に帳尻を合わせようと「試みる」仕組み。それを短期で捉えようとするのではなく、流れや方向性、出来事で捉えればそこまで難しい捉え方って必要なのかなって。

とか。

ぼやんとしたひとりごと。

雑にまとめると↓な感じの話。

「円安が倒されたか・・。」

「フフフ、だがヤツは為替4天王で最じ(ry。」

・・・。

おつかれさまでした。

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