マイナポイント欲しさに、マイナンバーカードを読み取れるカードリーダーを入手していて。そいえば確定申告とか、申請をオンラインで出来るようにしたいなって調べた。
申請はマイナンバーカードとカードリーダーの組み合わせなら可能らしい。
マイナポータルの連携はまだちょっとアレだけれど、大分使える感じ。納税までノンストップ・オンライン手続きで完了。今年は生命保険を解約して利益が出ていたので申請したよ。やれやれ。(思ったよりは税金が安かったのでよかった。)
もう1月も終わり。トワナナさんレポートの季節。
memo
グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20230130
基準価額:7,539円 / 前日比(円)-12円 / 前日比(%)-0.16% / 純資産総額86.66億円
日経平均:27,382.56円 / ドル円:129.80円
ダウ平均:33,978.08 / ナスダック総合指数:11,621.71 / S&P500指数:4,070.56
be careful
この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)
「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。
news
最近の出来事
- ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、西側諸国から3.5世代主力戦車のウクライナへの供与決定続く
- 英国スナク首相、政権発足後初の外交演説で英中関係の黄金関係は終わったと述べる
- 国内、10年に一度の強烈寒波で全国に影響
- X68000復活プロジェクト・クラウドファンディング、目標33,000,000円に対し354,315,018円の資金を集め成功
my mutual fund
※この記事で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。
保有銘柄
松井証券さんでは経費が一定額を越える投資信託を保有していると、経費から一定の額(松井証券さんの取り分)を抜いた残りをポイントとして還元してもらえるサービスがある。グローバル5.5倍バランスファンドは年0.3%のポイント付与。eMaxis Slim先進国はポイントを使って積み立てられたもの。
基準価格は7千円台に戻ってジリ上げ中。あと2か月、あと2か月・・。
基準価格情報
これはダブルトップというヤツなのだろうか。いや、期待したらダメなのだけれど。いまStella向けにテクニカルのことを調べていて。ふむー。って、バランスファンドにテクニカルとか持ち込んで参考になるのかな?
基本リスク指標
あれ?トータルリターンの年率が前回▲58.5%から、今回▲75.9%にあがってる。この値が1年の範囲を表していて、その影響がマイナス面に増えた・・。
つまり、2022年1月~2022年12月よりも、2022年2月~2023年1月の方がクライシスな期間だったということ?なのかな。6か月期間も前回▲41.1%から、▲56.7%にあがっているから。暗闇はまだまだ続きそう。
composition ratio
※ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの1月マンスリーレポートを参考にしています。
世界株式
国 | 銘柄 | 比率(%) | 先月からの変動(%) |
---|---|---|---|
米国 | 米国株先物ミニ(S&P500) | 63.0 | ↓2.2 |
欧州 | 欧州株先物(ユーロ・ストックス50) | 16.0 | ↑1.0 |
新興国 | 新興国株先物ミニ(MSCI EM) | 8.7 | ↑0.4 |
日本 | 日本株式先物(TOPIX) | 5.9 | ↑0.7 |
英国 | 英国株先物(FT100) | 3.6 | ↑0.1 |
その他 | 0.0 | ||
株式先物合計 | 97.3 |
世界REIT
国 | 銘柄 | 比率(%) | 先月からの変動(%) |
---|---|---|---|
米国 | VANGUARD REAL ES-ETF | 15.5 | ↓0.4 |
オーストラリア | VANGUARD AU PROP-ETF | 3.1 | ↓0.1 |
英国 | ISHARES UK PROPE-ETF | 2.4 | |
日本 | 上場インデックスJリート隔月 | 2.2 | ↑0.1 |
シンガポール | NIKKOAM-STRAITST-ETF | 1.1 | ↑0.1 |
その他 | 0.0 | ||
REIT現物合計 | 24.3 | ↓0.2 |
先進国債券
国 | 銘柄 | 比率(%) | 先月からの変動(%) |
---|---|---|---|
米国 | 米国国債先物2年 | 86.5 | ↓5.7 |
米国 | 米国国債先物10年 | 74.6 | ↓0.7 |
日本 | 日本国債先物10年 | 47.4 | ↓0.9 |
フランス | フランス国債先物10年 | 38.5 | ↓0.5 |
米国 | 米国国債先物30年 | 33.1 | ↑0.9 |
ドイツ | ドイツ国債先物10年 | 28.9 | ↑1.8 |
イタリア | イタリア国債先物10年 | 21.5 | ↓0.9 |
英国 | 英国国債先物10年 | 17.5 | ↑0.2 |
ドイツ | ドイツ国債先物30年 | 6.8 | ↓1.1 |
日本 | 日本国債現物 | 28.0 | ↑1.5 |
その他 | 0.0 | ||
債券先物合計 | 354.7 | ↓12.2 | |
債券現物合計 | 28.0 | ↑1.5 |
金
国 | 銘柄 | 比率(%) | 先月からの変動(%) |
---|---|---|---|
米国 | 金先物 | 24.2 | ↓0.5 |
その他 | 0.0 | ||
金先物合計 | 24.2 | ↓0.5 |
株式は偶然だと思うけれど前回と同じ。対してREIT、債券、金は落ちている。
目に付くのは米国国債先物2年かな。5.7%落ちしている。利回りが上がり債券価格が大幅に落ちたのか、保有数を減らしたのか。ちょっと大きい動きかも。
株式も米国だけ2.2%落ち。欧州は暖冬でエネルギー価格が抑えられたとかいうお話だったっけ。インフレ率はそんなに落ちていなかった記憶だけれど。
あとで運用コメントの方をチェックしてみよう。
factors behind price fluctuations
※ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの1月マンスリーレポートを参考にしています。
基準価額騰落の要因
項目 | 2022/07 | 2022/08 | 2022/09 | 2022/10 | 2022/11 | 2022/12 | 設定来 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
基準価格 | 8,420 | 10,048 | 8,534 | 6,376 | 6,785 | 7,335 | 10,000 |
支払分配金 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
世界株式 | 459 | ▲154 | ▲664 | 375 | 215 | ▲203 | 1,747 |
世界REIT | 141 | ▲91 | ▲275 | 66 | 58 | ▲45 | 138 |
先進国債券 | 1,122 | ▲1,319 | ▲1,258 | ▲43 | 383 | ▲584 | ▲6,347 |
金 | ▲77 | ▲45 | ▲85 | ▲24 | 94 | 57 | 160 |
その他要因 | ▲16 | 94 | 124 | 35 | ▲199 | ▲143 | 721 |
合計 | 1,628 | ▲1,514 | ▲2,158 | 409 | 550 | ▲917 | ▲3,582 |
当月末基準価格 | 10,048 | 8,534 | 6,376 | 6,785 | 7,335 | 6,418 | 6,418 |
金以外はマイナス圏に。激しいなぁ・・。その他の要因は恐らく為替かな。
運用のコメントによれば。株式は景気の先行き懸念と利上げ継続で下落。REITも金融引き締めで下落。
国内債券は日銀の政策変更への思惑で利回り上昇、債券価格下落。米国債券は5~10年国債の利回りが上昇して価格が下落、2年国債は利回りが下落して価格が上昇・・。ということは2年国債は保有率を明示的に下げたってことかも。
欧州はECBによる政策金利引き上げと、追加利上げによって国債の利回りが上昇、債券価格は下落。金はドルが円やユーロに対して下落したことと、株式の下落を受け安全資産の金買いへ。
sister mutual funds
おまけ。ぼんくらーず。
これは基本情報。ひとりだけダイブの角度が急なことは置いておいて。3つ共にチャートが上向きになってる。Tracers グローバル2倍株は純資産総額10憶が見えてきたね。
そして実績と評価。リスクメジャーもシャープレシオも、グローバル3倍3分法ファンドが最も悪化している。シャープレシオはグローバル5.5倍バランスファンドと並ぶ悪化具合。
何だろ?そこまで日本が悪かったわけでもないし、この3つでは最も比率を多く持つ新興国あたりの影響かな。と思ってグローバル3倍3分法ファンドのマンスリーレポートを見た限り、新興国うんぬんではなさそう。先進国がボロボロ。
騰落率を比較してみるとこんな感じ。
名称 | 株式 | REIT | 債券 | 金 | その他 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバル3倍3分法F | ▲359 | ▲239 | ▲781 | 0 | ▲5 | ▲1,384 |
グローバル5.5倍バランスF | ▲203 | ▲45 | ▲584 | 57 | ▲143 | ▲917 |
むー?
あー!わかった。為替だ。グローバル3倍3分法ファンドは債券と日本株式のみが先物。だから、それ以外の現物資産全てが為替の影響を受ける。(グローバル5.5倍バランスファンドはREITと日本国債の一部のみ現物。)
グローバル3倍3分法ファンドのマンスリーレポートによれば、株式▲359の内為替の影響は186。REITの▲239の内為替の影響は97。債券の▲781の内為替の影響は5。為替の影響を合計すると、288。
あれ?それでもまだマイナスが多い。REITが為替を抜いても97マイナスが多のと、債券はどうしてこんなにマイナスになるのだろう。債券比率はグローバル3倍3分法ファンドが資産の300%、グローバル5.5倍バランスファンドが資産の400%だから、単純に債券の影響はグローバル3倍3分法ファンドの方が低いはず。
それでもパフォーマンスが悪いとすると、組み入れ資産の違いということに。グローバル3倍3分法ファンドの債券でマイナスの寄与が高いのがドイツ、英国、豪州。グローバル5.5倍バランスファンドと組み入れの違いを並べてみるとこう。
名称 | 米国 | 日本 | フランス | ドイツ | イタリア | 英国 | 豪州 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
グローバル3倍3分法F | 国債 (▲71) | 国債 (▲19) | ー | 国債 (▲228) | ー | 国債 (▲276) | 国債 (▲150) |
グローバル5.5倍バランスF | 2年国債 10年国債 30年国債 | 10年国債 | 10年国債 | 10年国債 30年国債 | 10年国債 | 10年国債 | ー |
同じ先進国債券のアセットでも大分違う組成なんだね。
グローバル5.5倍バランスファンドの債券個別の騰落率はわからない(保有比率の変化しかわからない)ので、国ごとの騰落率では比べられないけれど。まず豪州が直接マイナスに寄与していて。ドイツと英国はうーん。ドイツは30年国債の保有の有無があるか。
グローバル3倍3分法ファンドは均等型なので、保有債券の比率は殆ど同じ、大体13.2%くらいずつ。対してグローバル5.5倍バランスファンドは債券も個別比率、大体ドイツが6.75%、英国が3.31%。
・・・。
つまり、グローバル3倍3分法ファンドの債券の大幅下落の原因は、欧州の債券の組み入れ比率が高いせい?
うむう。
何か変だなーと思っていた。現物の組み入れ資産比率の高いグローバル3倍3分法ファンドが、何故こうもフラつくのか。資産の現物組み入れ比率が高いせいで、為替の影響を大きく受けるという点と。日本や米国といった、比較的危機に強い債券の組み入れ比率が低いせい。(米国・日本・ドイツ・英国・欧州の均等持ち。)なのかも。
あばばばばば。
おつかれさまでした。