グローバル5.5倍バランスファンド運用状況2023年01月。

運用状況

マイナポイント欲しさに、マイナンバーカードを読み取れるカードリーダーを入手していて。そいえば確定申告とか、申請をオンラインで出来るようにしたいなって調べた。

申請はマイナンバーカードとカードリーダーの組み合わせなら可能らしい。

マイナポータルの連携はまだちょっとアレだけれど、大分使える感じ。納税までノンストップ・オンライン手続きで完了。今年は生命保険を解約して利益が出ていたので申請したよ。やれやれ。(思ったよりは税金が安かったのでよかった。)

もう1月も終わり。トワナナさんレポートの季節。

memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20230130
基準価額:7,539円 / 前日比(円)-12円 / 前日比(%)-0.16% / 純資産総額86.66億円

日経平均:27,382.56円 / ドル円:129.80円

ダウ平均:33,978.08 / ナスダック総合指数:11,621.71 / S&P500指数:4,070.56

be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

news

最近の出来事

  • ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、西側諸国から3.5世代主力戦車のウクライナへの供与決定続く
  • 英国スナク首相、政権発足後初の外交演説で英中関係の黄金関係は終わったと述べる
  • 国内、10年に一度の強烈寒波で全国に影響
  • X68000復活プロジェクト・クラウドファンディング、目標33,000,000円に対し354,315,018円の資金を集め成功

my mutual fund

この記事で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

保有銘柄

保有銘柄

松井証券さんでは経費が一定額を越える投資信託を保有していると、経費から一定の額(松井証券さんの取り分)を抜いた残りをポイントとして還元してもらえるサービスがある。グローバル5.5倍バランスファンドは年0.3%のポイント付与。eMaxis Slim先進国はポイントを使って積み立てられたもの。

基準価格は7千円台に戻ってジリ上げ中。あと2か月、あと2か月・・。

基準価格情報

基準価格情報

これはダブルトップというヤツなのだろうか。いや、期待したらダメなのだけれど。いまStella向けにテクニカルのことを調べていて。ふむー。って、バランスファンドにテクニカルとか持ち込んで参考になるのかな?

基本リスク指標

基本リスク指標

あれ?トータルリターンの年率が前回▲58.5%から、今回▲75.9%にあがってる。この値が1年の範囲を表していて、その影響がマイナス面に増えた・・。

つまり、2022年1月~2022年12月よりも、2022年2月~2023年1月の方がクライシスな期間だったということ?なのかな。6か月期間も前回▲41.1%から、▲56.7%にあがっているから。暗闇はまだまだ続きそう。

composition ratio

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの1月マンスリーレポートを参考にしています。

世界株式

銘柄比率(%)先月からの変動(%)
米国米国株先物ミニ(S&P500)63.0↓2.2
欧州欧州株先物(ユーロ・ストックス50)16.0↑1.0
新興国新興国株先物ミニ(MSCI EM)8.7↑0.4
日本日本株式先物(TOPIX)5.9↑0.7
英国英国株先物(FT100)3.6↑0.1
その他0.0
株式先物合計97.3
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界株式)

世界REIT

銘柄比率(%)先月からの変動(%)
米国VANGUARD REAL ES-ETF15.5↓0.4
オーストラリアVANGUARD AU PROP-ETF3.1↓0.1
英国ISHARES UK PROPE-ETF2.4
日本上場インデックスJリート隔月2.2↑0.1
シンガポールNIKKOAM-STRAITST-ETF1.1↑0.1
その他0.0
REIT現物合計24.3↓0.2
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界REIT)

先進国債券

銘柄比率(%)先月からの変動(%)
米国米国国債先物2年86.5↓5.7
米国米国国債先物10年74.6↓0.7
日本日本国債先物10年47.4↓0.9
フランスフランス国債先物10年38.5↓0.5
米国米国国債先物30年33.1↑0.9
ドイツドイツ国債先物10年28.9↑1.8
イタリアイタリア国債先物10年21.5↓0.9
英国英国国債先物10年17.5↑0.2
ドイツドイツ国債先物30年6.8↓1.1
日本日本国債現物28.0↑1.5
その他0.0
債券先物合計354.712.2
債券現物合計28.0↑1.5
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(先進国債券)

銘柄比率(%)先月からの変動(%)
米国金先物24.2↓0.5
その他0.0
金先物合計24.2↓0.5
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(金)

株式は偶然だと思うけれど前回と同じ。対してREIT、債券、金は落ちている。

目に付くのは米国国債先物2年かな。5.7%落ちしている。利回りが上がり債券価格が大幅に落ちたのか、保有数を減らしたのか。ちょっと大きい動きかも。

株式も米国だけ2.2%落ち。欧州は暖冬でエネルギー価格が抑えられたとかいうお話だったっけ。インフレ率はそんなに落ちていなかった記憶だけれど。

あとで運用コメントの方をチェックしてみよう。

factors behind price fluctuations

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの1月マンスリーレポートを参考にしています。

基準価額騰落の要因

項目2022/072022/082022/092022/102022/112022/12設定来
基準価格8,42010,0488,5346,3766,7857,33510,000
支払分配金0000000
世界株式459▲154▲664375215▲2031,747
世界REIT141▲91▲2756658▲45138
先進国債券1,122▲1,319▲1,258▲43383▲584▲6,347
▲77▲45▲85▲249457160
その他要因▲169412435▲199▲143721
合計1,628▲1,514▲2,158409550▲917▲3,582
当月末基準価格10,0488,5346,3766,7857,3356,4186,418
グローバル5.5倍バランスファンド基準価格騰落の要因一覧

金以外はマイナス圏に。激しいなぁ・・。その他の要因は恐らく為替かな。

運用のコメントによれば。株式は景気の先行き懸念と利上げ継続で下落。REITも金融引き締めで下落。

国内債券は日銀の政策変更への思惑で利回り上昇、債券価格下落。米国債券は5~10年国債の利回りが上昇して価格が下落、2年国債は利回りが下落して価格が上昇・・。ということは2年国債は保有率を明示的に下げたってことかも。

欧州はECBによる政策金利引き上げと、追加利上げによって国債の利回りが上昇、債券価格は下落。金はドルが円やユーロに対して下落したことと、株式の下落を受け安全資産の金買いへ。

sister mutual funds

おまけ。ぼんくらーず。

ぽんこつ基本情報

これは基本情報。ひとりだけダイブの角度が急なことは置いておいて。3つ共にチャートが上向きになってる。Tracers グローバル2倍株は純資産総額10憶が見えてきたね。

ぽんこつ実績・評価

そして実績と評価。リスクメジャーもシャープレシオも、グローバル3倍3分法ファンドが最も悪化している。シャープレシオはグローバル5.5倍バランスファンドと並ぶ悪化具合。

何だろ?そこまで日本が悪かったわけでもないし、この3つでは最も比率を多く持つ新興国あたりの影響かな。と思ってグローバル3倍3分法ファンドのマンスリーレポートを見た限り、新興国うんぬんではなさそう。先進国がボロボロ。

騰落率を比較してみるとこんな感じ。

名称株式REIT債券その他合計
グローバル3倍3分法F▲359▲239▲7810▲5▲1,384
グローバル5.5倍バランスF▲203▲45▲58457▲143▲917
グローバル3倍3分法Fとグローバル5.5倍バランスFの資産騰落率比較一覧

むー?

あー!わかった。為替だ。グローバル3倍3分法ファンドは債券と日本株式のみが先物。だから、それ以外の現物資産全てが為替の影響を受ける。(グローバル5.5倍バランスファンドはREITと日本国債の一部のみ現物。)

グローバル3倍3分法ファンドのマンスリーレポートによれば、株式▲359の内為替の影響は186。REITの▲239の内為替の影響は97。債券の▲781の内為替の影響は5。為替の影響を合計すると、288。

あれ?それでもまだマイナスが多い。REITが為替を抜いても97マイナスが多のと、債券はどうしてこんなにマイナスになるのだろう。債券比率はグローバル3倍3分法ファンドが資産の300%、グローバル5.5倍バランスファンドが資産の400%だから、単純に債券の影響はグローバル3倍3分法ファンドの方が低いはず。

それでもパフォーマンスが悪いとすると、組み入れ資産の違いということに。グローバル3倍3分法ファンドの債券でマイナスの寄与が高いのがドイツ、英国、豪州。グローバル5.5倍バランスファンドと組み入れの違いを並べてみるとこう。

名称米国日本フランスドイツイタリア英国豪州
グローバル3倍3分法F国債
(▲71)
国債
(▲19)
国債
(▲228)
国債
(▲276)
国債
(▲150)
グローバル5.5倍バランスF2年国債
10年国債
30年国債
10年国債10年国債10年国債
30年国債
10年国債10年国債
グローバル3倍3分法Fとグローバル5.5倍バランスFの組み入れ債券比較一覧

同じ先進国債券のアセットでも大分違う組成なんだね。

グローバル5.5倍バランスファンドの債券個別の騰落率はわからない(保有比率の変化しかわからない)ので、国ごとの騰落率では比べられないけれど。まず豪州が直接マイナスに寄与していて。ドイツと英国はうーん。ドイツは30年国債の保有の有無があるか。

グローバル3倍3分法ファンドは均等型なので、保有債券の比率は殆ど同じ、大体13.2%くらいずつ。対してグローバル5.5倍バランスファンドは債券も個別比率、大体ドイツが6.75%、英国が3.31%。

・・・。

つまり、グローバル3倍3分法ファンドの債券の大幅下落の原因は、欧州の債券の組み入れ比率が高いせい?

うむう。

何か変だなーと思っていた。現物の組み入れ資産比率の高いグローバル3倍3分法ファンドが、何故こうもフラつくのか。資産の現物組み入れ比率が高いせいで、為替の影響を大きく受けるという点と。日本や米国といった、比較的危機に強い債券の組み入れ比率が低いせい。(米国・日本・ドイツ・英国・欧州の均等持ち。)なのかも。

あばばばばば。

おつかれさまでした。

タイトルとURLをコピーしました