たわらノーロードバランス(標準型)が不調な理由を調べる。

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先日のセゾン・グローバルバランスファンドの記事で調べた時に、たわらさんのパフォーマンスがヘッポコ・・。もとい、たいへん不調。

これちょっと意外で。

たわらノーロードって、あまり話題を聞かない気もするけれど。トワナナさんの感想としてはとても丁寧なつくりのインデックスベースのファンドで。

よく言えばそつなくて。誤解を恐れずに言えばキングおぶ無難。

迷ったらコレ、買っとくのもいいよねってなファンドだと思っていて。うん。思っていた。のだけれど、どうもこのタイミングで他のバランスファンドに比べパフォーマンスがよろしくない。

・・・。

それなら仕方ない。調べないと。

そんな具合で今回は。男爵こと、たわらノーロードバランス(標準型)の不調の理由を調べる。急げメディック、助けろレスキュー!おたんこナースが安眠制裁。みたいなお話。たぶん。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20230821
基準価額:6,489円 / 前日比(円)-147円 / 前日比(%)-2.22% / 純資産総額97.21億円

項目通貨ペア価格52週範囲
ドル円USD/JPY145.2080(JPY)127.2540 – 151.9370
ビットコインBTC/USD26,132.75(USD)15,599.05 – 31,814.52
イーサリアムETH/USD1,680.62(USD)1,081.14 – 2,137.45
リップルXRP/USD0.537298(USD)0.315938 – 0.887511
ステラルーメンXLM/USD0.128991(USD)0.070841 – 0.183018
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数数値52週範囲
米国株式CRSP US Total Market Index3,143.612,590.36 – 3,321.77
S&P500S&P500 Index4,369.713,491.58 – 4,607.07
NASDAQNASDAQ Composite Index13,290.7810,088.83 – 14,446.55
英国株式FTSE 100 Index 7,262.436,707.62 – 8,047.06
独国株式DAX Index15,574.2611,862.84 – 16,528.97
日本株式TOPIX Index2,240.761,815.30 – 2,337.91
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF価格
(USD)
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets Index Fund ETF
Ticker:VEA
44.6335.42 – 47.81
新興国株式Vanguard
Emerging Markets Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
39.8234.88 – 43.22
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term Treasury ETF
Ticker:SPTS
28.7428.60 – 29.44
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term Treasury ETF
Ticker:SPTI
27.8427.55 – 29.45
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term Treasury ETF
Ticker:SPTL
27.5426.87 – 32.88
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
175.33150.57 – 191.36
コモディティiShares
S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF
Ticker:GSG
21.2818.65 – 23.54
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい。

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

Is Mizuho from Asset Management One?

知っているようで意外と知られていない。アセットマネジメントOne株式会社。

たわらノーロードバランス(標準型)を運用するのはそんな会社さんで。アセットマネジメントOneさんってどんな会社なの?というと。えーっと、割と最近誕生した会社さんだった。

アセットマネジメントOneとは?

2016年10月に以下の4社事業統合によって発足した、アジア最大かつ、日本最大の資産運用会社。
・みずほ投信投資顧問、新光投信、みずほ信託銀行の運用部門
・DIAMアセットマネジメント

2023年8月20日時点の公式サイトによれば、株式の経済持ち分比率は株式会社みずほフィナンシャルグループが70%、第一生命ホールディングス株式会社が30%。議決権保有比率は株式会社みずほフィナンシャルグループが51%、第一生命ホールディングス株式会社が49%になっている。

つまり、みずほさんと第一生命さんの持株会社?なのかな。

ざっくり言ってしまえば、みんなが(ばきゅーん!)な銀行グループ出資の、みんなが心底(ひひーん)している運用会社になる。

あれー?伏字の部分には何が入るのかなー?「だいスキ」かなー、「らぶらぶ」かなー。国内最大規模だからねー。もてもてだねー。

うひひひひ。

アセットマネジメントOneが運用する投資信託の1つに「たわらノーロード」と呼ばれる低コストインデックスファンドのシリーズがあって。

たわらノーロードバランスもそこに含まれている。

たわらノーロードバランスは、「たわらノーロード」のバランス型ファンドのこと。そもそも、「たらわノーロード」ってなんじゃらほい?というと、江戸時代とかに作物を保管するのに使っていた、あの「たわら」から来ているお名前だそう。

昔は穀物とかを大切に保管して、積み上げて資産としていたけれど、現代の資産は金融商品という形に変わったよね的なノリみたい。(森川智之さんナレーションの動画によればネ。ココは動画にカネかけてるよねぇ。みずほ証券さんのレポートとかも、報道番組並みだし。)

「ノーロード」の部分は他でも耳にする購入手数料無料のあたりを指しているそうな。

えー?みずほって、あの(ばーんばーん)なメガバンクのみずほでしょー?どーせ、ぼったくりのすっとこファンドなんじゃないのー?というと。

実はNISAにも、iDeCoにも採用される良ファンドシリーズだったり。

時期を鑑みると、NISAやiDeCoの採用基準をパスできるように設計された。とも言えるのかな。

What is Tawara no load balance (standard type)?

たわらノーロード全体のお話に広げると長いお話になってしまうので、今回はたわらノーロードバランスのお話にフォーカス。

ふむり。それで、たわらノーロードバランスって何さというと。

2023年7月13日版の目論見書によれば・・。

たわらノーロードバランスとは

・代表的な指数に連動を目指すマザーファンドへの投資を行い信託財産の成長を図る
・実質的に国内外の株式、公社債および不動産投資信託証券へ投資を行う
・資産配分が異なる3つのファンド(堅実型・標準型・積極型)から選択ができる
・商品分類(追加型・内外・資産複合)
・属性区分(決算年1回・グローバル(日本含む)・ファミリーF・為替部分ヘッジ)
・信託期間は無期限、信託報酬は純資産総額に対して年率0.143%

インデックスに連動を目指すマザーファンドを用いた株式・債券・REITの複合型バランスファンド。

リスク資産の比率が異なる3つのファンドが用意されていて、名前の後ろにそれぞれの資産配分量を表したタイプ名がくっついている。

記事のタイトルに書いている、たわらノーロードバランス(標準型)というのは、3つのファンドの内では真ん中くらいのポジで。ふつうーみたいな感じ。

マザーファンドは全部で10コかな。こんな内訳っぽい。

マザーファンド名資産クラス連動を目指す指数
国内株式パッシブ・ファンド国内株式東証株価指数(TOPIX)
配当込み
国内債券パッシブ・ファンド国内債券NOMURA・BPI総合
外国株式パッシブ・ファンド先進国株式
ヘッジなし
MSCIコクサイ・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
外国株式パッシブ・ファンド先進国株式
ヘッジあり
MSCIコクサイ・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
外国債券パッシブ・ファンド先進国債券
ヘッジなし
FTSE世界国債インデックス
(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)
為替フルヘッジ外国債券
パッシブ・ファンド
先進国債券
ヘッジあり
FTSE世界国債インデックス
(除く日本、円ベース、為替ヘッジあり)
エマージング株式パッシブ新興国株式MSCIエマージング・マーケット・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
エマージング債券パッシブ新興国債券JPモルガン・エマージング・マーケット・
ボンド・インデックス・プラス
(円換算ベース、為替ヘッジなし)
J-REITインデックスファンド国内リート東証REIT指数(配当込み)
外国リート・パッシブ・ファンド先進国リートS&P先進国REITインデックス
(除く日本、円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
たわらノーロードバランスの用いるマザーファンドの構成(2023年7月13日版より)

おおう。そうそうたる面子。連動を目指す指数もどこかで聞いたことのある名前ばかりだ。

ここで名前を出しているイコール、インデックス・プロバイダーと契約をしているということなので、そこに責任を持ちますよ、という意味でもあると思う。

流石は国内最大、見栄もデカイ。

これだけ有名どころ揃いだと、困ったら先物とかETFで全然まかなえるとは思うけれど。ううーん。あの信託報酬だと儲け出なくない?という気もしたり。REITとか債券とか、株式よりも全然高いし。これ、売りたくないだろうなぁ・・って。

ただマザーファンド方式なので、他のファンドでも同じマザーファンドを使いまわせば効率はあがるのかな。ラインナップを見る限り、上で上げたマザーファンドを単独で用いるファンド商品があるみたいだし。(ぱっと見では外国リートの為替ヘッジありもラインナップにはあるみたい。)

たぶん、そこで経費を抑えているのかな。ベースとなるマザーファンドを一式用意して、バラ売りしたり、バランスファンドとしてまとめ売りするという。

・・・。

公式サイトによれば、どうも2023年3月に全体的な値下げもあったみたい。たわらノーロードバランスは信託報酬が純資産総額に対して年率0.242%から0.143%に値下げなってる。新NISA効果っぽいー。

それと同説明資料によれば。新規登録された、たわらノーロードS&P500の信託報酬は登場しょっぱなから業界最低水準スタートだそうな。三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)よりもお安い。

あー。

そいえばeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬もお安くなったのだっけ。

あれあれー?

おかしいなー。Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)が発表された時は「これは隠れコストが相当ありますね、この信託報酬はおかしい(キリッ。」みたいなことで叩いていたインフルエンサーの方々がいましたが。

ちゃんと叩いてますかー?

三菱UFJ国際投信も半値近くまで信託報酬を下げてきてますから、同じように叩くんですよねー。きっと。「わたしは様子見します(キリリッ。」って。

・・・。

ネー。

脱線してしまったので。

えーっと、次。

たわらノーロードバランスの、各ファンドの資産配分はこんな感じ。

資産クラス堅実型(%)標準型(%)積極型(%)
国内債券36173
先進国債券(ヘッジあり)332313
先進国債券341
新興国債券863
国内株式4713
先進国株式(ヘッジあり)122124
先進国株式0616
新興国株式112
国内リート21013
先進国リート1512
たわらノーロードバランスのファンドごとの資産配分(2023年7月13日版より)

むー。

先進国債券23%に対して先進国株式21%、そこまで債券盛りという訳でもないと思うのだけれど。これは運用レポートを見てみないと、何が足を引っ張っているかわからんちかな。

株式・債券・REITでまとめるとこんな比率。

資産堅実型標準型積極型
株式173555
債券805020
リート31525
たわらノーロードの資産比率(2023年7月13日版より)

堅実型の債券と株式の比率にビビるけれど。ざっくり株式2に対して債券8くらいの比率なので、株式1対債券4に近い。

んー?その比率どこかで聞き覚えがあるような・・。

実はこの比率、グローバル5.5倍バランスファンドに近い比率だったりする。グローバル5.5倍バランスファンドは先物を使って、株式1に対して債券を4買い付けている。なのでそのから導きだされるのは・・、たわらノーロードバランス(堅実型)も大分アレなことになっている。はず。はず。

あれ?この話って以前記事にしたアレか・・。

時の流れを感じる。しみじみ。

What caused the decline?

んー。2023年7月31日の月次レポートによると。

まず基準価格と純資産総額。この辺りは証券会社でも見れるけれどいちおう。

項目堅実型標準型積極型
基準価格(円)10,47912,51314,602
純資産総額(百万円)4,98720,06817,662
たわらノーロードバランスの基準価格と純資産総額(2023年7月31日版より)

標準型がいちばん人気っぽい?ふつうが好きなジャパン国っぽい。

こちらは騰落率(税引前分配金再投資)。

期間堅実型標準型積極型
1ヵ月(%)▲0.410.521.36
3ヵ月(%)0.983.777.20
6ヵ月(%)2.385.649.44
1年(%)▲1.761.866.37
2年(%)▲7.31▲1.706.31
3年(%)▲1.7914.8536.71
たわらノーロードバランスの騰落率(2023年7月31日版より)

むむ。積極型は全期間プラス。ということはやはり債券が足を引っ張っている?であってるのかな。

あ、いいのがあった。

各マザーファンドとベンチマークの騰落率一覧。これでわかるかな?華はないけれど、必要なことがちゃんと揃っているレポート。(ちょっと大物だけれどまとめてみる・・。

項目1ヵ月
(%)
3ヵ月
(%)
6ヵ月
(%)
1年
(%)
2年
(%)
3年
(%)
国内株式パッシブ・ファンド1.5013.1119.2522.9828.5966.87
Benchmark:東証株価指数(TOPIX・配当込み)1.4913.1019.2522.9828.5666.86
国内債券パッシブ・ファンド▲1.54▲1.381.33▲2.13▲4.72▲4.57
Benchmark:NOMURA-BPI総合▲1.56▲1.381.32▲2.15▲4.73▲4.51
外国株式パッシブ・ファンド1.5214.6121.3120.3432.6590.37
Benchmark:MSCIコクサイINDEX
(円換算ベース、配当込、ヘッジなし)
1.5414.8521.4720.8133.3592.23
外国債券パッシブ・ファンド▲2.164.367.751.424.798.71
Benchmark:MSCIコクサイINDEX
(円換算ベース、配当込、ヘッジなし)
▲2.214.537.701.594.849.17
為替フルヘッジ外国債券パッシブ・F▲0.57▲2.11▲3.15▲9.76▲19.25▲20.84
Benchmark:FTSE世界国債INDEX
(除く日本、円ベース、ヘッジあり)
▲0.48▲1.95▲3.01▲9.55▲18.98▲20.50
エマージング株式パッシブ3.2614.139.8412.228.5137.33
Benchmark:MSCIエマージング・マーケットINDEX
(円換算ベース、配当込、ヘッジなし)
3.3014.4210.1213.1410.5041.47
エマージング債券パッシブ▲1.825.659.405.52▲0.894.04
Benchmark:JPモルガン・エマージング・マーケット・
ボンド・INDEX・プラス(円換算ベース・ヘッジなし)
▲0.968.449.549.47▲0.216.16
J-REITインデックスファンド1.171.194.89▲3.39▲6.1426.63
Benchmark:東証REIT指数(配当込)1.171.194.92▲3.37▲6.1826.53
外国リート・パッシブ・ファンド0.549.495.43▲2.3413.0060.09
Benchmark:S&P先進国REIT INDEX
(除く日本、円換算ベース、配当込、ヘッジなし)
0.579.745.64▲1.7714.2364.00
たわらノーロードのマザーファンド騰落率(2023年7月31日版より)

これは・・。結構乖離しているかも。

外国債券と新興国債券とか、新興国株式と外国REITも、ずんどこズレてるのがちょっと気になる。うーん、とはいえ。普段ベンチマークと騰落率でここまで並べてくれている運用レポートもあまり見かけないかもか。ちょっと気にしてみようかな。

債券とかは、ETFや先物を使うとマーケット価格とかで大分乖離しそうにも感じるし。

とと。

えーっと、全体を見ると。やっぱりヘッジありの外国債券がドカーンと落ちてる感じ。国内はどれだけ円安、為替に助けられているかがよくわかる数字。

あとはー。あれ?国内債券もマイナスになっちゃうの?

あー、えー。うー。国内債券の値動きって何に影響を受けるのか、ぱっと出てこない。そいえばあまり国内債券の値動きって気にしたことなかったかも。

うへー。勉強しなきゃ。

普通に考えて国内取引の国内資産なんだから、為替の影響ないよね。んー?

そうか、金利の影響を受けるから。低金利、ずーっと低金利で来たんだから。えーっと、えーっと、政策金利があがると債券の価値が下がる。何故ならお金を預けるだけで高い金利が付くから。債券の価値が下がると債券が売られる。債券が売られると債券価格が下がる。で、いいんだっけ?

あれでもヘッジファンドが日本国債を売っているって話がなかったっけ。

低金利政策を日本の中央銀行が続けていて、それをやめなければいけなくなるはずだから、えーと。金利が低い時に国債を売っている。で、金利が上がると・・。ああ、そうか債券価格が下がるから儲かるのか。あってるかな?ちょっと自信ないかも。

でもその場合は、機関投資家やヘッジファンドが売っているから日本国債の価格が落ちている?という理解でいいのかな。うーん。(きっかけ自体は中央銀行のアクションにあるにしても。

ひとまず日本の国債はもっと勉強しましょうということで。

あとは、REITかな。

3年で見るともう全然プラスというのは知らなかった。新型コロナのパンデミックでREIT関係ってスゴイ下落したって記憶で。でも直近の数字を見ても、プラスに持ち直してる?海外だとインフレで家賃高騰とかニュースがあったから、その影響なのかもだけれど。

新興国債券も、直近雲行き怪しくなってるものの、いい数字。

ふむー。

債券かなー。やっぱり。

最後に。前月末比しかないからちょっと役に立つかわからないけれど、たわらノーロードバランス(標準型)の基準価格変動の要因分析(前月末比)を見ておしまいにする。

項目変動(円)
国内債券▲32
先進国債券(除く日本、ヘッジあり)▲26
先進国債券(除く日本)▲11
新興国債券▲13
国内株式13
先進国株式(除く日本、ヘッジあり)92
先進国株式(除く日本)12
新興国株式4
国内リート14
先進国リート(除く日本)3
小計57
信託報酬等8
分配金0
合計65
たわらノーロードバランス(標準型)基準価格変動率の要因分析・前月末比(2023年7月31日版より)

おぶう。国内債券ですやん!戦犯は国内債券だよ!!

国内、先進国、新興国の債券が全部マイナスで合計がマイナス82。株式の合計プラス分108の大部分を消し飛ばしてる。

あとは先進国株式の方がREITよりも上がりが高そうなので、株式50%債券50%の均等ファンドと比較すると、株式35%REIT15%債券50%のたわらノーロードバランス(標準型)がパフォーマンスで劣ってしまう。

結論はたぶん、株式よりもパフォーマンスが芳しくないREITを株式を減らして保有している点と、国内債券の比率が高めなので債券ダメージが大きい。

先日記事にしたセゾン・グローバルバランスは国内債券の比率が3.6%で、たわらノーロードバランス(標準型)は国内債券の比率が17%。実質4.72倍も国内債券のダメージが高いことになる。

はふん。

・・・。

別に組成がそこまで悪いとは、トワナナさんは思っていなくて。

ただ、たわらノーロードバランス(標準型)にとって、悪い条件が重なっちゃっているのだろうなって。そんなことが、わかりましたって締め。

ん?

これってもしかして、グローバル3倍3分法ファンドさんも・・?

おつかれさまでした。

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