グローバル5.5倍バランスファンド運用状況2024年01月。

運用状況

はいはーい。2月12日はグローバル5.5倍バランスファンドの誕生日ですよー。おめでとー。ありがとー。

今年も公式で盛大なお誕生日イベントがあるんだろうなー。昨年もすごかったよねー。

えっと、ほら、あー。

・・・。

あったよね?(←すっとぼけ。

あっれー?おかしいなー。日興アセットマネジメントさんのサイトにページが見当たらないなー。長い運用年月の実績を持つ、信頼の日興アセットマネジメントさんのサイトに見つからないなー。

・・・。

ねぇねぇ、聞きました?

なんでも非公式の青い人すらふれないファンドがあるらしいですわよ、奥さん。いやですよねえ。何か疚しいことでもあるのかしら。

(ひそひそ)

・・・。

今回は。長い長いトンネルを抜けた先に、灯りが見えた時にわたしたちは思ったんです。ああ、これで助かるんだって。よかった、本当によかったって。でも、違っていたのです。そのトンネルを抜けた先に待っていたのは、新しい、いえ、本当に真っ黒な、底の見えない暗闇でした。・・・。みたいな。グローバル5.5倍バランスファンド生誕祭なお話。たぶん。

Memo

グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)20240219
基準価額:7,548円 / 前日比(円)-110円 / 前日比(%)-1.44% / 純資産総額128.34億円

項目通貨ペア価格52週範囲
ドル円USD/JPY149.9910(JPY)129.6740 – 151.9030
ビットコインBTC/USD52,338.84(USD)19,628.25 – 52,820.07
イーサリアムETH/USD2,909.11(USD)1,378.53 – 2,928.74
リップルXRP/USD0.559903(USD)0.352473 – 0.887511
ステラルーメンXLM/USD0.117494(USD)0.074778 – 0.183018
為替と通貨の一覧

※為替はそこまでご利用が無いので、暗号通貨も混ぜています。価格の下のマーカーは1年前の価格に対しての状態を色分けしています。赤いマーカーは上昇、青いマーカーは下降になります。

項目指数数値52週範囲
米国株式CRSP US Total Market Index3,601.182,754.29 – 3,629.86
S&P500S&P500 Index5,005.573,808.86 – 5,048.39
NASDAQNASDAQ Composite Index15,775.6510,982.80 – 16,080.07
英国株式FTSE 100 Index7,723.457,206.82 – 8,020.13
独国株式DAX Index17,060.8014,458.39 – 17,198.45
日本株式TOPIX Index2,639.691,910.60 – 2,639.86
主要株価指数一覧

※ETFにするとマーケットプライスになるので、指数で扱えるものは指数でメモしています。52週範囲は約1年間の値幅の範囲を表します。1年間の範囲に対して現在の価格がどの位置にいるのかなどの確認に使えます。

項目ETF価格
(USD)
52週範囲
(USD)
先進国株式
(除く米国)
Vanguard
Developed Markets Index Fund ETF
Ticker:VEA
48.0641.48 – 48.28
新興国株式Vanguard
Emerging Markets Stock Index Fund ETF
Ticker:VWO
41.0937.46 – 43.10
米国短期国債SPDR Portfolio
Short Term Treasury ETF
Ticker:SPTS
28.8928.58 – 29.44
米国中期国債SPDR Portfolio
Intermediate Term Treasury ETF
Ticker:SPTI
28.0227.01 – 29.40
米国長期国債SPDR Portfolio
Long Term Treasury ETF
Ticker:SPTL
27.3824.47 – 31.60
SPDR Gold Shares
Ticker:GLD
186.34168.19 – 193.18
コモディティiShares
S&P GSCI Commodity-Indexed Trust ETF
Ticker:GSG
21.1118.65 – 22.95
アセット別ETFの価格一覧

※こちらは情報の扱いが難しいため、数字の取り易いETFでメモしています。数字は手打ちになりますので、間違っていたらごめんなさい。参考程度に見て下さい

Be careful

この記事で書かれている内容はトワナナさんの感想です。間違いがないよう注意を払っておりますが、それでも事実と異なる内容が含まれているかも知れません。また、特定の商品をお勧めする意図などはありません。(詳しくは、免責事項とPrivacyPolicyを参照下さい。)

「そうなんだー」くらいの肩の力を抜いた状態で、たのしんでいただければ幸いです。

News

最近の出来事

  • ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、12日、英国のスナク首相はウクライナを訪問しゼレンスキー大統領と2国間の安全保障協定に署名、来年度の支援を25億ポンドに増額することを明らかにし「世界中の敵対勢力は我々に長い戦争に耐える忍耐力も資源もないと考えている、今揺らげばプーチン大統領だけでなく、北朝鮮やイランなど他国も煽る事になる」と語った
  • 1日、石川県能登地方で最大震度7の地震が発生、死者241人などの被害者を出した、気象庁は名称を「令和6年能登半島地震」と定めた
  • 9日、フランスのマクロン大統領は34歳のアッタル教育相を新たな首相に任命、フランス史上最年少の首相であり、国家元首や政府首班を務める世界最年少の人物とされる
  • 13日、台湾の総統選挙で民進党の頼清徳氏が当選、1996年に総統の直接選挙が始まってから同じ政党が3期続けて政権を担うのは初
  • 29日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、20日未明に月面着陸した月探査機SLIMの運用を再開したと発表、SLIMは着陸時に太陽電池による発電が行えず、飛行データを地球に送信後22日から電源が切られていた

My mutual fund

この記事で掲載しているスクリーンショット画像は、松井証券ホームページの画面をキャプチャしたものです。

スクリーンショットは、2024年1月31日に撮影したものです。(なんやかんやで記事書いているとズレてくるのでご注意。)

保有銘柄

保有銘柄

これはトワナナさんが松井証券さんで保有しているグローバル5.5倍バランスファンドの数字。

松井証券さんでは投資信託を保有していると、保有する投資信託の種類や保有量毎に決められた数のポイントを還元してもらえるサービスがあって。グローバル5.5倍バランスファンドは年0.6%のポイントが付与して貰える。eMAXIS Slim先進国はポイントを使って積み立てられたもの。

以上、ここまでがステマのノルマ。(コピペともいう)

・・・。

んー。

落ちてるー涙。

中々8,000円を抜けられない。いけそう・・?ってなるとドーン落とされて。そこからちまちま上げていって、いけそう?ってなるとドーン(ry。

平均取得単価付近に防衛線を引くのは病むのでやめて下さい・・。

はふん。

・・・。

1月にもらえたポイント数は2,633ポイント!

このペースなら年間獲得ポイントは31,596。ポイントで積み立てているeMAXIS Slim先進国株式も元気そうでなにより。ただこっちは為替利益モリモリなので、為替利益を吐き出すとどうなるかがちょっと気にはなってる。

基準価格情報

基準価格情報

こっちは保有資産とは関係なく、グローバル5.5倍バランスファンドの基本情報。

チャートを見ると、上昇が一息ついて下降気味に見える。きびしい。純資産総額の方がカーブが緩やかだから、資金的にはそこまで抜けてないといいな。

最大上昇率/最大下落率に更新はないみたい。値動きとしては穏やかな部類の期間かな?いや、ちょっとまって。これってハイスコアが高くなったらもう更新されなくない?

んー。ああ、うん。考えてみたらハイスコア・ボードなんだね・・。これ。

基本リスク指標

基本リスク指標

そいでもってこっちも保有資産とは関係なく、グローバル5.5倍バランスファンドの基本リスク指標。

12か月分を記録したもので、2023年2月末から2024年1月末の分だったと思う。えーっと、今月は・・。

項目トータル
リターン
累積6ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率6ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
6ヵ月
リスク
(年率)
6ヵ月
トータル
リターン
累積12ヵ月
(%)
トータル
リターン
年率12ヵ月
(%)
シャープ
レシオ
12ヵ月
リスク
(年率)
12ヵ月
トータル
リターン
累積3年
(%)
トータル
リターン
年率3年
(%)
シャープ
レシオ
3年
リスク
(年率)
3年
11ヵ月前▲26.8▲54.5▲1.1846.7▲44.8▲44.4▲0.9845.2
10ヵ月前▲22.1▲41.3▲0.8946.6▲46.6▲47.7▲1.0346.4▲29.0▲5.2▲0.1535.0
9ヵ月前14.623.10.5641.5▲40.5▲41.0▲0.8747.0▲9.32.80.0834.6
8ヵ月前8.726.90.7536.1▲30.5▲25.2▲0.5447.0▲19.5▲1.5▲0.0433.6
7ヵ月前▲1.4▲9.8▲0.3131.2▲27.9▲23.3▲0.5046.7▲23.2▲3.1▲0.0933.6
6ヵ月前15.323.30.8427.8▲12.1▲5.3▲0.1242.4▲25.7▲4.2▲0.1333.5
5ヵ月前1.0▲11.4▲0.4227.1▲26.1▲23.1▲0.5541.8▲32.6▲7.6▲0.2332.8
4ヵ月前6.219.40.7127.2▲17.3▲23.0▲0.5442.6▲37.8▲10.3▲0.3132.9
3ヵ月前▲19.6▲52.7▲2.0625.5▲7.8▲0.5▲0.0139.8▲47.2▲15.2▲0.4534.1
2ヵ月前▲3.8▲7.5▲0.2332.5▲5.2▲6.2▲0.1735.8▲42.4▲11.7▲0.3236.6
先月▲3.8▲7.5▲0.2332.5▲5.2▲6.2▲0.1735.8▲42.4▲11.7▲0.3236.6
今月10.026.80.8033.726.829.80.8535.0▲35.0▲7.2▲0.1938.0
基本リスク指標どんどこ前と今月の比較(2024年1月31日付け)

色の意味は、上向きが、下向きが。(リスク以外はプラスが上向き、リスクのみ低い方が上向き。ズレてたらごめんなさい。)

ゴイスーな数字の良さだ・・。

確か設定来の上昇率を更新したのが昨年末だから、そのおかげで1年以内の数字はガバっとよくなっている。対して3年は改善傾向はあるものの依然マイナス。辻褄は合いそうな気がする。

11ヵ月前の数字だと、半年の年率はマイナス54.5%だから改善はしているのかな。

Composition ratio

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの12月マンスリーレポート(2024年1月31日に参照)を参考にしています。

つまり、2024年1月31日に最新のマンスリーレポートを見たら、12月29日付けの資料が最新だったよといったお話です。

世界株式

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国株先物ミニ(S&P500)68.067.269.8↑2.6
欧州欧州株先物(ユーロ・ストックス50)11.410.811.6↑0.8
新興国新興国株先物ミニ(MSCI EM)8.48.28.3↑0.1
日本日本株式先物(TOPIX)6.05.65.4↓0.2
英国英国株先物(FT100)3.83.53.5
その他0.00.0
株式先物合計97.795.298.6↑3.4
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界株式)

世界REIT

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国VANGUARD REAL ES-ETF15.615.415.6↑0.2
オーストラリアVANGUARD AU PROP-ETF3.13.13.1
英国ISHARES UK PROPE-ETF2.52.42.4
日本上場インデックスJリート隔月2.42.22.2
シンガポールNIKKOAM-STRAITST-ETF1.10.91.0↑0.1
その他0.00.00.0
REIT現物合計24.624.224.3↑0.1
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(世界REIT)

先進国債券

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国米国国債先物2年89.987.488.6↑1.2
米国米国国債先物10年89.884.885.8↑1.0
フランスフランス国債先物10年41.746.147.0↑0.9
日本日本国債先物10年38.535.438.3↑2.9
ドイツドイツ国債先物10年28.833.034.5↑1.5
米国米国国債先物30年29.226.424.7↓1.7
イタリアイタリア国債先物10年22.021.622.3↑0.7
英国英国国債先物10年17.215.816.7↑0.9
ドイツドイツ国債先物30年7.48.79.2↑0.5
日本日本国債現物27.025.626.2↑0.6
その他
債券先物合計364.5359.3367.1↑7.8
債券現物合計27.025.626.2↑0.6
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(先進国債券)

銘柄先々月の比率
(%)
先月の比率
(%)
今月の比率
(%)
変動
(%)
米国金先物24.724.024.3↑0.3
その他0.00.00.0
金先物合計24.724.024.3↑0.3
グローバル5.5倍バランスファンド資産保有比率(金)

これまた極端な赤い世界。数字的には年末のものなので、あの頃は「もう利上げおしまーい、来年から利下げクルー!!」って、ちょっと浮かれムードだったっけ。

欧州も堅調でよかった。ん?一国だけ下の国がある?HAHAHA、そこは不景気がお家芸だから。ヘーキヘーキ。

次回は1月分だから、ちょっと雲行きが怪しくなってくる感じで踏ん張りどころ。

What is the current policy interest rate?

調べてみたら割とスタンダードな情報の気がしたので、しばらく眺めてみることに。

グローバル5.5倍バランスファンドが、債券で保有している国の政策金利はこんな感じ。

国名政策金利(%)メモ
米国フェデラルファンド金利:5.25 – 5.50インフレとの戦いはこれからだ。
でも経済はソフトランディングでヨシ!
日本超過準備預金の金利(短期):▲0.10政策変更見送り、粘り強く金融緩和を継続。
思えばデフレから遠くへ来てしまった。
ユーロ中銀預金金利:4.00
リファイナンス金利:4.50
限界貸付金利:4.75
政策金利がこのままなら勝てる。
利下げの議論は絶対にしない、絶対にだ。
英国準備預金金利:5.25インフレの粘着、引き締めが十分な期間必要。
利下げには根拠が必要。
各国の政策金利一覧(2024年2月12日付け)

数値上は今回も例によって変更なし。

どこかのジャパンを除き各国インフレが折れるのが先か、経済が折れるのが先かのチキンレースの継続中。この中だと欧州がいちヌケしそうな気配は変わらず。英国も出てくるニュースはあかん系が多くて心配。

米国は3月の利下げあるわけないやろーからのしょんぼり市場で6月リベンジ期待?んー。そこってセルインメイなシーズンで。祭り会場の設営がすすんでいるようにも見えてちょっと。

色々燃料貯め込んでるし・・。地銀かー。うーん。

Factors behind price fluctuations

ここでの数値は日興アセットマネジメント社、グローバル5.5倍バランスファンドの12月マンスリーレポート(2024年1月31日に参照)を参考にしています。

基準価額騰落の要因

項目2023/012023/022023/032023/42023/52023/62023/72023/82023/92023/102023/112023/12設定来
基準価格6,4187,3526,6467,3067,3377,2297,4037,4267,05858765,5406,95110,000
支払分配金0000000000000
世界株式341▲6512112157254255▲178▲295▲2034632902,910
世界REIT113▲51▲7245▲474742▲26▲120▲70168168331
先進国債券439▲596506▲111▲223▲189▲238▲230▲735▲153779801▲6,298
86▲1131361▲38▲5638▲27▲77953618261
その他要因▲45118▲3115103119▲749345▲5▲35▲87936
合計934▲70660671▲14817423▲368▲1,182▲3361,4111,190▲1,859
当月末基準価格7,3526,6467,3067,3777,2297,4037,4267,0585,8765,5406,9518,1418,141
グローバル5.5倍バランスファンド基準価格騰落の要因一覧

数字として追加された列は2023年12月分。

ついに月末で8,000円に乗せて来た!月の合計値は前回から落ちてしまったけれどプラス圏を維持。その他の要因のマイナスが大きく膨らんでいるのは何だろう。時期的には売却とか?

現状は債券のマイナスが6,298で、株式を含めたその他全部が70%ほどカバーして、マイナスが1,859になる感じ。

ええと、来月からはFRBのファルコンチョップで債券しばらく下落かな。ドル円が149円台だから為替利益が乗ればカバーもできそうだけれど、このコには為替利益は乗らないから・・。

Sister mutual funds

おまけ。ぼんくらーず。

ぽんこつ基本情報

これは基本情報。

確かチャートは1年の騰落率・・、じゃなくて2年の騰落率になっているのかな。2022年1月から2024年1月だから。チャートを見た感想ではTracers 2倍株以外の方々がお辞儀をはじめている。2024年もしんどそうだなーって、あれ?

Tracers 2倍株は株価が上がっているのに純資産が減ってない?この後の資金流出入の数字で何かわかるかな。

・・・。

ぽんこつ実績・評価

こっちは実績と評価。

騰落率を先月と比較するとこんな感じ。

ファンド名前々回の
騰落率(%)
前回の
騰落率(%)
今回の
騰落率(%)
前回との
差異(%)
グローバル3倍3分法ファンド▲21.1▲14.7▲16.1↓1.4
グローバル5.5倍バランスファンド▲54.1▲46.2▲48.4↓2.2
Tracers グローバル2倍株▲6.90.34.1↑3.8
ぼんくらーずの騰落率の遷移(2024年1月31日付け)

今回はTracers グローバル2倍株のみプラス圏で、バランスファンド組が沈没。

うぎぎg・・。

Ranking of investment trusts you don’t know

今を読み解くのに面白い気がするので、投資信託ランキングを眺めてフィニッシュ。

投資信託の資金流入ランキング

これは資金流入ランキング。

ずっと松井証券さんはトワナナさん達とは違う世界の異世界証券会社かと思っていたのに、そんなわけないじゃないさーなランキングに。やっぱり松井証券さんでNISA口座を作られた方とかが購入されているのかな。

1位はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、でもって追いかける2位はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)。うん、わかる。このあたり上げてくるよね。

そいでもって3位にインベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算)、4位にグローバル・ロボティクス(年2回決算型)、5位にアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース・毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型。

んー。

6位にニッセイNASDAQ100インデックスファンド、7位にiFreeNEXT FANG+インデックスか。

このへんのランキング上位はNISAで間違いなさそうかな。

投資信託の資金流出ランキング

これは資産流出ランキング。

1位はiFreeレバレッジNASDAQ100、2位は次世代通信関連 世界株式戦略ファンド、3位がサイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)、4位はステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)、5位にステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり)。

よし、投資のソムリエさんは10位で生存確認。ナイスポジだ。

と、それはよくて。

iFreeレバレッジNASDAQ100売られてるなー。

あ、これあれでしょ?AUさんちの方に逃げてるってヤツ。AUカブコムさん以外でも取り扱いがはじまっていたはず・・。

・・・。

ふむり。

ファンドスコア×トータルリターンランキング

次はファンドスコア×トータルリターンランキング。

1位はSBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド、2位は高成長インド・中型株式ファンド、3位はイーストスプリング・インド消費関連ファンド。

4位はダイワ・ダイナミック・インド株ファンドで、5位はダイナミックじゃない方のダイワ・インド株ファンド。

だいなみーっく!!

・・・。

名前って大切。

順位の入れ替えはあれど、1~4位は前回と同じ顔ぶれ。インドの好調は続く。

偶然だと思うけれど面白いのが、ランキングの上位5位までが全てインド株で、6位以下は全て米国株が並ぶ。今はこの2国がパフォーマンスがよいという表れなのかな。

6位にS&P500連動ファンドと、9位と10位にダウ・ジョーンズ工業株価平均のファンドが並んでいるのにNASDAQ100連動ファンドがランキング圏外なのも、ネ。

値上がり率ランキング

これは値上がり率ランキング。

1位にiFreeNEXT ATMX+、2位はテーマレバレッジ中国ニューエコノミー2倍、3位はチャイナ・リサーチ・オープン、4位は香港ハンセン指数ファンド、5位はUBS中国新時代株式ファンド(年1回決算型)。

先月に続き中国ブーム。ほんとう?本国の工作部隊が自国株価下支えのために買い出動していると八方から伝え聞くけれど。

にしても1位から9位まで全部中国かー。最後の逃げ場になるのか、復活の狼煙なのか。

はてさて。

値下がり率ランキング

最後は値下がり率ランキング。

1位はニッセイJPX日経400アクティブファンド、2位はジャパン・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)、3位はJPMグローバル医療関連株式ファンド。4位はグローバル・メガピース、5位はジャナス米国中小型成長株ファンド(年4回決算型)。

前回大ブームだった(下落のね)トルコ株は影も形もなくなってた・・。

相変わらず激しい。

で。ちょっと場違い感というか、JPX日経400が何で1件だけ紛れているのだろうと思ったら。ニッセイJPX日経400アクティブファンドって、インデックスに見えて配当利回り29.57%の化け物ファンド。

どういうこと?

んーんー。

ちょっと整理。

まず主要な国内の株価指数はいくつかあって、並べて見るとこんな感じ?

名称算出方法銘柄数説明
TOPIX(東証株価指数)浮動株時価総額加重2155日本の株式市場を広範に網羅。
1968年1月4日の時価総額を100とし、その後の時価総額を指数化。
JPXプライム150浮動株時価総額加重150東証プライム市場を対象に、財務実績に基づく「資本収益性」、
将来情報や非財務情報も織り込まれた「市場評価」の2観点から銘柄を選定。
JPX日経400浮動株調整時価総額加重型
(上限1.5%キャップ)
400JPX総研及び日本経済新聞社が算出。
対象は東証のプライム・スタンダード・グロース市場の普通株式。
財務・流動性・時価総額・ガバナンス観点から銘柄をスコア化し銘柄を選定。
日経平均株価銘柄の株価合計÷銘柄数225日本経済新聞社が算出する株価指数。
日経225とも呼ばれる。
東証プライム市場から流動性、セクターバランスを考慮し225銘柄を選出。
日本の主要な株価指数一覧(2024年2月19日現在)

日経平均株価(日経225)だけ算出方法が異なる感じで、あとは銘柄数くらいの違いかなと思ったけれど・・。

結構別物だ。

米国になぞると、TOPIXが全米、JPXプライム150がS&P500っぽくは見えるかな。

市場規模が違うので銘柄数は異なるけれど。

一見するとS&P500に銘柄数が近いJPX日経400が近そうにも見えるものの、S&P500が大型株を条件に入れているのに対して、JPX日経400はいわゆる中小型株も含んでいる感じになるので、2つは別カテゴリーに思える。

JPXプライム150は2023年7月3日から計算を始めた株価指数で、まだ投資信託とかも出回っていないのかな?確かiFreeシリーズで運用が開始されたような気がする。(株価のせいで一部の会社に資金が流れ込んでいるだけの〇ソ指数のなんとか225とか、やる気のないプライム銘柄を淘汰して価値を見出すんだニュー株価指数!な振れ込みだったような・・。)

えーっと、

・・・。

これか。

iFree JPXプライム150ってお名前で投資信託もスタートしてて。純資産総額も23憶?結構いい感じに資金が流入している。

特集ページも用意されているね。このへんのフットワークの軽さは流石の大和さん。シンヨウガー、ジッセキガー、ウンヨウネンスウガーとか騒いでる(ばきゅーん)とは違う。

新商品をどこよりも早く出して利益に結び付けていく姿勢は本当にスゴイと思う。

今度調べてみよう。

JPXプライム150、気になってるんだよ。国内にはとてもよい企業が沢山あるのに、インデックス化した時に数値があがらないから国内の企業が全部だめ、この国は全部だめって言われてるの。トワナナさんは違うと思う。

・・・。

ああええと、横道にそれちゃった。

なんだっけ?

JPX日経400、そうだ。

ニッセイJPX日経400アクティブファンドっておかしくない?ってお話で。まずはJPX日経400を調べようと思って、他の国内主要株価指数を調べてたんだった。

んー。

つまりは東証に上場する銘柄からイイ感じの銘柄にスコア付けして、400銘柄を浮動株時価総画加重でウエイト付けした株価指数だよね、JPX日経400って。

それでなんで配当利回り29.57%になるの?

やっぱり、ファンドの方をみないとわからんち。

・・・。

ニッセイさんの公式に目論見書があるよね・・と。

こんな感じ。

ニッセイJPX日経400アクティブファンドとは
  • ニッセイJPX日経400アクティブマザーファンドへの投資を通じ、信託財産の中長期的な成長を図る
    • JPX日経インデックス400(配当込み)を上回る投資成果を目指す
    • JPX日経インデックス400構成銘柄に限定せず、採用が見込まれる銘柄も投資対象とする
    • 対象の銘柄より経営効率に優れ収益成長率を有する銘柄を抽出
    • ファンダメンタルズ分析により割高銘柄を除外
    • リスクコントロール観点から組み入れ銘柄・投資ウェイトを決定
    • 組み入れ銘柄は30から50銘柄程度、同一銘柄のウェイトは10%を上限とする
  • 商品分類(型:追加型、地域:国内、資産:株式)
  • 属性区分(資産:その他、決算:年2回、地域:日本、形態:ファミリーF)
  • 信託期間は2044年1月25日まで、信託報酬は純資産総額に対して年率1.584%

むう。

ベンチマークであり、抽出元の多くをJPX日経400から持ってくるという部分から「JPX日経400」を名前に入れているの?いいの、それ。

あー。あれか、S&P500配当貴族指数みたいな感じ?別にS&P500を採用したインデックスでないけれど、S&P500の銘柄から抽出するので名前にS&P500を付けときましたみたいな。

ファミリーです(どや。

みたいな?

でもこっちはJPX日経400に採用されていない銘柄も選べるって書いてあるし。何だろうこの、箔をつけるために名前を借りています感。もやもやする。

そいえばどこかで読んだけれど、商品分類の「追加型」というのは、あとでポートフォリオに商品を追加してもよいタイプのことを指しているとかで。

申請後にスキにやってもルール違反になりませんよということだそうな。(申請は必用みたいだけれど、わざわざ償還して作り直す手間はないのだとか。)

本当かどうかはちょっと記憶があいまい。

知れば知る程金融機関って(ずきゅーん)。

はぁ。

でも、ここまで見た限りでは配当を出すような要因は特に見当たらないようにも。配当銘柄を集めてランキングしたりスコア化してウェイトをかけているでもなし。

はて。

この作りでどうして配当が出るのだろうか。

マンスリーレポートを読んでみよう。

ええと、騰落率はこんな感じで。

項目1ヵ月
(%)
3ヵ月
(%)
6ヵ月
(%)
1年
(%)
3年
(%)
設定来
ファンド8.816.010.832.343.3209.0
ベンチマーク7.914.410.832.951.4162.9
差異0.91.50.0▲0.6▲8.146.1
基準価格騰落率(税引き前分配金再投資/2024年1月末付け)

割と健闘しているようにも、長期でなら46%上なのだから充分スゴイ。

配当の数字もあったので並べるとこう。

項目時期金額
第14期2021年1月1,800円
第15期2021年7月0円
第16期2022年1月0円
第17期2022年7月0円
第18期2023年1月100円
第19期2023年7月2,200円
第20期2024年1月1,200円
直近1年累計3,400円
設定来累計額12,200円
分配金の推移(1万口あたり、税引き前/2024年1月末付け)

結構出している感。

でも基準価格は10,000円を割っていないので、出せない時には出さないで、元本割れはしていないという理解でよいのかな。

次は市場別組み入れ比率。

市場区分銘柄数比率
東証プライム39100.0%
東証スタンダード0
東証グロース0
その他0
合計39100.0%
市場別組み入れ比率(対組み入れ株式評価額比/2024年1月末付け)

おおう・・汗。

プライムの39銘柄集中投資ですかいっ!そいえば50から30銘柄でポートフォリオを組む的に目論見書に書いてあった。

これ、超特化型のファンドなのか。

うーんうーん。

次がROE(株式資本利益率)比較。

項目収益率(%)
ファンドの組み入れ銘柄平均15.9
JPX日経インデックス4008.8
日経平均株価6.7
TOPIX8.2
ROE(株式資本利益率)比較(2024年1月末付け)

ほー。ROEは倍近くよい数字。これだけ見ると「いいんじゃない?」って気もしてくる。

そして日経平均株価のダメっぷりが目に付く。非人道服屋と投資銀行を肥えさせるための株価指数デスカラネ・・。

あ、そうか。ここに挙げている株価指数の中ではJPX日経400が一番ROEがよくて、それをベンチマークにするというのは一番上を目指しているよってことでもあるのか。

ふむり。志は高い。

酷いこと書いてゴメンヨ。

・・・。

次が組み入れ上10業種。国内の主要産業やいかに?

順位業種ファンドの
組み入れ比率
(%)
ベンチマークの
組み入れ比率
(%)
1電気機器32.717.7
2銀行業11.26.1
3卸売業10.18.2
4医薬品8.35.6
5情報・通信業7.38.7
6化学5.76.8
7保険業5.13.1
8サービス業4.43.4
9輸送用機器3.46.6
10精密機器2.92.9
組み入れ上位10業種(2024年1月末付け)

えーっと。ベンチマークと比べて電気機器が突出して高くて。

あとは・・。

銀行、卸売業、医療品も高めで。輸送用機器、情報・通信業、科学がちょっと低め?これ下位に何が並んでいるかでちょっと見え方が変わりそうな気もする。

電気機器ってなんだろう。時期的に半導体関係とか?

あと、ベンチマーク側はランキング下位にも広く分散されている感じに見えるかな。

で。

マンスリーレポートもそろそろおしまい。

組み入れ銘柄はどうなっているかというと。

順位銘柄業種ファンドの
組み入れ比率
(%)
ベンチマークの
組み入れ比率
(%)
1日立製作所電気機器6.91.8
2三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行業6.91.7
3キーエンス電気機器5.21.3
4東京海上ホールディングス保険業5.11.5
5リクルートホールディングスサービス業4.41.8
6三井住友フィナンシャルグループ銀行業4.31.7
7丸紅卸売業4.10.9
8ソニーグループ電気機器3.61.5
9伊藤忠商事卸売業3.51.8
10信越化学工業化学3.51.8
組み入れ上位10銘柄(対組み入れ株式評価額比/2024年1月末付け)

うおー。こうきたかー。

これ、スキかも。

こういうのでいいんだよを体現したポートフォリオ。アクティブここにありけりだなぁ・・。

ファンドの状況を書いた文字のレポートの方によると、ルネサスエレクトロニクスも保有しているみたい。確かルネサスはスゴイことになってなかったけ。どこだったかの大型案件を受けることが決まって急騰していた記憶。

レポートによれば主要株主の株式売却を要因として下落と書かれているけど。

ふむー。

あと、当面の材料が乏しいと判断されたバンダイナムコホールディングスを全売却し、低価格帯領域で活躍するZOZOを買っておいたって書いてある。

どこのブループロトコルが大赤字なんですか?わかりません。

・・・。

うーん。マンスリーレポートも眺めてみたものの。

配当利回り29.57%の理由はぼんやり。

ただ、銀行、商社が名を連ねている感じ。相当な額の配当は出ているとはわかる。組み入れ下位の方に海運業とか入っていれば、配当額に火柱あがるだろうし。

手堅い作りだなー、全39銘柄プライムの特化運用かー。

たのしそうだなー。いいなー。

JPXプライム150のインデックスと並べてニヤニヤしたらたのしげだなー。

あ。

わかった。

このファンドが下落率でトップなのって、パフォーマンスが悪いからじゃなくて。配当を出したから?2024年1月決算で、配当で1万口あたり1,200円だから単純に12%近く下がってるよね。

ファンドは配当を出す方と、ファンド内で再投資を行う(資産成長型)の2種類があって。今日時点で配当を出す方の基準価格11,805円で、資産成長型の方の基準価格は25,250円みたい。

純資産総額は配当を出す方が10倍以上高い・・。うん、気持はわかる。うひ。

・・・。

おつかれさまでした。

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